収益等の状況について
・収益的収支比率について、コロナ禍の中でも規制緩和、また県民割等で利用者が増加となった。・定員稼働率についても増加傾向に繋がっている。・売上高人件費比率は、ほぼ横ばいであるが、今後の人員配置も継続して見直しを図る必要がある。
資産等の状況について
当該施設は昭和44年に建築され、築53年が経過している。施設は確実に老朽化が進んでいるため、今後は、施設のあり方を含め、施設の計画的な更新等の検討が必要である。
利用の状況について
宿泊客数動向としては、上昇傾向であり、今後も指定管理者のより一層の経営努力をお願いすると共に、近隣の宿泊施設と協力して地域一帯となり、サービス向上、宿泊、休憩利用の需要を開拓し、利用者増加を目指す取り組みが必要である。一方でコロナ禍の影響は顕著であることから、今後はウィズコロナ・アフターコロナを見据えた施設利用の検討が急務となる。
全体総括
市と指定管理者が協力して地域の観光を活性化させることにより来訪者を増加させ売上増を図る。民間事業者の持つ能力を最大限活用し、創意工夫を凝らした低廉で良質なサービスを提供することで、収益向上を図り、経営健全化を目指す。また周辺地域の観光振興のためにも、市と地域一帯で観光に資する取組みを行っていく。