事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 長久手市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bc2 |
| 行政区域内人口 | 61,381人 | 現在処理区域内人口 | 55,455人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 52,003人 | 現在処理区域面積 | 803ha |
| 晴天時現在処理能力 | 28,400m³/日 | 下水管布設延長 | 200km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率及び⑤経費回収率が100%を下回っており、令和6年度は一般会計負担金に依存している状況でした。経営改善のため令和7年度に使用料改定を行ったため、使用料改定が反映される令和7年度以降の決算について、注視していく必要があります。③流動比率は、100%を下回っているものの、令和7年度からの使用料改定によって流動資産の増加が見込まれます。また、流動負債を増加させないために、企業債に過度に依存しないように事業を実施し、流動比率の向上を目指します。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値よりも低い水準です。今後も企業債に過度に依存しないように事業を実施する必要があります。⑥汚水処理原価は、約150円で推移しており、類似団体平均値よりも概ね低く、効率的な汚水処理が実施されていると考えています。引き続き、維持管理費の削減、接続率の向上による有収水量を増加させる取組を行っていきます。⑦施設利用率は、類似団体平均値と同率です。今後の有収水量の増加に伴い、施設利用率は向上することが見込まれています。⑧水洗化率は、類似団体平均値より高い水準です。なお、水質保全の観点や使用料収入の増加を図るため未接続者の戸別訪問等、水洗化率向上に向けた取組を行います。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値より高い水準です。本市は平成30年度に地方公営企業法の一部適用を開始し、減価償却費を同年度から算定しているため以前は平均値よりも低い水準でしたが、法定耐用年数に近い資産が増えてきたため、令和6年度は高い償却率となりました。今後も増加していく見込みです。②管渠老朽化率は、法定耐用年数を経過した管渠がないため0%になっています。③管渠改善率は、令和6年度に更新した管渠がないため0%になっています。
全体総括
経営の健全性・効率性については、令和6年度は赤字となり、経費回収率も100%を下回っているため、収益の増加と費用の抑制に努める必要がありました。そのため、令和7年度に使用料改定を行い、令和7年度決算から使用料収入は増加する見込みですが、今後も必要に応じて使用料改定を検討します。老朽化の状況については、供用開始後年数が浅いため管渠老朽化率と管渠改善率の当該値はありませんが、ストックマジメント計画に基づき、効率的に更新を進めていく必要があります。なお、今後は、老朽化対策だけではなく、災害時における下水道施設の機能保持も重要であると考えるため、未耐震幹線管渠の耐震化も計画的に行っていく必要があります。また、令和6年度に経営戦略の改定を行いました。使用料改定による収益の増加だけでなく、企業債に過度に依存しない経営など、流動負債を増やさない経営を行い、経営の健全化を図ります。
経営状況
収支構造
総額13.5億円
総額13.5億円