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地方財政ダッシュボード

北海道森町の財政状況(2022年度)

🏠森町

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や長引く景気低迷により財政基盤が弱い状況が続いている。令和3年度・4年度数値は、類似団体平均と同数値となったが、今後も歳出の徹底した見直しを図るとともに、町税等の徴収率向上対策を中心に据えながら歳入確保に努める。

経常収支比率の分析欄

合併に伴う職員数増加や清掃施設、水産施設、排水処理施設、消防署、保育所等の各種施設を直営で行っているため職員数が類似団体平均と比較して多いことも影響し、類似団体平均を上回っている。また、職員給与独自抑制措置(平成21年度から平成23年度まで10%削減)により、一時的に改善傾向が見られたものの、普通交付税の減少に伴い経常一般財源が減少したことが、経常収支比率上昇の要因となっている。今後も合併効果によるスリム化、投資的経費の抑制、徹底した経常経費の削減、自主財源確保対策に努めることにより数値低下を目標とする。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均に比べ高くなっているのは、主に人件費・物件費が要因となっている。人件費は、平成17年4月1日の合併に伴う職員数の増加や保育所施設への人員配置や消防本部・消防署の単独設置が大きな要因となっている。物件費は、ふるさと応援寄附金事業の経費によるものである。

ラスパイレス指数の分析欄

平成19年4月1日付け給与構造改革導入に加え、定年等退職者の増(欠員不補充)により、若干の数値改善が図られてきたが、給与構造改革導入時期が遅れたことが、類似団体平均を上回る要因となっていた。平成21年度から平成23年度までの3年間は、給与独自抑制措置(10%削減)を導入したことにより類似団体の中では最低水準となったが、平成24年度からは給与独自抑制措置の終了により、ラスパイレス指数が上昇した。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成17年4月1日に旧森町と旧砂原町が合併し、「新森町」となったことに伴う職員数の増及び保育所への保育士等の配置や消防本部・消防署の単独設置が類似団体平均を上回る主な要因となっている。今後は財政状況や退職の状況及び業務内容を勘案しつつ、定員合理化に努める。

実質公債費比率の分析欄

港湾(地方港湾)を擁していることにより、長年にわたり大きな投資を行っている。また、公共下水道事業や合併特例事業の実施により、類似団体平均を上回っている。平成20年度以降は投資事業を大幅に抑制していることから、元利償還金は平成22年度をピークに減少に転じ、それに伴い実質公債費比率も平成21年度をピークに減少している。毎年度の元金償還額との均衡を踏まえ、極力地方債の新規発行を抑制しながら財政の健全化に努め、実質公債費負担の適正管理を計画的に行う。

将来負担比率の分析欄

港湾施設整備や公営住宅整備、合併に伴う建設事業及び基金造成事業等の実施による地方債発行額の増加により、令和元年度までは類似団体平均値を上回っていた。平成20年度以降、地方債新規発行額を抑制していることによる地方債現在高の減少や、ふるさと応援基金残高の増加により、令和3年度・4年度は充当可能財源等が将来負担額を上回った。後世への負担を少しでも軽減するよう、今後も事業実施については世代間負担の公平性を十分に考慮するとともに、適正な地方債発行に努め、財政の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、人件費に係る経常収支比率は13.2ポイント上回っているが、その要因として平成17年4月1日合併に伴う職員数の増加が挙げられる。また、清掃施設、水産施設、排水処理施設、消防署、保育所の施設運営を直営で行っているために職員数が類似団体平均と比較して多いことも大きな要因であり、行政サービスの提供方法の差異によるものと言える。平成21年度から平成23年度までは職員給与独自抑制措置の導入により、ラスパイレス指数は類似団体で最低水準となった。今後も定員管理の適正化を図りながら人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、物件費に係る経常収支比率は1.5ポイント上回っているが、主な要因は人件費と同様、当町では清掃施設、水産施設、排水処理施設、消防署、保育所などの施設運営を直営で行っているためである。今後も事務事業の精査を徹底し、経費縮減に努める必要がある。

扶助費の分析欄

類似団体平均と比較すると、扶助費に係る経常収支比率は0.8ポイント下回っている。これはふるさと応援基金繰入金や町債等の特定財源の充当によるものである。なお、障害者介護関係経費は増加傾向にある。

その他の分析欄

類似団体平均と比較すると、その他に係る経常収支比率は2.7ポイント上回っている。主な要因は、清掃施設、水産施設、排水処理施設、消防署等各施設の維持補修費や除雪費用によるものである。今後大規模な修繕が必要となる施設も多いため、公共施設等総合管理計画等により、計画的な維持補修に努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均と比較すると、補助費等に係る経常収支比率は9.8ポイント下回っている。主な要因は、清掃業務及び消防業務等を直営で行っていることにより、当該業務に要する経費が人件費や物件費等へ直接計上されているためである。

公債費の分析欄

合併町の地方債を引き継いだことに加え、合併に伴う公共施設整備等により地方債の元利償還金が増加し、公債費に係る経常収支比率は令和3年度まで類似団体平均を上回っていたが、合併後の施設整備に係る地方債の償還が終了したことにより、令和4年度は1.5ポイント下回った。また、人口1人当たりの歳出決算額は類似団体平均を13.6%下回っている。公債費償還額は減少傾向にあるが、今後も毎年度の償還元金と新規発行額のバランスを考慮したうえで、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を実施していく必要がある。

公債費以外の分析欄

類似団体平均と比較すると、公債費以外に係る経常収支比率は6.8ポイント上回っている。扶助費・補助費は類似団体平均を下回っているが、人件費、物件費・その他が類似団体平均を上回っているためである。人件費については合併に伴う職員数及び諸支出の増加が要因であるが、給与独自抑制措置(平成21年度から平成23年度まで10%削減)の終了により、類似団体との差は拡大しつつある。今後も適正な定員管理、財政の健全化により歳出の抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

民生費については、新型コロナウイルス感染症対策に伴う各種給付金事業の実施により、令和3年度以降平年に比べ歳出が大幅に増となっている。衛生費については、令和3年度から34,798円増加している。これは汚泥再生処理センター整備事業の事業費の増等によるものである。農林水産業費については、令和3年度から33,381円増加している。これは主に砂原漁協荷捌施設整備事業の実施によるものである。商工費については、住民一人当たり181,613円となっており、類似団体平均との比較では131,745円上回っている。主な要因は、ふるさと応援寄附金による関係経費及びふるさと応援基金積立金によるものである。また、令和3年度から38,342円減少しているが、これはふるさと応援寄附金の減に伴う関係経費の減少によるものである。教育費については、令和3年度から11,936円増加している。これは砂原中学校体育館改修事業や森幼稚園移設改修事業等の実施によるものである。公債費については、令和3年度から13,416円減少している。これは主に平成17年の合併に伴う公共施設整備等による地方債の償還が終了したことによるものである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

人件費は、住民一人当たり163,816円となっており、令和3年度から7,563円増加している。これは職員給や退職手当組合負担金の増によるものである。また、類似団体平均と比較しても約42,002円上回っているが、主な要因は平成17年4月1日の合併に伴う職員の増加や、保育所への保育士等の配置、消防本部・消防署の単独設置によるものである。今後は財政状況や退職の状況及び業務内容を勘案しつつ、適正な定員管理を目指す。物件費は、住民一人当たり222,862円で、令和3年度から251円減少している。これはふるさと応援寄附金の減少に伴う返戻品事業経費の減、庁内ネットワーク設備の更新や経常的な委託業務に係る経費の増、原油価格高騰による燃料費・光熱水費の増等によるものである。維持補修費は住民一人当たり21,069円となっており、令和3年度から2,041円増加している。これは除雪費用の増加が主な要因となっている。また、類似団体平均値との比較で高い数値となっているのは、除雪費用に加え公共施設等の老朽化による修繕等が原因である。そのため、公共施設等の更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行うことにより財政負担の軽減に努める。扶助費は住民一人当たり82,917円となっており、令和3年度から13,784円減少している。これは住民税非課税世帯等臨時特別給付金、低所得子育て世帯生活支援特別給付金、子育て世帯臨時特別給付金事業の終了や、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業の実施等によるものである。補助費等は、住民一人当たり103,292円で、令和3年度から13,743円増加している。これはコロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業の事業費の増加等によるものである。普通建設事業費は、住民一人当たり175,444円で、令和3年度から71,968円増加している。主な要因は汚泥再生処理センター整備事業の事業費の増や砂原漁協荷捌施設整備事業の実施等によるものである。公債費は住民一人当たり72,139円となっており、令和3年度から13,416円減少している。これは合併に伴う消防本部や給食センター整備、地域振興基金造成に係る地方債の償還が終了したこと等によるものである。積立金は住民一人当たり89,800円となっており、令和3年度から35,074円減少している。これはふるさと応援応援寄附金の減によるふるさと応援基金積立金の減少が主な要因である。

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

令和4年度実質単年度収支は、23百万円となった。また、財政調整基金現在高については、最終的に取り崩しを行わず1,616百万円となり、ほぼ前年度と同額を維持している。地方交付税は、平成28年度以降合併算定替の段階的縮減により交付額が減少し、令和3年度から一本算定へ完全に移行された。今後も安定的な財政収支の均衡を視野に入れた行財政運営を図る必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

国民健康保険病院事業会計は平成19年度に赤字(-422百万円)となったが、平成20年度に公立病院特例債を発行したことにより赤字が解消されている。以降、資金不足額が発生しないよう一般会計から繰出基準外の運営補助金が支出されている。また、公共下水道事業会計についても一般会計からの繰出基準外の繰り出しが行われている状況にある。国民健康保険特別会計は平成21年度で繰上充用したことにより赤字(-96百万円)となったが、平成22年度には赤字解消計画を策定し、保険税収納率の向上及び医療費の適正化を図りながら、税収不足分を一般会計から繰り入れたことにより赤字が解消された。以降、赤字補てん目的の繰り入れが継続されていたが、適正な税率設定や収納率の向上により令和3年度・4年度では赤字補てん目的の繰り入れは解消されている。赤字解消のための一般会計の負担は大きいため、各会計においても健全な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

平成17年度から平成19年度にかけ、庁舎整備、消防防災センター整備、給食センター整備、地域振興基金造成事業などの大規模事業を行い、その財源として合併特例債を発行したことにより、元利償還金は平成22年度にピークを迎えた。しかし、平成20年度以降地方債の発行を抑制しているため、元利償還金は年々減少している。令和4年度では上記合併特例債の償還が終了したことにより216百万円と大きく減少し、それに伴い実質公債費比率の分子も79百万円の減となった。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は、平成20年度以降地方債の新規発行を抑制しているため年々減少していたが、令和4年度では、汚泥再生処理センター整備事業等に係る地方債発行額の増加により、290百万円増の9,576百万円となった。公営企業債等繰入見込額は、公営企業債の現在高減少に伴い、令和4年度では1,660百万円となり、将来負担額全体としては-159百万円となった。充当可能基金は、幼児教育・保育施設等整備基金の増加等により、令和3年度から181百万円増の4,671百万円となり、充当可能財源等全体としては+193百万円となった。令和4年度の将来負担比率の分子は、充当可能財源等が将来負担額を上回り-355百万円となった。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)・財政調整基金+1百万円、ふるさと応援基金-113百万円、幼児教育・保育施設等整備基金+180百万円、地域振興基金-88百万円、グリーンピア大沼施設設備等基金+16百万円等により、基金全体としては-5百万円の減となった。(今後の方針)・財政調整基金は、町財政の健全な運営を行うため現状の金額を確保していく。その他特定目的基金については、それぞれの目的のため適正に管理運用していく。

財政調整基金

(増減理由)・基金運用利子の積み立てにより増。(今後の方針)・計画的な財政運営を行うため、現在額程度を目途に維持していく。

減債基金

(増減理由)・令和3年度、普通交付税再算定により創設された臨時財政対策債償還基金費分の積み立てにより増。(今後の方針)・令和3年度発行の臨時財政対策債の償還に充当する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと応援基金:福祉向上、自然環境保護、青少年健全育成と教育振興、活気あふれる個性的なまちづくり等に関する事業。・幼児教育・保育施設等整備基金:幼児教育・保育施設等の整備。・地域振興基金:町民の連携の強化及び地域振興を図る事業。(増減理由)・ふるさと応援基金:事業への充当により減。・幼児教育・保育施設等整備基金:施設整備のための積み立てにより増。・地域振興基金:事業への充当により減。(今後の方針)・ふるさと応援基金:福祉向上、自然環境保護、青少年健全育成と教育振興、活気あふれる個性的なまちづくりを実現するための事業に充当予定。・幼児教育・保育施設等整備基金:幼児教育・保育施設等の整備に充当予定。・地域振興基金:町民の連携強化及び地域振興を図る事業に充当予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体より高い水準にある。公共施設等総合管理計画に基づき、更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行い改善を図る。

債務償還比率の分析欄

地方債の新規発行を抑制してきたことに伴う地方債残高の減少や、充当可能基金残高の増加により、債務償還比率は類似団体と比べ低い水準にあったが、汚泥再生処理センター施設整備に係る地方債残高の増加により令和04では類似団体平均を上回った。今後も公共施設の更新等による地方債残高の増加が見込まれるため、各財政指標を注視し財政の健全運営に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

R04では起債現在高が増加したものの、公営企業債等繰入見込額等の減少により将来負担額が減少し、R03同様、充当可能財源等が将来負担額を上回ったため数値が算定されず、「-」表記となっている。また、有形固定資産減価償却率は類似団体より高い水準にあるが、公共施設等総合管理計画に基づき老朽化対策に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

港湾施設整備や公営住宅整備、合併に伴う建設事業等の際に発行した地方債の残高により、将来負担比率及び実質公債費比率ともに類似団体平均を上回っていたが、平成20年度以降は大幅に投資事業を抑制していることから、近年は減少傾向となっている。後世への負担を過度に残さぬよう、各財政指標を注視し財政の健全化運営に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

橋りょう・トンネル、港湾・漁港については有形固定資産減価償却率が類似団体平均値を下回っている。認定こども園・幼稚園・保育所、公営住宅は平均値に近い数値となっているが、それ以外の施設については高い数値となっており、老朽化が進んでいる状況にある。類似団体より高い水準にある各施設については、今後公共施設等総合管理計画に基づき、更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行い改善を図る。

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

一般廃棄物処理施設については施設の更新工事に伴い令和03、令和04で数値が改善している。保健センター、消防施設については有形固定資産減価償却率が類似団体平均値に近い数値となっているが、それ以外の施設については高い数値となっており、老朽化が進んでいる状況にある。類似団体より高い水準にある各施設については、今後公共施設等総合管理計画に基づき、更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行い改善を図る。

財務書類に関する情報①(2022年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

・一般会計等においては、資産総額が前年度末から192百万円の増加(0.4%)、負債総額は291百万円の増加(2.6%)となった。・全体会計においては、資産総額が前年度末から31百万円の減少(▲0.1%)、負債総額は214百万円の減少(▲1.1%)となった。・連結会計においては、資産総額が前年度末から728百万円の減少(▲1.2%)、負債総額は533百万円の減少(▲2.7%)となった。・資産総額及び負債総額について、ほぼ横ばいに推移している。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

・一般会計等においては、経常経費は12,108百万円となり、前年度比417百万円の増加(3.6%)となった。・全体会計においては、経常経費は17,728百万円となり、前年度比385百万円の増加(2.2%)となった。・連結会計においては、経常経費は20,341百万円となり、前年度比180百万円の増加(0.9%)となった。・人件費等の増加が、経常経費増加の主な要因となっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

・一般会計等においては、税収等の財源(11,394百万円)が純行政コスト(11,493百万円)を下回っており本年度差額は▲99百万円となっている。・全体会計においては、税収等の財源(15,824百万円)が純行政コスト(15,981百万円)を下回っており本年度差額は▲157百万円となっている。・連結会計においては、税収等の財源(18,415百万円)が純行政コスト(18,580百万円)を下回っており本年度差額は165百万円となっている。・地方税徴収業務の強化等により税収等の増加に努める。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

・一般会計等においては、業務活動収支は1,265百万円、投資活動収支は1,391百万円、財務活動収支は290百万円となっており、本年度末資金残高は289百万円となった。・全体会計においては、業務活動収支は1,578百万円、投資活動収支は1,561百万円、財務活動収支は150百万円となっており、本年度末資金残高は1,103百万円となった。・連結会計においては、業務活動収支は1,562百万円、投資活動収支は1,561百万円、財務活動収支は150百万円となっており、本年度末資金残高は1,202百万円となった。地方債の発行額が償還額を大きく上回ったことが財務活動収支増加の主な要因となっている。

財務書類に関する情報②(2022年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

住民一人あたりの資産額は合併前に旧市町村ごとに整備した公共施設があるため、保有する施設数が類似団体よりも多く平均をわずかに上回っている。将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、公共施設等総合管理計画に基づき計画的な更新、統廃合等を検討していく。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は類似団体平均と同程度であり、前年度からほぼ横ばいに推移している。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人あたりの行政コストは類似団体平均を上回っている。ふるさと応援寄付金記念品贈呈事業に係る経費などが類似団体と比較し多いことが主な要因となっている。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人あたりの負債額は類似団体平均を下回っているが前年から29,069千円増加している。地方債の発行額が償還額を上回ったことが主な要因となっている。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率については、類似団体平均を上回っている。経常費用が増加となったことが主な要因であり、公共施設等総合管理計画に基づき、計画的な更新等を検討していく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,