収益等の状況について
団体客の受入れに重点を置いている。スキーシーズンであれば、ほとんどの部屋を稼働できるが、グリーンシーズンなどの閑散期には、スポーツ合宿・学習合宿の受入れ以外ほとんどない状態。他会計補助金比率について、H30年度分から算出方法を変更したため。利用料金等を計算式に追加したため昨年までの結果と大きく変わった。
資産等の状況について
施設は村で所有しており、指定管理者制度を導入している。管理運営は指定管理者に委託し、施設の修繕について重大なものは村で行っている。施設が老朽化しており、抜本的な修繕計画を行う必要がある。
利用の状況について
1年を通して、スポーツ合宿や学習合宿、スキー大会など団体客の予約があり、ある程度の入込は見込めている状態。一方グリーンシーズンでは、団体客がなく宿泊客が数名という状態の日もある。年間を通すと定員稼働率が平均と比較して約半分程度という状況。繁忙期の入込の増への取組みはももとより、1年の大半を占めるグリーンシーズンの定員稼働率のベースアップが必要。
全体総括
スキーシーズン売上が大きな割合を占めており、年末年始の売り上げに大きく影響され、その後の挽回が難しい。今後温暖化などの影響で、雪不足の年が増えていくと一層厳しい年が増えていくことが予想される。施設の老朽化に伴って修繕が必要な個所も増えているので、村の修繕計画と指定管理者の営業計画と合わせ効率的な施設運営が必要と考える。今後の村の取組みとしては、利用者により快適な宿泊ができるよう施設の改修・修繕などを行う。