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地方財政ダッシュボード

兵庫県西宮市の財政状況(2021年度)

兵庫県西宮市の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

西宮市水道事業末端給水事業工業用水道事業工業用水道事業病院事業中央病院下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

市税収入の減や、基準財政需要額に臨時経済対策費・臨時財政対策債償還基金費が算入されたことなどにより、令和3年度の単年度指数は前年度に比べ0.042ポイント悪化した。なお、本市においては市民一人あたりの市税収入が他市より多いことから、依然として、類似団体平均より比較的高い水準となっている。

経常収支比率の分析欄

扶助費や物件費などの経常的な経費に要する一般財源が増となったが、それ以上に地方消費税交付金などの経常一般財源が増となったことにより、令和2年度と比べ3.6ポイント改善した。しかしながら、依然、人件費が高い水準にあることから、類似団体に比べ硬直化した財政構造となっている。引き続き内部管理経費及び事業・施策の見直し等により歳出の抑制を図るとともに、歳入の確保に努め、一層の改善を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

退職手当を除いた人件費は、共済費の引上げや、新型コロナウイルス感染症対策に伴う超過勤務手当の増などにより前年度と比べ増となった。物件費等は新型コロナワクチン接種事業の実施などにより、前年度と比べ増となった。人件費が類似団体平均を上回っている要因としては、市立高等学校を有していることや学校給食事業を直営で行っていることなどにより人件費総額が高いことが考えられる。物件費等においては、市営住宅等の維持管理経費や、学校給食の公金化の影響などにより物件費等の総額が高いことが考えられる。今後も類似団体平均を上回る経費については適正な運営となっているか分析を進める。

ラスパイレス指数の分析欄

平成29年度に、職務給の原則をより一層徹底した給与制度への見直しを実施しており、給料水準を抑制する効果のある給料表の導入等を行い、水準是正を図っている。今後も市民に理解される給与水準となるよう努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成11年度以降、2次にわたる行財政改善実施計画など、継続して職員数の抑制に取り組んでおり、令和4年4月1日における職員数(3,856人)は平成11年4月1日(4,140人)に比し、284人減員となっている。近年、行政需要の増大に対応するため、増員の傾向であるが、今後も引き続き事務事業や事務執行体制の見直し等により、業務量に見合った適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

震災復興に係る市債の償還が順次終了し、公債費負担が減少傾向にあったことから、類似団体平均を下回っているが、令和元年度以降は上昇傾向にある。今後は公共施設の老朽化対策などの投資的経費の増大によって多額の市債発行が見込まれているため、公債費は増加傾向で推移することが予測され、それに伴い比率が悪化することが考えられる。

将来負担比率の分析欄

震災復興事業に係る市債の償還が進んでいる一方で、十分な投資的事業が行えていなかったことで市債発行額が抑制されていたことや、下水道事業などの公営企業債等繰入見込額が減となっていることから、将来負担額はこれまで減少傾向で推移してきた。今後の推移については、公共施設の老朽化対策などによる投資的経費の増大によって、多額の市債発行が見込まれるため、地方債残高は増加に転じることも想定される。それに伴い、将来負担比率も現状より悪化することも考えられる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

経常的な経費としての人件費の額は、近年は人事院勧告に準じた給与改定に伴う給料や期末勤勉手当の増、共済費の増などにより、増加傾向にある。平成29年度より職務給の原則をより一層徹底した給与制度に見直し、給料水準を抑制する効果のある給料表を導入しており、今後も引き続き給与水準の適正化に努めるとともに、事務の効率化や適正な定員管理を進めながら総人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

行政需要の増大に伴って増加傾向で推移しているが、比率は類似団体平均と比較してやや低くなっている。これは他団体より直営部門が多く、委託料が少なくなっているためと考えられる。今後も引き続き事業の見直しに取り組み、経費の節減に努める。

扶助費の分析欄

本市は生活保護受給者の割合が類似団体平均と比較して低いが、利用児童数の増に伴う保育施設等への給付費の増や、障害者介護給付費等の増の影響により、比率は前年度に引き続き類似団体平均を上回っており、今後も比率は上昇傾向で推移するものと考えられる。

その他の分析欄

本市のその他経費は増加傾向であるが、これは主に高齢化の進展により、介護保険・後期高齢者医療事業への繰出金が増加傾向にあるためである。なお、平成30年度以降、維持補修費が増となっているが、これは、従前は物件費に計上されていた経費のうち、施設の効用を維持するために必要となる点検、補修、修繕に係る経費を、維持補修費に計上することとしたためである。

補助費等の分析欄

本市の補助費等は増加傾向にあるが、令和3年度においては高齢者交通助成金事業を別事業へ見直したことなどにより、比率は前年度に比べ0.4ポイント低下した。

公債費の分析欄

震災復興に伴い多額の市債を発行したため、類似団体平均と比べて高くなっていたが、平成16年度に負担のピークを迎えてからは減少傾向で推移しており、平成28年度から類似団体平均を下回る値となっている。令和3年度においては借換対象額の減や土木債の償還の一部が令和2年度に完了したこと等により、比率は前年度に比べ1.0%減少した。今後は公共施設の老朽化対策などの投資的経費の増大によって多額の市債発行が見込まれており、公債費が増加していくと予測している。

公債費以外の分析欄

類似団体平均と比較し高くなっているのは人件費に係る経常収支比率が高いためであるので、今後も引き続き給与水準の適正化に努めるとともに、職員数の適正管理により、総人件費の抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

実質単年度収支は平成21年度以降、平成26年度を除いて黒字となっていたが、平成30年度、令和元年度においては赤字となった。しかし、令和2年度においては、用地の先行取得にかかる土地開発公社貸付金の返還等により黒字となり、令和3年度は臨時経済対策費、臨時財政対策債償還基金費が基準財政需要額に算入されたことによる地方交付税の増により黒字となった。また、収支の改善により財政調整基金の残高は増加に転じることとなったが、今後は公共施設の老朽化対策などの経費が増大していくことが想定されるため、財政基金の活用を見込んでいる。今後の財政運営については、社会情勢の変化に的確に対応するとともに、将来にわたって安定的な財政運営が行えるよう、施策・事業の一層の見直しを図り、必要な財源の確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

令和元年度まで単年での資金不足が生じている病院事業会計を除いて、実質赤字は発生していない。病院事業会計に対しては平成28年度に一般会計より長期貸付を行うとともに、平成30年度、令和元年度、令和2年度には補助金を交付することで資金不足を圧縮しているが、令和2年度・令和3年度については空床補償による国県補助金により、実質黒字を確保している。今後の推移については、病院事業会計において資金不足額が生じることが懸念され、水道事業会計においても給水量の減少が見込まれるため、経営状況は厳しくなると想定される。さらに一般会計においても、これまで減少傾向だった公債費は今後増加傾向で推移することが予測され、また扶助費等の社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策などの投資的経費の増大が見込まれることなどから、厳しい財政運営が想定される。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

実質公債費比率の分子の額は増加傾向で推移していたが、令和3年度決算において減少に転じた。主な要因としては、地方債の元利償還額及び下水道事業に係る地方債償還額に対する繰出金が減少したことがあげられる。今後は公共施設の老朽化対策などの投資的経費の増大によって多額の市債発行が見込まれており、公債費が増加傾向で推移することが予測され、それに伴い実質公債費比率が悪化することが考えられる。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担比率の分子の額は減少傾向である。これは、震災復興事業に係る市債の償還が進んでいる一方で、投資的事業が十分に行えていなかったことで、市債発行額が抑制されていたことにより、地方債現在高が減となっていたためである。令和3年度においては債務負担行為に基づく支出予定額の増があったものの、財政基金や都市計画事業基金などの充当可能財源の増により、将来負担比率の分子の額は減となっている。今後の推移については、公共施設の老朽化対策などによる投資的経費の増大によって、多額の市債発行が見込まれるため、地方債残高は増加に転じることも想定される。それに伴い、将来負担比率も現状より悪化することも考えられる。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)・西宮市都市計画事業基金に令和2年度における歳入決算額と都市計画税充当額との差額である23億円、西宮市財政基金に令和2年度決算における一般会計の実質収支額の2分の1である24億円を積立てたこと等により、基金全体としては55億円の増加となった。(今後の方針)・西宮市公共施設保全積立基金や西宮市財政基金を活用して、学校施設をはじめとした公共施設の老朽化対策に取り組んでいくため、減少していくと予測している。

財政調整基金

(増減理由)・令和2年度決算における一般会計の実質収支額の2分の1である24億円を積立てたことによる増加。(今後の方針)・今後は公共施設の老朽化対策や、社会保障関連経費の伸びなどにより、多額の収支不足が見込まれていることから基金残高の減少を予測しているが、財政の健全化を損ねないよう基金残高の維持に努めていく。

減債基金

(増減理由)・県への令和3年度上半期分における災害援護資金の償還のために基金を取崩したことによる減少。(今後の方針)・繰上償還等に備えて、一定の基金残高を維持するよう努めていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・西宮市都市計画事業基金:都市計画事業又は土地区画整理事業・西宮市公共施設保全積立基金:公共施設の修繕又は改修(増減理由)・西宮市都市計画事業基金:令和2年度における歳入決算額と都市計画税充当額との差額である23億円を積立てたことによる増加・西宮市公共施設保全積立基金:公共施設の計画的な修繕・改修のための財源確保と、事業費の年度間の平準化を図るため、令和2年度決算における一般会計の実質収支額の20%に相当する額である9億円を積立てたことによる増加。(今後の方針)・西宮市都市計画事業基金:令和3年度における歳入決算額と都市計画税充当額との差額である33億円を令和4年度に積立てる。・西宮市公共施設保全積立基金:公共施設の計画的な修繕・改修のための財源確保と、事業費の年度間の平準化を図るため、前年度決算剰余金の20%又は6億円のうち、高いほうの金額を毎年積立て、取崩については運用基準に基づき充当を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体と同様年々上昇傾向にあるものの、数値は類似団体平均より高い水準となっている。平成28年度に策定した西宮市公共施設等総合管理計画において、建築系公共施設の施設総量(延床面積)を令和44年度までに20%以上削減するという目標を掲げており、老朽化した施設の集約化・複合化や更新・除却を進めている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は令和2年度に比べて135ポイント低下し、類似団体よりも低い水準となっている。低下となった主な理由としては、財政基金や都市計画事業基金などの充当可能基金が増となったことによる分子の減少要因である充当可能財源の増加や、普通交付税において基準財政需要額に臨時項目が追加された影響などによる分母の増加要因である経常一般財源等の増加が挙げられる。今後は、公共施設の老朽化対策などに伴う多額の市債発行により、数値の悪化が懸念される。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は年々低下傾向で類似団体と比べ低い水準にあるが、有形固定資産減価償却率は年々上昇傾向で類似団体と比べ高い水準にある。その要因としては、これまで投資的事業を抑制してきたことによって施設の老朽化が進んでいることが挙げられる。また、有形固定資産減価償却率が高い主な施設としては体育館・プールや一般廃棄物処理施設などが挙げられる。体育館については中央体育館の再整備に向けて計画を進めているところであり、また、一般廃棄物処理施設については西部総合処理センターの耐用年数が経過した機器等について順次更新を予定している。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率はともに類似団体平均より低い水準にあり近年低下傾向となっていたが、実質公債費比率については令和元年度以降は上昇傾向にあり、令和3年度についても前年度に比べ0.4ポイント上昇した。阪神・淡路大震災以降は、震災復興事業にかかる市債の償還が進んだことや、投資的事業を抑制してきたことによって市債の発行額が少なかったことなどから、市債残高及び公債費負担が減少傾向にあった。しかし、令和3年度においては、都市計画関連事業の地方債償還額及び下水道事業に係る地方債償還額に対する繰出金が減少したことにより、特定財源の充当額が減となったため、実質公債費比率が上昇することとなった。今後も公共施設の老朽化対策などに多額の市債発行を要することで、市債残高や公債費が増加傾向で推移することが予測され、それによって将来負担比率や実質公債費比率が悪化することも考えられる。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

兵庫県西宮市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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