奥尻町：特定環境保全公共下水道

経営の健全性・効率性について

①４年前からぼぼ100％を維持しており、健全な経営状態である。④類似団体と比較して低い数値で推移しているが、平成24年度からの事業の財源として企業債を充当しており、今後も接続区域拡大等の事業を行うため、伸びが推測される。⑤現在は類似団体と比較しても低い数値となっているが、事業の進歩状況により改善が見込まれる。⑥類似団体と比較して高い数値で推移している。⑦類似団体と比較して低い数値で推移しているが、施設の増強により平成27年度より改善が図られている。⑧類似団体を下回る状況が続いていたが、平成27年度の施設の増強により上回ることとなった。今後も接続地域の増加により有収率の上昇が見込まれる。以上のことから、平成29年度以降の計画も勘案し、平成27年度までは類似団体と比較して、概ね健全で効率の良い経営ができているといえる。

老朽化の状況について

特定環境保全公共下水道事業の管路については、法定耐用年数が経過するまで期間があるが、平成27年度に接続地域の増加により管渠改善率が突出している。平成28年度以降は、施設の長寿命化の計画策定を行い、さらなる老朽化対策を進めている。

全体総括

当町の特定環境保全公共下水道については、接続区域の拡大を図るための事業を平成24年度から平成32年度まで予定している。今後は、管路の延長、施設の長寿命化により改善が図られる見込みとなっている。