収益等の状況について
本施設は、冬の入込がメインであるが令和元年は、深刻な雪不足と新型コロナウイルス感染症の流行により、入込が著しく減少した。そのため、収益的収支比率が落ちた。EBITDAが上昇した理由について、本年度より施設の資産価値を記入したためそれに伴い減価償却分が増加したと考えられる。他会計補助金比率について、H30年度分から算出方法を変更したため。利用料金等を計算式に追加したため。EBITDAについて、正しくは-13,520であり、新型コロナウイルス及び雪不足の影響により、利益が大きく下がったため大きく減少した。
資産等の状況について
施設自体は村で所有しており、大規模な修繕などは村で行っている。設備投資見込み額に1.3億とあったがそこまでの設備投資は行っていない。設備の更新や細かな修繕などを行った。
利用の状況について
1年を通して、スポーツ合宿や学習合宿、スキー大会など団体客の予約があり、ある程度の入込は見込めている状態。一方グリーンシーズンでは、団体客がなく宿泊客が数名という状態の日もある。年間を通すと定員稼働率が平均と比較して半数程度という状況。繁忙期の入込増はもとより、1年の大半を占めるグリーンシーズンの定員稼働率の増加が必要。
全体総括
スキー場に隣接していることもあり、スキー客からの予約がメインであり、売上もスキーシーズンの売上が大部分を占める。令和元年度は雪不足や新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの売上が見込めるスキー大会や修学旅行がキャンセルになり売上が伸びなかった。今後の方針としては、1年の大半を占めるグリーンシーズンの入込やウインターシーズンにおいても雪が少なくても客を呼び込めるコンテンツの作成が必要であると考える。