事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 西宮市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 工業用水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | 小規模 | 契約水量 | 17,127m³/日 |
| 一日平均配水量 | 9,966m³/日 | 一日配水能力 | 47,000m³/日 |
| 導水管延長 | 21,475m | 送水管延長 | 0m |
| 配水管延長 | 42,265m |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和4年度に実施した契約水量の見直しに伴い給水収益が減少したことで、①経常収支比率・⑤料金回収率が低下したが、令和6年度の料金改定によって100%を上回る水準に改善した。また、委託費の増等に伴い⑥給水原価が増加しており、平均値より高くなっている。④企業債残高対給水収益比率は、企業債償還が進んでいるため、平均値を大きく下回っている。また、③流動比率は、平均値よりも非常に高くなっており、今後の施設更新に対して一定の自己資金を確保できている。経営の効率性については、水需要の減少により施設規模が過大になっており、⑦施設利用率・⑧契約率が低くなっているため、施設更新の際には水需要に応じた施設規模にダウンサイジングを図っていく必要がある。
老朽化の状況について
事業開始から50年以上が経過しており、浄水場をはじめ多くの施設・管路が更新時期を迎えているため、①有形固定資産減価償却率・②管路経年化率が高く、施設・管路ともに老朽化が進んでいる。しかし、施設を全面更新すると多額の費用がかかり、料金単価が大幅に増加する見込みであるため、老朽化と料金単価増加、需要者の意向を踏まえつつ双方の観点を考慮して今後の整備方針を決定していく必要がある。
全体総括
相次ぐ大口需要者の撤退及び契約水量の見直しなど、水需要の低下により料金収入の減少が続いていることから、令和6年4月1日に料金改定を実施した。これにより、令和10年度までは現行料金で事業運営する方針であるが、令和11年度以降については、施設更新に伴う減価償却費のさらなる増等が見込まれるため、これからの経営の健全性には注意が必要である。施設規模が過大になっており、老朽化も進んでいるため、今後はダウンサイジング及び老朽化対策に向けた施設整備を検討していく必要があるが、全面更新すると大幅な料金単価増加となるため、需要者の意向を踏まえつつ今後の整備方針を検討していく。
経営状況
収支構造
総額3.8億円
総額3.2億円