収益等の状況について
令和2年度に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも、前年度より収益は上がっており、収益的収支比率が114%となっている。他会計補助金比率は0であり、おおむね健全経営が行われていると考えられる。今後は新型コロナウイルスの影響により落ち込んだ宿泊客数を取り戻し、さらなる経営改善に努めていくことが課題である。
資産等の状況について
施設の資産価値を維持し、一層の高度利用の方法を検討していく。
利用の状況について
所在市町村の宿泊客需要が高まっている中、当宿泊施設の客は微増となっている。利用率は比較的高いものの、周辺市町村の宿泊施設と比べても客室数が少ないことが影響しており、高い宿泊需要をさらに受け入れるようにすることが課題である。
全体総括
新型コロナウイルスの影響が長引く中、おおむね健全経営を続けているが、さらに資産価値を高め、コロナ禍以後の宿泊需要を見据えた経営を続けていくことが重要である。