事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 御殿場市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Bc2 |
| 行政区域内人口 | 88,853人 | 現在処理区域内人口 | 31,245人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 29,060人 | 現在処理区域面積 | 591ha |
| 晴天時現在処理能力 | 13,000m³/日 | 下水管布設延長 | 141km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
公共下水道事業の経費回収率は、全国平均や類似団体平均と比較して低位に止まっており、その大きな要因の1つとして汚水処理原価の高騰がある。御殿場浄化センターの汚水処理能力は晴天時日当13,000㎥であるが、現在は8,300㎥程度の処理しか行なっておらず、施設の利用率は約65%となっているが、管渠整備の進捗による施設利用率の改善により、わずかながらではあるが、汚水処理原価の低下及び経費回収率の改善の傾向が見られる。一方で、既存ストックの利用状況の効率性を示す水洗化率や有収水率は全国平均等と比べて著しく低いとはいえず、経営状態の改善のためには、今後、使用料の改定等を含めた検討を進める必要があると考えている。
老朽化の状況について
御殿場市の公共下水道事業は、昭和63年より整備を開始し、平成6年に供用を開始した。このため、初期に布設された管渠でも経過年数が27年と比較的新しいものが多く、老朽化は維持管理上の大きな問題とはなっていない。今年度は、今後の老朽化対策の見通しを明らかとするため、中長期的な管渠の状態を予測しながら計画的かつ効率的な管理を行うためのストックマネジメント計画の策定を行っている。また、御殿場浄化センターについては、すでに策定済みの長寿命化計画にもとづいて、改築・更新を行っている。
全体総括
御殿場市公共下水道事業は、平成31年度からの地方公営企業法の適用を目指しており、企業会計方式での運営により減価償却費等が明確になることで、より実態に則した経営が可能になると考えられる。これにより、独立採算の理念にもとづく経営がこれまで以上に求められることになるため、財政面では、一般会計からの繰入金や適正な料金水準についての検討を進めるとともに、区域の見直しや改築・修繕計画の策定などを通して、投資面における見通しも明らかにすることで、中長期的に持続可能な経営を目指していきたい。
経営状況
収支構造
総額7.0億円
総額5.8億円