経常収支比率
収益的収支比率
他会計補助金比率
宿泊者一人当たりの他会計補助金額
定員稼働率
売上高人件費比率
売上高GOP比率
EBITDA(減価償却前営業利益)
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収益等の状況について令和5年度決算における各種経営指標について、経営の健全性を示す経常収支比率は98.8%となり、健全経営の水準とされる100%を下回っています。また、他の経営指標についても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の水準まで施設利用者が回復していないことから、前年度からの改善は見られるものの依然として、厳しい状況にあります。今後におきましても、健全な経営に向け、施設の改修や旅行者にニーズに即した宿泊プランの提供など施設利用者の拡大を図るとともに、お客様が安全・安心に利用できるよう施設運営に努めてまいります。他会計補助金は、①役場からの当該施設への派遣職員の人件費、②町が配布する町民保養のための無料入湯チケット利用実績額、③当施設に隣接する町有施設の運営に要する経費(人件費)であり、赤字補填を目的とした一般会計からの繰入金ではありませんが、一般会計からの繰入に依存している運営であることから、今後続く、ブランディングに基づく施設改修、DX化推進事業含め、包括的な経営改善に取り組んで参ります。
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有形固定資産減価償却率
施設の資産価値
設備投資見込額
累積欠損金比率
企業債残高対料金収入比率
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資産等の状況について施設の老朽化に伴う計画的な設備更新が必要です。また、単に修繕するのではなく、新型コロナウイルス感染症の拡大により、団体旅行から個人旅行へと旅行形態の変化を受け、ブランディングに基づいた旅行ニーズに合った施設への改修を進めて参ります。
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利用の状況について施設利用者数は増加傾向にありますが、コロナ以前の水準までの回復に至っていません。清流苑単独での誘客では、限界があることから、自然、食、体験など地域ブランドとタイアップした、滞在型旅行の提供により、利用者を伸ばす取り組みを進めていきます。
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全体総括今年度、大規模改修により令和5年12月11日から令和6年2月29日までの間、休館を実施しました。「Re:FRESH!!」をコンセプトキーワードとしてリブランディング計画を策定し、全職員と共有を図り、このコンセプトの基、サービス内容や商品の検討、職員間のマルチワークに向けた取り組み、業務改善を行い、リニューアルオープンを迎えました。今後は引き続き行う改修工事に加え、DX化を推進し、不足する労働力に対して省力化を図ります。
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