収益等の状況について
※前年度(R2)は、新型コロナの影響によりR2年5月1日からR3年3月31日まで休業①収益的収支比率県民県内旅行(ジモ・ミヤ・タビ)キャンペーン等の効果により、コロナ禍前(R1)の数値を上回っている。②他会計補助金比率施設整備等のため一般会計から繰入を行っているが、前年度より約18%下回っている。③宿泊者一人当たりの他会計補助金額前年度(※)に比べて延宿泊者数が大幅に増加したため、大きく低下している。④定員稼働率コロナ禍前(R1)と同程度まで回復してきている。⑤売上高人件費比率前年度(※)に比べて営業収益が大幅に増加したため、大きく低下している。⑥売上高GOP比率前年度(※)に比べて営業収益が大幅に増加したため、大きく増加している。⑦EBITDA前年度(※)に比べて営業収益が大幅に増加したため、大きく増加している。
資産等の状況について
⑫企業債残高対料金収入比率R01で企業債の償還は終了したところであるが、必要な更新・投資を行うための財源確保に向けた検討は必要である。
利用の状況について
⑬施設と周辺地域の宿泊客数動向えびの市の宿泊者数に占める当施設の宿泊者数の割合は、コロナ禍前と比べても高い水準にある。自然景観に恵まれた立地環境やグランピングの取組等が、コロナ禍における旅行者のニーズに対応できているためだと考える。
全体総括
新型コロナの影響はあるものの、指定管理者の営業努力や県民県内旅行(ジモ・ミヤ・タビ)キャンペーンの効果等もあり、定員稼働率などについてはコロナ禍前の数値まで回復傾向にある。引き続き、指定管理者に対して適切な指導・助言を行うことにより、施設利用者の増加を図るためのサービス向上や収支の改善に取り組む必要がある。