黒潮町

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地方公営企業の一覧

農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 漁業集落排水施設


収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2021年度)

財政力

財政力指数の分析欄

少子化・高齢化が進み、本町では1人の若者が1人の高齢者を支えるという「肩車型社会」への突入等による生産年齢人口の減少や、農業・漁業など一次産業の所得落ち込みにより、類似団体の平均を下回る状況が続いている。平成28年1月に策定した「黒潮町まち・ひと・しごと創生戦略」により、人口減少の克服と地方創生を実現するため各種施策を行ってきたが、今後、さらなる事業を推進するため、平成30年6月に「黒潮町総合戦略」を策定した。これに基づいた施策を推進していくことで、本町最大の目標である2060年、町人口6,800人の達成に向け、町にとって有益となる各種施策の推進を図る。

類似団体内順位:30/32

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

前年度比較で増額となった普通交付税の交付決定の後に、12月の追加交付があったこと、また、臨時財政対策債の大幅な増額の決定があったことにあわせて、繰越予算を含め、投資的経費(普通建設事業費)が前年度比較で42.5%増であることにより、人件費(職員給)を事業費支弁給に振り替えたことや、地方税(町税)や地方消費税交付金等も前年度比較で増額になったことで、歳入経常一般財源が大幅な増額となった結果、昨年度より8.3ポイント好転している。類似団体と近い値になってきているが、経常収支比率の過度な上昇がないよう、引き続き、歳出削減等の取り組みに努め、行財政構造の改革を推進し、経常経費削減を図っていく必要がある。

類似団体内順位:23/32

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費は人事異動に伴う職員給与費の減のほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた中での官民格差に基づく、人事院勧告による一時金の引き下げが行われたこと等により、前年度より減となった。物件費における委託料や通信運搬費については増額傾向にあるため、次年度以降のランニングコストの注視が必要であり、補助費や繰出金においても同様に増額傾向にあることは課題でとなっている。補助金団体や繰入を行う特別会計自体が、これまで以上に経営努力をしていくことの施策等も一緒に検討していきたい。

類似団体内順位:30/32

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数については、類似団体に近い数値であり、昨年度から変動なしとなっている。引き続き、適切な運用を行い、ラスパイレス指数の上昇抑制を図り、適正な給料水準を保つよう努める。

類似団体内順位:18/32

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

保育所の直営による人員確保や業務増加に伴う人員配置により、依然として類似団体を上回る職員数となっており、昨年度と比べ、0.4ポイント増となった。特に防災対策事業の増加や人口減少に伴う地方創生事業による新たな行政ニーズに対応するため、職員数の削減は厳しい状況に置かれていると考えられる。財政状況をふまえた行政サービスの質と量をより良いものにしていくためにも、職員数をどのようにしていくかは喫緊の課題である。令和4年度以降は、近年注目されているデジタル化の推進や防災対策事業が一定落ち着く時期に突入すると考えられるので、今まで以上に人員削減に努める。

類似団体内順位:27/32

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

近年では、新庁舎建設事業や保育所高台移転事業などの大型事業にかかる元金償還が始まったことにより、例年と比べ、実質公債費比率が増加傾向にある。令和3年度は、平成30年度に借入を行った防災対策事業にかかるハード事業の償還が開始したこともあり、前年より0.4ポイント増となっている。その他、住宅整備事業を実施したため、今後の比率も増加すると予想される。厳密な事業内容の精査をしたうえで必要性を確認するとともに、繰上償還の実施により、実質公債費比率の上昇を抑えていく必要がある。

類似団体内順位:13/32

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

類似団体や全国・県内の市町村と比較しても、数値の良好な状態が続いており、平成26年度より将来負担比率もマイナスとなっている。地方債残高は、新庁舎建設事業や保育所高台移転事業、住宅整備事業など大型事業の地方債借入に伴い増加傾向にあるが、繰上償還による圧縮を図るとともに、有利な地方債を活用することにより、良好な状態を維持していく必要がある。また、旧合併特例事業債の残高が減ってきており、令和7年度までの活用となっているため、この起債を充当してきた継続事業などの財源振替を検討していかなければならない。

類似団体内順位:1/32

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費

人件費の分析欄

人事異動に伴う職員給与費の減のほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた中での官民格差に基づく、人事院勧告による一時金の引き下げが行われたこと等により、前年度よりもさらに低い数値となった。今年度については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が大きいと考えられるが、今後も引き続き、給与水準の適正化を図っていきたい。

類似団体内順位:1/32

物件費

物件費の分析欄

例年の大型事業である避難所環境整備や地籍調査業務委託が一定落ち着いてきており、事業費では昨年度より大幅減となっているが、新規事業の公営塾運営業務委託事業や学校給食センター一部委託の増、これに加えて、情報化推進費における各種システム関連費用や、ふるさと納税寄附金における返送手数料等の経費などについては、大幅な減少が見込めず、依然として類似団体よりも高い数値となっている。全体的な経費の見直しを入念に行い、経常経費の削減に努めたい。

類似団体内順位:31/32

扶助費

扶助費の分析欄

児童福祉に係る扶助費は、保育所が直営であるため、類似団体よりも低い数値を保っており、昨年とほぼ横ばいの数値となっている。令和3年度は、ひとり親家庭医療費助成、障がい者自立支援給付費、小中学生医療費助成の増により、前年より0.1ポイント増となっている。今後も、子どもから高齢者まで住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう、提供するサービスの内容を精査しながら、財政健全化を図っていく。

類似団体内順位:9/32

その他

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率が類似団体を下回っているのは、繰出金の減額が要因だと考えられる。繰出金は昨年度比0.3%減となっており、平成30年度より一部繰出金の削減を改善した効果が近年の数値に反映している。今後も保険料の見直しや健康増進、介護予防の充実を継続的に行っていく必要がある。

類似団体内順位:11/32

補助費等

補助費等の分析欄

補助金等については、コロナ施策である特別定額給付金や感染拡大防止に係る経済支援交付金事業などが減となっている一方、コロナワクチン接種事業などの新たなコロナ施策の充実により、昨年度とほぼ横ばいとなっている。引き続き、国・県の交付金や地方債を活用しながら、行政運営を行っていきたい。

類似団体内順位:5/32

公債費

公債費の分析欄

これまでの大規模事業に充当した地方債の元金償還が開始されたことにより、令和3年度も依然として高い数値となっている。昨年度比は1.8ポイントの減となっているものの、類似団体順位は最下位となっており、今後の起債発行については、より厳密な精査が必要である。しかしながら、今までの繰上償還の実施や有利債の借入によって、将来負担比率は類似団体より低い数値を維持しているところである。今後も引き続き、国や県の補助金等を最大限活用し、新規発行の地方債に注視しながら、健全な財政運営を行っていくことが必要不可欠である。

類似団体内順位:32/32

公債費以外

公債費以外の分析欄

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた中での人件費の減などが大きく影響し、公債費以外については昨年と比べ6.5ポイントと大きく減少している。これを機に、抑えられる経費については引き続き最小限にとどめ、最大の効果を出せるよう、財政の硬直化を回避していく必要がある。

類似団体内順位:2/32

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

目的別に分析すると、総務費が単年度の対応となったコロナ感染症対策事業・特別定額給付金の皆減、商工費が前年度支給された経済支援交付金の皆減、教育費がGIGAスクールにかかる事業費などの減があり、昨年よりも減少している。民生費は住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金や、子育て世帯への臨時特別給付金などのコロナ対応における施策による増、民生費が例年行っている事業に加え、コロナワクチンの接種業務を実施したことによる増、農林水産業費がコロナ対応事業に加え漁業集落環境整備事業の大幅な増、土木費が町営住宅整備事業や道路改良事業等の大幅な増、繰越事業(令和2年度から令和3年度)が多くあったことによる増、消防費が避難道整備や住宅耐震事業、幡多中央消防組合黒潮消防署分担金の増、災害復旧費が道路や河川に対する災害復旧事業の繰越事業(令和2年度から令和3年度)が多くあったことによる増、公債費がこれまでの大規模事業に充当した地方債の元金償還が始まったことによる増などがあり、昨年よりも増加している。令和3年度はコロナ対応における事業の一時的な増減が大きいことが影響し、総務費や民生費には特に大きな乖離が発生している。コロナの影響に限らず、今後も経費を抑えた状態が維持できる部分に対しては継続していきたい。また、公債費については、依然として類似団体と平均よりも高い数値となっているため、繰上償還の検討、補助金や交付金の利活用などを積極的に行い、事業の精査をしながら健全な財政運営を行っていきたい。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は住民一人当たり1,050,393円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり156,155円となっており、、類似団体と比較すると高い順位を維持しているものの、依然として高い数値となっている。これは保育所が直営であることが原因として考えられるが、類似団体との乖離が大きくならないよう、今後も引き続き給与水準の適正化を図っていく必要がある。物件費は、住民一人当たり189,047円となっており、例年の大型事業である避難所環境整備や地籍調査業務委託が一定落ち着いてきたことで、昨年度から5.6%減少しているが、情報化推進費における各種システム関連費用や、ふるさと納税寄附金における返送手数料等の経費などの経常的経費の大幅な減少が見込めず、数値は高い状況にある。引き続き、全体経費の見直しを行い、経常経費の削減に努める必要がある。普通建設事業費については、新型コロナウイルス感染症対策にかかる学校施設の整備事業の増や高規格道路にかかる整備事業の増、町営住宅整備事業や社会資本整備事業の道路整備事業の件数が増加したことで、昨年よりも30.9%と大幅に増額し、一人当たり207,986円となっている。それぞれ必要となるハード事業であるが、事業の精査を行いながら、事業費の減少を目指していきたい。公債費は一人当たりで153,190円となっており、昨年に引き続いて、類似団体よりも高い数値である。庁舎建設事業や防災対策事業などの大型事業に対する元金措置期間終了に伴って、今後も続いて増加傾向が見込まれることから、繰上償還の検討やこれからの新規発行の地方債に注視しながら、公債費の削減に努めたい。

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

昨年度に引き続き、「財政調整基金」の取り崩しを行わず、歳計剰余金の積立を行ったことにより増となっている。実質収支額については、昨年に引き続いてコロナ施策による事業の拡大、交付金の充実もあり昨年と比べて増となっており、実質単年度収支については、昨年とほぼ横ばいとなっている。今後、合併支援措置の縮減による歳入の減などが見込まれるため、「黒潮町総合戦略」により、町の施策を推進しつつ、財政基盤の強化に努めていくことが必要である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

平成29年度まで「国民健康保険事業特別会計」が赤字決算となっていたが、黒字となり改善している。これは、平成30年度より国保制度が改革され新制度に移行し、県全体で医療給付費をまかなうことで各市町村での経費が調整されたことが大きな要因であると考えられる。しかしながら、一般会計からの繰出金は依然として続いており、累積赤字は解消されたが、会計単体では赤字解消には至っていないため、その解消は喫緊の課題である。解消に向けて、保険税率の改正が必要となるが、その他の税率が近年で向上したため、保険税率については引き続き今後の検討事項となっている。宮川奨学資金特別会計については、昨年度から0.04ポイント減少しているが、これは奨学金の利用者が昨年度より減少したことが要因と考えられる。制度の見直し等も行いながら、引き続き行政運営の健全化を図っていきたい。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度は、平成30年度に行った避難路等環境整備事業などの防災対策事業に対する元金措置期間が終了したことで元金の支払が増加したことで、昨年よりも高い数値となっている。これまでの庁舎建設事業や防災対策事業に加え、近年では住宅整備事業のハード事業が追加されたことで、今後も、将来的な実質公債費率の悪化は避けられない状況にある。

分析欄:減債基金

該当なし

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

繰上償還による地方債残高の抑制や交付税措置の有利な地方債の借入れ、基金造成などによる充当可能特定財源等の確保により、連続して将来負担比率のマイナスが続いている。これまで行った多額の地方債借入れによる数値の悪化は懸念されるため、引き続き、国や県の補助金等を最大限活用し、地方債残高の抑制を図りながら、健全な財政運営を行っていくことが必要不可欠である。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)・防災対策事業の地方債償還財源に充当するため「防災対策加速化基金」を約130百万円、償還のため「減債基金」を約70百万円、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金を約7百万円取り崩しているが、「財政調整基金」へ歳計剰余金を100百万円積み立て、「ふるさと納税基金」への約95百万円取崩に対して、約286百万円の積み立てを行い、その他昨年取り崩した「新しいまちづくり基金」や「漁業振興基金」などは取り崩さずそれぞれ積み立てを行ったことで、基金全体としては約263百万円の増となった。(今後の方針)・引き続き、基金の使途の明確化を図り、町財政の健全な運営に資する基金運営を行っていきたい。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)・利子額及び歳計剰余金100百万円の積立による増加。(今後の方針)・引き続き、災害への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、計画的な積み立てを行っていきたい。

減債基金

減債基金

(増減理由)・償還のため70百万を取り崩しているが、100百万円の歳計剰余金積立により増加。(今後の方針)・過去に行った防災対策事業にかかるハード事業に対する借入により、現在、地方債償還のピーク時であることから、引き続き、今後の普通建設事業等の整備計画及び地方債の償還計画を踏まえ、計画的な事業実施を踏まえた基金の積み立てと取り崩しを行っていきたい。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・建設推進基金:町の建設に資するため。・新しいまちづくり基金:町の新しいまちづくりに資するため。・防災対策加速化基金:地域の課題や特性に応じた優先的に取り組むべき防災対策をきめ細かに進め、災害に強い地域社会の実現の加速化を図るため。・ふるさと納税基金:町の未来に向けての施策および寄付者の意向を反映した施策に効果的活用するため。・地域活性化事業基金:町の多様な歴史、伝統、文化、教育、観光及び産業等を活かし、活性化に資するため。(増減理由)・防災対策加速化基金:防災対策事業の地方債償還の財源に充当するため130百万円を取り崩したことによる減少。・ふるさと納税基金:寄附者の意向を反映するため約95百万円を取り崩し、当該年度に寄付を受けたもののうち約286百万円を積み立てたことによる増加。・新型コロナウイルス感染症緊急対策基金:令和2年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、中小企業等融資利子補給金の補助金事業の財源に7百万円充当したことによる減少。(今後の方針)・各基金の使途にあった計画的な積み立て及び運用を行っていきたい。そのうち、「防災対策加速化基金」については、引き続き、防災対策に要した経費に関連する町債の償還に充当を予定している。また、「ふるさと納税基金」については。町に寄せられた寄附金を適正に管理し、引き続き、町の将来に向けての施策及び寄附者の意向を反映した施策に効果的に活用していきたい。当初予算規模から高い水準となっているため、収支の調整に基金を取り崩す状況が続いている。将来世代へ課題や負担を残さないためにも、各事業の内容精査を丁寧に行いながら行政サービスの質を向上させつつ健全な財政運営を行っていきたい。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和3年度は令和2年度から2.5ポイントの増加をしており、過去4年をみても全国平均を下回る結果となっている。これは、近年の防災対策に係る普通建設事業費の増加による影響が昨年同様に続いている。当町では平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において定めた基本的な方針を踏まえ、令和2年度に策定した個別施設計画により、一層の単年度の財政負担の低減や事業実施の平準化を図り、効果的な取り組みを推進していきたい。

類似団体内順位:12/31

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体の平均を下回っているが、今後においても地方債の新規発行に気を配りながら、引き続き適切な財政運営に努めていく必要がある。

類似団体内順位:11/32

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有利債の借入などにより将来負担比率はマイナスとなっているため、当町の値は表示されていない。引き続き、適切な財政運営に努め、良好な値を継続していく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

有利債の借入などにより将来負担比率はマイナスとなっている。また、実質公債費比率について、令和3年度は令和2年度に比べ0.4ポイントの増加をしており、注視が必要な状況。引き続き、普通建設事業の抑制による地方債残高の圧縮や基金の適正管理などに努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

橋りょうについては老朽化が類似団体を上回っているため、平成25年度に策定をした「黒潮町橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、緊急性により優先順位をつけ順次改修を行っているところである。公営住宅については多くの住宅が耐用年数を迎えようとしており、更新整備が今後の大きな課題となっている。令和元年度に策定した公営住宅等再編計画に基づき、順次、老朽化対策を実施していくこととする。港湾・漁港については国のストックマネジメント事業の導入により改修計画を策定し、長寿命化を実施している最中である。令和2年度には公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画を策定したため、計画に基づき施設全体の長寿命化対策及び安全対策を進めていきたい。

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

図書館施設については、ユニークな構造上、随時、雨漏りや空調設備の修繕を行っているが、その場しのぎとなっているため抜本的な改修が必要な状況である。令和5年度に当町が選定された「脱炭素先行地域」による国庫補助金の活用が見込まれるため、早急な対策を進めていきたい。一般廃棄物処理施設については、令和6年度からの3年間で大規模改修を予定しており、老朽化は解消される見込みだが、財源となる地方債の発行は、以降の実質公債費比率等の上昇に起因するため、他事業の年次計画をふまえ、年間発行額の調整を図っていきたい。保健センターについては、施設の老朽化に伴う大規模改修もしくは津波浸水区域内からの高台移転の検討が水面下で行われているが、未だ解決には至っておらず、個別の修繕により延命化を図っている。消防施設の老朽化対策については、消防屯所の津波浸水区域から高台への移転を順次行っているところであり、将来的には解消される見込みである。庁舎については、平成29年11月に新庁舎(本庁舎)が完成したこともあり、平成28年度から平成29年度にかけて有形固定資産減価償却率の減少が著しくなっている。令和2年度には公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画を策定したため、計画に基づき施設全体の長寿命化対策及び安全対策を進めていきたい。

財務書類に関する情報①(2020年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅲ-0】

森町 長沼町 栗山町 斜里町 日高町 浦河町 別海町 平内町 藤崎町 板柳町 鶴田町 七戸町 岩手町 一戸町 南三陸町 多古町 松川町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 南伊勢町 みなべ町 北栄町 邑南町 吉備中央町 周防大島町 黒潮町 山都町 氷川町 あさぎり町 高千穂町 大崎町