経営の健全性・効率性について
・収益的収支率が100%を割り込んでおり、経営上赤字であり、料金収入が収支全体の1割程度にとどまり、大半を一般会計繰入金に頼る状況で、今後十数年は、同じ状況が続き経営の健全化までは程遠いと思われる。・収益的収支比率が低く、一般会計繰入金に頼る状況にある。経費回収率が類似団体と比較しても低い水準であるため、適正な使用料の確保や汚水処理費の削減に取り組み、経営改善を図っていく。
老朽化の状況について
・比較的施設が新しく、当面更新・改良の予定はないが、将来の更新投資を見据え、計画的な維持改修に取り組んでいく。
全体総括
・施設は新しいが、経費回収率が低く、整備した施設が現状では適切な水準の料金収入に結びついていない、さらに普及率も52.7%と道半ばであるため、今後の投資のあり方をみなおす必要がある。・経営改善に向け、経費回収率の向上を目指し、使用料の見直しなど、適正な使用料の確保に努める。また、接続率の向上や今後の更新投資のあり方を検討し、引き続き経営改善に取り組んでいく。