収益等の状況について
数値上は、基金(積立金)の取り崩しにより100%を維持しているが、その基金残高も減少し続けている状況にある。施設の稼働率も低く、収益性も乏しい状況にあるため、現状のままで経営を維持するには、独立採算は厳しい状況である。
資産等の状況について
築45年以上が経ち、施設の老朽化が顕著である。今後も大規模な改修が必要であり、維持修繕費が嵩む一方である。
利用の状況について
全体的に宿泊の需要が低下しており、施設単体での誘客ではなく、エリア全体での誘客促進を図る必要がある。
全体総括
平成28年度から施設のあり方検討委員会を立ち上げ、今後の方向性について検討を進めている。施設の老朽化や利用者ニーズの変化、利用形態等の課題を整理しながら、周辺環境、他施設との差別化等、経営改善・改革に向け検討を重ねている。