収益等の状況について
平成29年に閉園した北九州市のスペースワールドの関係で、修学旅行での利用が伸び悩んでいる。また、ロビーでのみWi-Fiが利用でき、各部屋での利用ができないため、若い世代の利用客が増えていない。レストランのランチについては好評であるが、宿泊客が増えていないために、収益が上がっていないのが現状である。
資産等の状況について
オープンから20年以上経過し、様々なところで老朽化がみられる。大規模改修を実施してきているが、それでも老朽化による修繕が必要である。長寿命化計画を策定し、計画的に修繕を実施していく。
利用の状況について
宿泊利用者は年々減少傾向にある。指定管理者によるDMの送付や、季節商品などで利用者増加を図っているが、温泉ではないことや交通の便が悪いこともあり、利用客は伸び悩んでいる。
全体総括
施設の老朽化による修繕が指定管理者の経営を圧迫していることもあり、サービスの低下が懸念される。利用者増加に向けて、指定管理者だけでなく町も一緒になって考えていくことも必要と思われる。