収益等の状況について
H25,28については、設備等の改修工事を実施したことによる支出増、H27,28については、指定管理者納入金を減額したことによる収入減となっている。このことによる数値の変動は、とくに①、⑦にて見て取れる。
資産等の状況について
H11建設当初から設備関係が耐用年数を迎えているため、空調・給湯を中心とした各種設備の更新に係る改修工事をH29に実施予定である。
利用の状況について
H25における市町村の数値が高い理由は不明であるが、H28では熊本地震による修学旅行者のキャンセルが相次いだことが数値が低迷した原因である。さらに、H29以降は、スペースワールドが閉園したことから、さらに宿泊客の減少が懸念される。
全体総括
当該施設経営状況は、ここ数年、設備関係の改修工事を実施し、起債償還も継続しているため支出が大きくなっているが、償還が終了するH32以降からは改善されると考えている。また、当該施設の宿泊者数は、都道府県全体で見ると低い数値だが、定員稼働率は類似施設平均値及びH28全国平均値を大きく上回っている。そのため、施設として小規模ながら、宿泊客の利用率は高いと思われるため、今後も芦屋町の観光の拠点として位置付くよう推進していく。