2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度
基準財政需要額が5.3%の増となったが、基準財政収入額も5.3%の増となり、平成26年度単年度における基準財政収入額/基準財政需要額の数値は横ばいの0.42となった。これにより、過去3カ年の平均は0.42となっている。
物件費及び公債費等の増により、経常経費充当一般財源が2.8%の増となったが、財政調整交付金や特別区税等の増により、歳入経常一般財源も5.1%の増となったため、経常収支比率は1.8ポイント改善した。
平成24年度より実施された国家公務員の給与減額措置について措置期間(2年間)が満了したことに伴い、平成25年度はラスパイレス指数が低下し、国の給与水準に近づいたが、昇給査定が「極めて良好」及び「特に良好」の場合の昇給号給数が国よりも低いため、平成26年度はラスパイレス指数がさらに低下した。
保育園及び学校の調理・用務業務の委託化、学童クラブ運営業務の委託化などのアウトソーシングや区施設における指定管理者制度の積極的活用など、公共サービスの民間開放を中心に、平成21年から平成26年までの5年間で117名(3.37%)の職員定数を削減した。一方、増加を続ける生活保護受給世帯への対応をはじめ、少子高齢化や地方分権への対応、学校の改築・改修など、行政需要が拡大している。
計画的な起債発行に努めていることで地方債現在高は減少してきており、また、土地開発公社の土地の買戻しや一部事務組合の起債の償還も進んできていることから、債務負担行為に基づく支出予定額や組合等負担見込額も減少してきている。これらの要因により将来負担比率は生じていない。
臨時福祉給付金、予防接種及び放課後対策事業等にかかる経費の増により、物件費は7.3%の増となったが、経常一般財源も2.5%の増となったため、比率は同数値で推移した。
臨時福祉給付金、私立保育所保育措置費及び生活保護措置費等の増により、扶助費は3.1%増加したものの、歳入経常一般財源も5.1%の増となったため、比率は1.1ポイント減少した。
道路整備事業起債や住民公募債の満期一括償還により、比率は0.4ポイント増加した。今後は、小・中学校を含めた公共施設の更新が本格化することから、地方債残高が増加することが確実だが、引き続き計画的な起債発行に努め、後年度負担の増大を抑制していく。
千代田区 中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区