小鹿野町:国民宿舎 両神荘

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

収益等の状況について

①経常収支比率は、宿泊人員休憩人員の減少及び償却資産の増加などから平成25年度以降100%を割っています。主な要因としては、施設老朽化に対応するため、休館日が増加したことや、費用面で修繕費用が増加したことなどによるものです。この為、より効率的な運営が求められます。②他会計補助金比率、③宿泊者一人当たりの他会計補助金額は、増減はあるものの類似施設平均値を下回っています。④定員稼働率は、類似施設平均値を上回っています。経年比較では減少傾向の為、宿泊者確保に向けた経営改善が必要と考えます。⑤売上高人件費率は、類似施設平均値を上回っています。宿泊者の減少から増加傾向にあるため、より効率的な運営が求められます。⑥売上高GOP比率は、類似施設平均値並ですが、今後も経営改善を進めてまいります。⑦EBITDAは、平均値を下回っているため、今後の経営改善が求められます。

資産等の状況について

⑧有形固定資産減価償却率は、平成26年度以降類似施設平均値を上回っており、施設の老朽化が進行していると考えられます。⑨施設の資産価値は、固定資産台帳等から算出しています。当施設の立地条件等を勘案し、より一層の高度利用が可能かどうか検討することが求められています。⑩施設投資見込額は、今後5年を見込んで作成しております。今年度はエレベーター改修や温水設備設改修を行いましたが、施設の老朽化が進行していることもあり、トイレ改修や屋根改修等、今後も計画的な設備投資が必要と考えられます。⑪累積欠損金比率は、類似施設平均を大きく下回っており、経営の健全化が図られています。⑫企業債残高対料金収入比率は、平成28年度に実施した施設改修工事の財源として借り入れた企業債の影響により増加したため、計画的な返済が求められます。

利用の状況について

⑬施設と周辺地域の宿泊者数動向は、周辺地域の宿泊者数の伸びに比べ、当施設の宿泊者数の伸びが下回っているため、宿泊者確保に向けた経営改善が必要と考えられます。

全体総括

当施設については、平成25年度以降経常収支比率が100%を下回っており、収益性の改善が求められています。当施設は、周辺に観光名所が点在しているものの、高速道路や主要駅から遠い点が宿泊者数の伸び悩みにつながっていると考えられます。また、施設の老朽化による商品力の低下や修繕費の増加による経費率の上昇などが見込まれるため、一層の経営改善が求められています。今後は、必要な設備投資を計画的に実施できるように、サービスの向上や広報活動の実施により、宿泊人員を伸ばすなど、収益性の改善に努めてまいります。

類似団体【A2B2】

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