早川町：特定環境保全公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2020年度）

経営の健全性・効率性について

➀収益的収支比率、⑤経費回収率、⑥汚水処理原価については、令和元年度に償還金を支払い終えた為、増減している。⑦施設利用料率は、平均処理水量が、処理能力を上回ったためこの数字となった。施設内の流量計の誤作動、あるいは不明水が影響している可能性もある。令和元年度に償還が完了しており、施設の老朽化で今後、維持管理費の増大も懸念されるため、施設の廃止も視野に入れて事業を進めていく。

老朽化の状況について

昭和６３年度より計画を進め、平成２年度に供用開始を始めた施設に関して、計画当時と比べ大きく生活環境が変化し、また稼働後、３０年近くを経過し、施設老朽化も課題であった。今後の進むべき方向性を検討する必要があり、全体計画に基づいて計画的に更新していく。

全体総括

この施設の所在地は、重要伝統的建造物保存地区であって、家屋の外観などを改修できないことから特定環境保全公共下水道を整備したものである。そのため、小規模施設であり、使用している人口も少なく予算規模も小さいため、出来るだけ効率的に経営できるよう努力していく。

早川町：特定環境保全公共下水道

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