収益等の状況について
収益等の状況が昨年度よりやや減少しているのは、利用数が横ばいであるがビジネス(素泊まり)等の利用形態増による客単価の低下と、職員の定期昇給により人件費が増加したためと考えられる。厳しい経営状況であることには変わりはないが、サービスの低下にならないよう、収支のバランスを追求し健全運営を目差す。
資産等の状況について
築24年が経過し、修繕に関する支出が増加している。お客様の利用形態は時代により急激に変化していることから、施設の大規模改修の検討をしているが、莫大な費用がかかるため補助金等を有効活用し、利用者により良い環境を提供できるよう努めたい。
利用の状況について
利用者数は近年横ばいである。客単価が減少していることから、アメニティーの充実を図り、更にお客様のニーズにあった商品の提供を推進していく。
全体総括
消費税増税に伴い仕入れコストの増額等が見込まれる中、最低賃金の改定、お客様に対する一人当たりのコスト増からも、年々厳しい経営状態は避けられないため、次年度から宿泊・温泉等の利用料を見直し、更なる経営改善を図り成果を上げる。