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地方財政ダッシュボード

東京都中野区の財政状況(2014年度)

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

類似団体の平均を下回る状況で、近年横ばいで推移している。基準財政収入額が前年度に比べ5.3%の増となったが、基準財政需要額も7.1%の増となり、平成26年度単年度における基準財政収入額/基準財政需要額の数値は0.48となった。今後も歳出抑制と歳入確保に努めるとともに、「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」に基づいたまち活性化戦略を着実に推進していく。

経常収支比率の分析欄

平成26年度は、特別区税などの歳入経常一般財源等の増加により、前年度に比べ5.9ポイント下回った。一方、平成23年度から大規模公園用地の分割取得に伴う公共用地先行取得等事業債の償還が続いており、平成27年度も同様であるため、高い状況が予想される。また、少子高齢化の進展により、今後も経常収支比率は高まることが予想される。柔軟な財政運営の確保に向けて、経常経費について一層の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

委託費の増などにより物件費は増加したものの、退職者数や職員数の減により、人件費は前年度に比べ減少し、類似団体の平均を下回っている。今後も執行方法の見直しなど事業の効率化を進めることにより、コストの低減を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

平成25年度は前年度に比べ8.4ポイント下回っているが、これは平成23、24年度に実施した国家公務員の給与減額支給措置が終了したためである。平成26年度は職員給与の改定等により前年度と比べ1.3ポイント下回り、類似団体の平均となった。今後も給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

PDCAサイクルに基づく事業の効率化や民間活力の導入により、人口千人当たりの職員数は毎年減少し、類似団体の平均を下回っている。今後も執行体制の効率化に努めるとともに、人材育成ビジョンに基づく職員の育成を図り、少数精鋭組織の職員体制を推進していく。

実質公債費比率の分析欄

平成26年度の実質公債費比率(単年度)が4.1となったことにより、前年度の実質公債費率と比べ0.8ポイント下回った。しかし、平成23年度からの大規模公園用地の分割取得に伴う公共用地先行取得等事業債の多額な償還が続いており、平成27年度も同様であるため、高い状況が予想される。今後も、起債の活用にあたっては、一般財源に占める実質的な公債費の割合(公債費負担比率(中野区方式))を上限10%程度とする方針を遵守していく。

将来負担比率の分析欄

財政調整基金などの増により、充当可能基金が89億円の増加となった。地方債の残高、債務負担行為に基づく支出予定額、退職手当の支給予定額等の合計である将来負担額より、充当することが可能な基金などの充当可能財源等が大きいため、将来負担比率は算出されず、財政の健全化を保っている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

計画的な職員数の削減、年齢構成の変化、及び退職者数の減などにより、支出額は減少し、人件費に係る経常収支比率は下がってきているが、依然として類似団体の平均を上回っている。今後も効率的な事業執行等に取り組み、人件費の適正化に努める。

物件費の分析欄

学童クラブ・キッズプラザの運営委託費の増などにより支出額は増加したものの、分母である歳入経常一般財源等が特別区税や特別区交付金(都区財政調整交付金)の増により増加したため、物件費に係る経常収支比率は前年度に比べ0.5ポイント減少し、類似団体の中で最小となった。今後も効率的、効果的な事業執行に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、前年度より0.2ポイント減少し、類似団体の平均も下回っているが、臨時福祉給付金や生活保護費、児童の保育委託経費などの増により支出額は増加している。近年の社会経済状況をみると今後も増加が予想されるため、適切な執行に努めていく必要がある。

その他の分析欄

各特別会計に対する繰出金は増加しているが、分母である歳入経常一般財源等の額も増加したため、その他経費に係る経常収支比率は前年度と同様となり、依然として類似団体の平均を上回っている。今後も保険料の収納率向上に向けた取り組みを強化し、特別会計の健全性が高まるように努めていく。

補助費等の分析欄

前年度に比べ0.3ポイント減となり、引き続き類似団体の平均を下回っている。今後も必要性等の見直しを行い、適正な事業運営に努めていく。

公債費の分析欄

前年度に比べて公債費に係る経常収支比率は2.1ポイント減少しているが、平成23年度から大規模公園用地の分割取得に伴う公共用地先行取得事業債の多額な償還により、類似団体の中で最大となっている。平成27年度も同様の償還があるため、高い状況が予想される。今後も、起債の活用にあたっては、一般財源に占める実質的な公債費の割合(公債費負担比率(中野区方式))を上限10%程度とする方針を遵守していく。

公債費以外の分析欄

前年度に比べて3.8ポイント減少し、類似団体の平均を下回っている。今後も事業の見直しや効率化により、行政サービスの向上を図るとともに、適正な事業運営に努めていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

計画的な積立により、財政調整基金残高は年々増加している。平成26年度は、単年度収支の増や財政調整基金の取り崩しを行わなかったことなどにより、実質単年度収支額は50億円の黒字となった。地方税の一部国税化により、今後は特別区交付金(都区財政調整交付金)については減収が見込まれる中、安定した財政運営を行うために、計画的な積立と繰入を行い財政の健全性を図るよう努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

標準財政規模に占める実質収支額の割合は、全ての会計において黒字となっており、財政状況は健全である。また連結実質赤字比率は、平成19年度の制度創設以来、全ての会計において実質赤字額及び資金不足額が発生していないため、算出されていない。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

実質公債費比率の分子のうち大きな割合を占める元利償還金は、平成23年度に大幅に増加し、高い水準で推移している。これは、大規模公園用地の分割取得に伴う公共用地先行取得等事業債の多額な償還が続いているためである。平成26年度は区債元金償還金の減などにより、前年度と比べ3億円減少となった。一方、算入公債費等は3億円の増となり、実質公債費比率の分子は7億円の減少となった。今後も、起債の活用にあたっては、一般財源に占める実質的な公債費の割合(公債費負担比率(中野区方式))を上限10%程度とする方針を遵守していく。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

将来負担額は、地方債の現在高が増となったものの、債務負担行為に基づく支出予定額が土地開発公社から区が用地を取得したことによる減などにより、10億円減少した。充当可能財源等は、充当可能基金が財政調整基金などの増により63億円増加した。このため、平成26年度も将来負担額より充当可能財源等が上回り、将来負担比率の分子は、前年度と比べ72億円減少した。今後も世代間の公平性に配慮し、将来を見越した計画的な地方債発行と基金への積立を行い、健全な財政運営を行っていく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,