収益等の状況について
新型コロナウイルス感染拡大により世界遺産熊野古道を訪れる外国人も0となり、国内の客も減少したことから売上高は大きく減った。(令和元年93,868千円→令和2年76,198千円)
資産等の状況について
事業開始から約40年が経ち、施設の老朽化が著しくなっている。今後、大規模な修繕等が必要となる。H15に借り入れを行った企業債はH29で償還完了。
利用の状況について
平成24年に公営企業から指定管理による運営へと切り替わり、運営方針等の転換を行った。しかし新型コロナウイルス感染拡大により宿泊者は4,807人(令和元年)から3,387人(令和2年)に減少した。
全体総括
新型コロナウイルスの影響により利用客数・売上が減少している。主な利用客は世界遺産「熊野古道小辺路」が通る伯母子岳の登山者(外国人含む)とレジャー目的であるが、冬季期間においては、積雪や路面凍結等の影響により、客数が夏季期間の3分の1にも満たない状態である。冬季期間の集客をどうするかが、例年の課題である。運営については、指定管理者による運営を継続する予定である。