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地方財政ダッシュボード

福岡県中間市の財政状況(2018年度)

福岡県中間市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

中間市水道事業末端給水事業病院事業市立病院下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

旧産炭地域である本市は基幹となる産業がないため、法人税収については乏しい状況が続いており、平成30年度は業績低調等の影響により減収となった。また、個人住民税については、近年の景気回復傾向が僅かながら反映され、徴収率の向上もあり増収となった。しかしながら、依然として財政基盤は脆弱であり、財政力指数は全国平均及び県平均を下回る状況となっている。今後は、さらなる市税の徴収率向上や使用料の見直し、債権管理の強化等を通じて自主財源の確保に努めることとする。

経常収支比率の分析欄

歳出面においては特別会計への繰出金が増額となり、歳入面においては普通交付税等が減額となり経常一般財源等が減少したことにより、経常収支比率が0.9ポイント悪化し99.4%となった。経常収支比率は全国平均及び県平均を大きく上回っており、今後も高齢化に伴う社会保障費や特別会計への繰出金等の回避できない経費の増加が見込まれる。内部経費の見直しによる経常経費の削減を継続するとともに、繰出金増加抑制のためにも公共下水道事業も含めた計画的な地方債の発行に努め、経常収支比率の改善に努めることとする。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

行財政集中改革プラン(推進期間:H17~H24)に基づき職員数の削減及び内部経費の見直し等に努めた結果、人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、類似団体の平均を大きく下回る状況となっている。今後も、令和元年度に策定した行政経営プラン(改訂版)に基づき職員給与のさらなる適正化及び経費削減の取組みを継続していくこととする。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数が100を超える状態が続いているが、給与制度の総合的見直しによる給料表の切替や高齢層職員の昇給停止等の給与制度の適正化を実施したことにより、平成28年度以降は改善傾向にある。今後も、各種手当、給料表等の給与体系の見直しを引き続き行い、より一層の給与適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成24年度に中間市財政集中改革プランに基づく職員数の削減を達成して以降、職員数は440人前後でほぼ横ばいの状況となっている。今後は、事務事業の見直しを行うとともに、中間市行政経営プラン(改訂版)に基づき、計画的な職員採用、再任用職員の有効活用及び人員配置の適正化等を推進することにより、より適切な定員管理を行っていく。

実質公債費比率の分析欄

平成28年度借入債の元金償還開始に伴う元利償還金の増額(対前年度比42百万円増)や公共下水道事業繰出金等の公営企業債等繰入額の増額(同27百万円増)により、単年度の実質公債費比率は前年度から0.3ポイント悪化している。これに伴い、3か年平均の同比率も0.1ポイントの悪化となった。類似団体の平均を上回る水準で推移しているのは、他団体と比べて立ち遅れていた下水道整備に伴う公共下水道事業繰出金が多額であることが要因であるが、下水道普及率が一定水準に達したことも踏まえ、今後は計画的な下水道事業実施による繰出金の削減に努める。

将来負担比率の分析欄

分子となる将来負担額について地方債現在高をはじめ全項目が減少(対前年度比2,008百万円減)した一方で、分母となる標準財政規模に大きな変動はなかったことから、将来負担比率は9.4ポイント改善した。しかしながら、他団体との比較においても、将来負担比率は類似団体の平均を大きく上回っていることから、普通建設事業費の抑制による地方債残高の削減や計画的な下水道事業実施による繰出金の削減、充当可能財源の適正規模の確保等を通じて将来負担比率の改善に努めることとする。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

平成30年度の人件費に係る経常収支比率は、平成28年度に非常勤職員等の任用形態見直しにより報酬等の性質別区分を人件費に変更したことにより大きく悪化したものと同水準となった。他団体との比較においても、類似団体の平均を上回る状況が続いていることから、今後もさらなる事務事業の見直し等を行い、事務効率化を進め適正な定員管理を行うとともに、各種手当の見直し等を行い給与の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

行財政集中改革プラン(推進期間:H17~H24)に基づき事務事業の見直し等の内部経費削減に努めた結果、物件費に係る経常収支比率は、類似団体の平均を大きく下回る状況となっている。今後も、令和元年度に策定した行政経営プラン(改訂版)に基づき歳出抑制の取組みを継続していくこととする。

扶助費の分析欄

経常収支比率は、生活保護費(対前年度比21百万円減)や児童扶養手当(同12百万円減)等の減額により前年度から1.5ポイント改善した。しかしながら、本市は高い高齢化率(H30:36.7%)や生活保護受給率の高さ(H30:30.68‰)を要因として多額の一般財源を要しており、経常収支比率は類似団体の平均を大きく上回る水準で推移している。今後は、生活保護の適正受給及び予防医療・介護予防の推進による医療費及び介護給付費の削減により社会保障費の自然増の抑制を図る。

その他の分析欄

急激な高齢化による社会保障関連経費の増加や、他団体と比べて立ち遅れていた下水道整備の推進による特別会計への繰出金の増加が、本市の経常収支比率悪化の大きな要因である。平成30年度においても、介護保険事業特別会計繰出金(対前年度比19百万円増)や公共下水道事業特別会計繰出金(同27百万円増)の増額によりその他の経常収支比率が1.0ポイント悪化した。今後は、社会保障費の増加の抑制及び計画的な下水道事業の実施により繰出金の削減に努めることとする。

補助費等の分析欄

し尿、ごみ処理等に係る一部事務組合負担金(対前年度比13百万円増)が増額となったことから経常収支比率は前年度から0.1ポイント悪化している。類似団体との比較においても平均を上回っており、今後も、一部事務組合の事業内容精査や関係団体への補助金見直し等によりさらなる歳出抑制に努めることとする。

公債費の分析欄

近年、財政状況に伴う普通建設事業の抑制や、バブル崩壊以降に積極的に実施した大型建設事業に係る起債の償還が終了しつつあることにより、普通会計地方債残高は順調に減少している。経常収支比率については、平成28年度借入債の償還開始に伴う元金償還金(対前年度比61百万円増)の増額により、0.6ポイント悪化した。依然として類似団体の平均を上回る状況が続いていることから、今後は、普通建設事業費の抑制や償還条件の見直しにより公債費負担の適正化に努める。

公債費以外の分析欄

本市は県下でも高齢化率が高いこと(H30高齢化率:36.7%)等により扶助費に多額の一般財源を要している。また、他団体と比べて立ち遅れていた下水道の整備推進に伴い公共下水道事業特別会計への繰出金が多額(H30決算額:674百万円)であることから、公債費以外に係る経常収支比率は、類似団体の平均を上回っている。今後は、社会保障費の増加の抑制及び計画的な下水道事業の実施により歳出抑制に努めることとする。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

本市では基幹産業がないことや高齢化の進展により市税収入が伸び悩む一方で、社会保障関連経費の増加により厳しい財政運営が続いている。平成28年度の普通交付税等の一般財源の大幅な減額から水準は回復しておらず、ふるさと納税の大幅な増額があったものの、財政調整基金をさらに減少させ残額が333百万円程と少額である。実質単年度収支についても平成27年度から4年連続で赤字となっている。今後は、令和元年度に策定した行政経営プラン(改訂版)に基づき歳出抑制及び財源確保の取組みを継続し、収支改善に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

一般会計及び水道事業会計においては黒字を確保しているものの(一般会計実質収支:418百万円、水道事業会計資金剰余額:1,633百万円)、特別会計国民健康保険事業及び住宅新築資金等特別会計、病院事業会計においては赤字となっている(特別会計国民健康保険事業実質収支:-949百万円、住宅新築資金等特別会計実質収支:-337百万円、病院事業会計資金不足額:-133百万円)。各会計において赤字が生じた要因は、特別会計国民健康保険事業については高齢化の進行及び高度医療の普及により医療費が高騰していること、住宅新築資金等特別会計については貸付金の累積滞納額が多額となっていること、病院事業会計については常勤医師の退職による入院及び外来患者の大幅な減少に伴い医業収益が大幅に悪化したことが挙げられる。今後は、特別会計国民健康保険事業については、ジェネリック医薬品の利用促進や特定健診の受診勧奨、レセプト点検による過払い防止など医療費抑制の取組みを推進するとともに、国民健康保険税の引上げ検討や収納率向上を図ることとする。また、住宅新築資金等特別会計については、収納強化を行い滞納額を着実に減らすよう努めることとする。病院事業会計については、早急に医師を確保することで医業収益を改善させるとともに、経費削減の取組みを強化することで、資金不足額の解消を図ることとする。さらに、併せて今後の公立病院及び経営のあり方についても検討を進める方針である。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

近年、普通建設事業の抑制や大型建設事業に係る起債の償還終了に伴い元利償還金が減少傾向にあったが、平成29年度以降は増加に転じている。平成30年度の実質公債費比率は、分子の構造において、平成28年度借入債の元金償還開始に伴う元利償還金の増額や公共下水道事業繰出金をはじめとする公営企業債等繰入額の増額を要因として、単年度の実質公債費比率は前年度から0.3ポイント、3か年平均でも0.1ポイント悪化している。他団体と比べて立ち遅れていた下水道の整備に伴う繰出金が多額であることなどから、本市の実質公債費比率は類似団体の平均を上回る水準で推移している。今後は、老朽化する公共施設の建替え等が予想されるが、引き続き普通建設事業費の抑制及び計画的な下水道事業実施による繰出金の削減に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

分子の構造において、充当可能財源等が財政調整基金等からの800百万円の繰入等に伴い減少(対前年度比1,165百万円減)したが、地方債現在高をはじめ全項目の減少に伴う将来負担額の減少(対前年度比2,008百万円減)が上回ったため。実質的な将来負担額が減少となった。しかしながら、他団体との比較においても本市の将来負担比率は類似団体の平均を大きく上回っており、公共下水道事業推進等に伴い公営企業債等繰入見込額が一般会計等に係る地方債現在高を上回っていることからも、普通建設事業費の抑制による地方債残高の削減や計画的な下水道事業実施による繰出金の削減等を通じて、将来負担比率の改善に努めることとする。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)平成26年度までは6年連続で基金残高が増加していたが、平成28年度に普通交付税、地方消費税交付金、臨時財政対策債等の経常一般財源が大幅に減少したことにより、基金繰入に頼らざるをえない厳しい財政状況が続いている。人口減少に伴う歳出抑制効果は認められるものの、高齢化の進展等に伴う社会保障関連経費や公共下水道の整備推進等に伴う繰出金の増加ペースの方が上回っており、年々基金残高が減少している。(今後の方針)近年の自然災害の頻発や各公共施設の老朽化対策等に備えるためにも、各基金の目的に応じ一定程度まで基金残高を増額させ維持したいところであるが、現在の本市の財政構造では安定的な財政運営が困難となっている。今後は、令和元年度に策定した行政経営プラン(改訂版)に基づく行財政改革を推進するとともに、予算編成方法の抜本的な見直しを実施し、基金に依存した財政構造からの脱却を目指すこととする。

財政調整基金

(増減理由)歳出においては、高齢化の進展等に伴う社会保障関連経費や公共下水道の整備推進等に伴う繰出金の増加傾向が続いている。また、歳入においても、平成28年度に大幅に減少した普通交付税や地方消費税交付金等の経常一般財源の水準が回復しておらず、基金繰入に頼らざるをえない厳しい財政状況が続いており、平成30年度末基金残高は333百万円と僅少となっている。(今後の方針)歳入歳出ともに、今後好転するような要因は見込めない。ふるさと納税は大幅に増額しているが、恒久的かつ安定的な財源とは言い難いことから、今後も厳しい財政運営が続くことは避けられない。今後は、令和元年度に策定した行政経営プラン(改訂版)に基づく行財政改革を推進するとともに、予算編成方法の抜本的な見直しを実施し、不測の財源不足や災害等に備えるためにも、基金残高の一定程度の確保を図りたい。

減債基金

(増減理由)近年、繰上償還等に伴う取崩しはなく、毎年度1百万円の積立を行っていたが、平成30年度は市債の償還財源の不足を補うため200百万円の取崩しを行った結果、年度末基金残高は16百万円と僅少となっている。(今後の方針)今後においても、経済事情の変動等により財源が不足する場合等の不測の事態が想定されることから、基金依存体質からの脱却を図り、着実な積み増しを実施し、一定程度の基金残高の確保に努めたい。

その他特定目的基金

(基金の使途)本市の特定目的基金は普通会計に12基金あり、中でも、「都市計画事業等積立基金」及び「住宅基金」は、主に市営住宅の改善事業に活用し、下水道事業推進に伴う公共下水道事業特別会計への繰出金としても活用している。「子孫にのこすふるさとづくり基金」は、本市の将来のまちづくりに寄与するような事業に、主に世界遺産の保全や観光振興、教育分野など幅広く活用している。平成30年度は「石油貯蔵施設立地対策等交付金基金」を新設しており、消防施設の整備に活用することとしている。(増減理由)平成30年度「子孫にのこすふるさとづくり基金」については、本市の新しいまちづくり構想案を策定する事業及び放課後対策として行う英語教育事業の財源に充当するため20百万円取崩した。また、「まなびの森基金」については、市民会館の管理運営及び維持補修に活用するため80百万円取崩した。なお、それ以外の基金については、条例及び予算に定める額の積立を実施した。(今後の方針)本市では現在大規模な中鶴地区市営住宅建替事業が進行中であることから「住宅基金」を、教育環境の充実を目的とした各種事業の財源として「子孫にのこすふるさとづくり基金」を、公共下水道の整備に伴い「都市計画事業等積立基金」を活用する予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市の有形固定資産減価償却率は類似団体の平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいる。施設の管理については、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、施設総量の縮減及び長寿命化により更新費用を40%縮減することとしている。今後、総合管理計画に基づき令和2年度までに各施設の個別管理計画を策定する予定としており、計画に基づき適正な施設管理を図ることとする。

債務償還比率の分析欄

本市の債務償還比率は、地方債の新規発行の抑制や、退職手当組合への積立てによる将来負担額の減少により改善傾向にあるものの、公営企業への繰入見込額の増加に伴う将来負担額の増加及び財政調整基金の減額に伴う充当可能基金残高の減少により、依然として類似団体の平均を上回る状況となっている。今後も、普通建設事業費の抑制や計画的な下水道事業実施による繰出金額の削減等を通じて、債務負担の軽減を図ることとする。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

本市の将来負担比率及び有形固定資産減価償却率については、両指標とも類似団体の平均を上回る状況となっている。他団体と比較して施設の老朽化が進んでいることから、公共施設等総合管理計画及び策定予定である各施設の個別管理計画に基づき適正な施設管理を図ることとする。また、施設更新に係る起債については、将来負担比率が類似団体の平均を上回っている状況を踏まえ、後年度の公債費負担に十分留意することとする。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本市の将来負担比率及び実質公債費比率については、両指標とも類似団体の平均を上回る状況となっている。実質公債費比率については、大型建設事業に係る起債の償還終了等に伴って改善傾向にあったが、下水道事業の推進に伴う公営企業会計等繰入額の増加により平成29年度から悪化している。将来負担比率については、地方債の新規発行の抑制や、退職手当組合への積立てによる将来負担額の減少により改善傾向にあるものの、公営企業への繰入見込額の増加に伴う将来負担額の増加及び財政調整基金の減額に伴う充当可能基金残高の減少により、依然として類似団体の平均を上回る状況となっている。今後については、普通建設事業費の抑制や下水道事業実施による繰出金額の削減等を通じて公債費負担の削減に努めることとする。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表

財務書類に関する情報①(2017年度)

財務書類に関する情報②(2017年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県中間市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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