収益等の状況について
平成29年に北九州市のスペースワールドが閉園した関係で、修学旅行での利用は伸び悩んでいる。価格帯を変えるなど試みたが大幅な集客にはつながらず、2月末から3月については新型コロナウイルス感染症の影響によりキャンセルが相次ぎ、総売上は減少した。
資産等の状況について
オープンから20年以上経過し、様々なところで老朽化がみられていたため、長寿命化計画を策定した。今後はこの計画を基に計画的な工事を実施していく。また、令和元年度で起債償還は終了した。
利用の状況について
宿泊の利用者については4割以上が北九州市、75%以上が福岡県内からであり、近隣市町村からの宿泊が主である。ランチについては指定管理者による3か月周期でのメニューの見直しを行い好評であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により2月、3月は利用者が減少した。
全体総括
長寿命化計画を策定したことにより、今後は的確な工事が行われ、施設状況が改善されることが予想される。また、その他の部分でも町と指定管理者で一緒になり利用者のニーズに合ったサービスの向上を図っていくことが利用者の増加に必要と思われる。