洋野町

地方公共団体

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地方公営企業の一覧

簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設 特定地域排水処理施設 個別排水処理施設 国保種市病院 簡易水道事業(法適用)


収集されたデータの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202315,000人15,500人16,000人16,500人17,000人17,500人18,000人18,500人19,000人19,500人住民基本台帳人口住民基本台帳人口 うち日本人国勢調査人口

産業構造

22.8%33.4%43.9%018002000220024002600280030003200340036003800第1次産業第2次産業第3次産業

財政比較分析表(2015年度)

財政力

財政力指数の分析欄

人口の減少(前年同期-298人1.6%減)と併せ、農林水産業以外に中心産業がないことから財政基盤が弱く、類似団体平均から0.09ポイント下回っている。基準財政需要額は、27年度までの過去3年間で139,104千円増(平成27年度の2.4%相当)。基準財政収入額は、同じく129,392千円増(平成27年度の9.3%相当)となっており、基準財政収入額の伸びが財政力指数を0.02ポイント上昇させた要因となっている。引き続き、自主財源の確保に努めながら、財政の健全化を図る。

類似団体内順位:23/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230.20.250.30.350.40.450.5当該団体値類似団体内平均値

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

前年度と比較して1.0ポイント増加し、類似団体平均とは5.5ポイントの開きとなった。歳入は臨時的収入が総額で2,481,738千円の減、経常的収入が122,020千円の増。歳出は臨時的支出が1,852,536千円の減、経常的支出が149,817千円の増となり、歳入歳出ともに臨時的収支が減少し、経常的収支が増加した。臨時的収支減少の主なものは、都道府県支出金(-1,135,301千円)、地方債(-1,031,800千円)、普通建設事業費(-1,983,329千円)、投資及び出資金・貸付金(-650,529千円)等である。経常的支出では、扶助費(92,149千円)及び補助費等(44,288千円)が増加しており、全体として経常的収支が増加し、財政の硬直化が進んだ形となった。

類似団体内順位:24/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202383%84%85%86%87%88%89%90%91%92%93%当該団体値類似団体内平均値

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

1人当たり決算額は前年度とほぼ同額となり、類似団体平均が増額となったことから、当該平均を下回った。人件費は、退職不補充等により職員数が293人から283人に減少したことに伴って、-5,474千円(0.3%)の減となった。物件費は、大野木工技能継承事業業務委託料の減などにより労働費分が-37,572千円(54.6%減)、漁場資源復旧のための稚ウニ購入費-9,303千円(皆減)などにより農林水産業費分が-75,527千円(54.3%減)となり、物件費全体で-47,353千円(3.0%)の減となった。人件費及び物件費でそれぞれ減少したが、減少幅が小さいことから、1人当たりの決算額としても微減に止まった。

類似団体内順位:15/28
200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023140,000円150,000円160,000円170,000円180,000円190,000円200,000円210,000円220,000円230,000円240,000円250,000円260,000円当該団体値類似団体内平均値

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

前年度から0.9ポイント改善したが、類似団体との差は依然として3ポイントを超えている。給料表上の引上げ率の相違により0.1ポイント減となったものの、採用、退職に係る職員構成の変動や、給与制度の総合的見直し時期及び給料表の引下げ率の相違等により1.0ポイント増となったことが、全体として0.9ポイント増の要因となった。総人件費の削減に努める一方でラスパイレス指数の改善にも取り組む必要があり、両方のバランスを取りながら適正な定員管理を進める。

類似団体内順位:4/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220239092949698100102当該団体値類似団体内平均値

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を若干上回っているが、ほぼ同ポイントで推移している。一般職員等における対前年度比は1人増(191人→192人)となり、人口千人当たり職員数が0.23ポイント増加した。今後も定員適正化計画を基本に退職不補充等に取り組みつつ、専門性の高い部門への専任職員の適性配置等、適正な定員管理を進める。

類似団体内順位:15/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220239.5人10人10.5人11人11.5人12人12.5人13人当該団体値類似団体内平均値

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

平成20年度~平成22年度における補償金免除繰上償還(100,822千円)等により、類似団体平均を下回る状況が続いたが、平成27年度では9.6%(前年度比0.1ポイント増)となり、類似団体の改善傾向を要因として比率の差異が0.5ポイントとなった。宿戸学区統合保育園新築事業及び種市給食センター整備に伴う償還開始や、中野小学校大規模改築事業及び久慈消防署種市分署整備事業による起債借入の負担が増す見込みであることから、プライマリーバランスの確保や実質公債費比率18%(起債許可団体)を超えないよう、予算の選択と集中を徹底し町債発行の平準化に努める。

類似団体内順位:11/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220238%9%10%11%12%13%14%15%16%17%当該団体値類似団体内平均値

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

類似団体より5.5ポイント高い指標となっており、前年度から14.3ポイント減少した。算式の分子では、地方債現在高の増、公営企業債等繰入見込額の減、基金現在高の増による充当可能財源の増により、分子全体で23.3ポイント減となった。分母では、標準財政規模が0.7ポイントの増、控除となる算入公債費が6.5ポイントの減となり、分母全体で2.4ポイントの増となった。基金規模の維持及び起債発行の平準化等に留意しながら、事業の選択と集中に努める必要がある。

類似団体内順位:16/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230%20%40%60%80%100%120%140%当該団体値類似団体内平均値

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費

人件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、経常収支比率の人件費分に係る比率の差異が増加した(0.8→1.3)。ラスパイレス指数は平均より低く、1千人あたりの職員数(10.78人)が類似団体より0.07人多いが、指数としては前年度比ほぼ横ばいとなったところ。定員適正化計画に基づき職員数の適正化に取り組むとともに、類似団体と比べ指数が上回り、差異が開いていることからも、公営企業の経営を含め人件費関係経費全体について、抑制に努める。

類似団体内順位:19/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202321%22%23%24%25%26%27%28%29%30%当該団体値類似団体内平均値

物件費

物件費の分析欄

前年度より0.3ポイント減少し、類似団体平均を1.3ポイント上回っている。前年度比で改善された要因としては、大野木工技能継承事業業務委託料の減などにより労働費分が-37,572千円(54.6%減)、漁場資源復旧のための稚ウニ購入費-9,303千円(皆減)などにより農林水産業費分が-75,527千円(54.3%減)となり、物件費全体で-47,353千円(3.0%)の減となったものによる。今後、施設の老朽化に伴う物件費の増加が見込まれることから、施設の統廃合や臨時職員数の削減等による物件費の徹底した見直しを行い改善に努める。

類似団体内順位:19/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202311%11.5%12%12.5%13%13.5%14%14.5%15%15.5%当該団体値類似団体内平均値

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っているが、前年度より0.3ポイントの微増となっている。重度心身障害者医療費等障害者に係る扶助費が40,535千円(7.9%)増、乳幼児医療費(町単独事業分)が12,712千円(567.9%)増などにより、扶助費全体で23,322千円(2.2%)の増となった。町民サービスに直結する経費であり上昇傾向にあるが、財政を過度に圧迫することのないように注視する。

類似団体内順位:9/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220231.5%2%2.5%3%3.5%4%4.5%5%5.5%6%6.5%当該団体値類似団体内平均値

その他

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は前年度より0.4ポイント減少し、類似団体比0.8ポイントの差異となった。地域総合整備資金貸付金が-575,000千円(皆減)、財政調整基金積立金等の積立金が560,516千円(149.5%)の増、国保特別会計繰出金など繰出金合計で116,010千円(12.2%)の増などにより、その他の経費全体としては減少となった。特別会計においては独立採算の原則に立ち返り、一般会計に負担が生じる繰り入れに依存しないように努める。

類似団体内順位:10/28
2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220234%5%6%7%8%9%10%11%12%13%14%15%当該団体値類似団体内平均値

補助費等

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、前年度より0.6ポイント増加し、依然として類似団体平均を上回っている。特定教育・保育施設等給付費負担金172,616千円(皆増)、久慈広域連合に対する負担金45,244千円(8.4%)増などにより、補助費等全体で159,709千円(11.1%)の増となったことが、ポイント増加の要因である。今後とも、通常事業分については町単独補助金の整理合理化を図り、補助費等の抑制に努める。

類似団体内順位:22/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202312.5%13%13.5%14%14.5%15%15.5%16%16.5%17%17.5%当該団体値類似団体内平均値

公債費

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は前年度比0.6ポイント増となり、類似団体平均を0.8ポイント上回った。臨時財政対策債が14,496千円(5.2%)増、合併特例債が8,953千円(3.5%)増、過疎対策事業債が7,931千円(38.8%)増などにより、公債費全体で58,815千円(4.4%)の増となったことが要因と考えられる。今後においてもプライマリーバランスの確保、実質公債費比率の動向を見極めながら、緊急性、必要性を検討し事業の取捨選択に努める。

類似団体内順位:15/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202314%15%16%17%18%19%20%21%22%23%24%25%26%当該団体値類似団体内平均値

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は前年度比0.4ポイント増加し、類似団体と4.7ポイントの開きがある。物件費やその他の費目で減少しているものの、乳幼児医療費(町単独事業分)の増加等による扶助費の増(23,322千円、2.2%)、久慈広域連合負担金の増加等による補助費等の増(159,709千円、11.1%)が寄与し、ポイント増となった。経常経費であり簡単に削減することのできない費目ではあるが、町単独補助金の整理合理化を図るなどし、抑制に努める。

類似団体内順位:22/28
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202362%63%64%65%66%67%68%69%70%71%72%73%74%当該団体値類似団体内平均値

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

議会費

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220235,400円5,600円5,800円6,000円6,200円6,400円6,600円6,800円7,000円7,200円当該団体値類似団体内平均値

労働費

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-2,000円0円2,000円4,000円6,000円8,000円10,000円12,000円14,000円16,000円18,000円20,000円22,000円24,000円26,000円当該団体値類似団体内平均値

消防費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202325,000円30,000円35,000円40,000円45,000円50,000円55,000円60,000円当該団体値類似団体内平均値

諸支出金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円1,000円2,000円3,000円4,000円5,000円6,000円7,000円当該団体値類似団体内平均値

総務費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202360,000円80,000円100,000円120,000円140,000円160,000円180,000円200,000円220,000円240,000円当該団体値類似団体内平均値

農林水産業費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202330,000円40,000円50,000円60,000円70,000円80,000円90,000円100,000円110,000円120,000円当該団体値類似団体内平均値

教育費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202350,000円60,000円70,000円80,000円90,000円100,000円110,000円120,000円130,000円当該団体値類似団体内平均値

前年度繰上充用金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円当該団体値類似団体内平均値

民生費

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023130,000円140,000円150,000円160,000円170,000円180,000円190,000円200,000円210,000円当該団体値類似団体内平均値

商工費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202310,000円15,000円20,000円25,000円30,000円35,000円40,000円45,000円当該団体値類似団体内平均値

災害復旧費

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-5,000円0円5,000円10,000円15,000円20,000円25,000円30,000円35,000円40,000円45,000円50,000円55,000円当該団体値類似団体内平均値

衛生費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202350,000円60,000円70,000円80,000円90,000円100,000円110,000円当該団体値類似団体内平均値

土木費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202340,000円45,000円50,000円55,000円60,000円65,000円70,000円75,000円80,000円85,000円90,000円当該団体値類似団体内平均値

公債費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202355,000円60,000円65,000円70,000円75,000円80,000円85,000円90,000円95,000円100,000円105,000円110,000円当該団体値類似団体内平均値

目的別歳出の分析欄

消防費及び教育費において、類似団体との乖離が顕著である。消防費の要因としては、津波監視カメラ設置事業(平成26、73,777千円、6,888.6%増)、八木地区宅地嵩上げ工事補償費(平成26、66,500千円、皆増)及び同嵩上げ工事(平成27、21,424千円、20.8%増)など、東日本大震災をきっかけとした防災対策への注力が表れたもの。なお、平成28年度からも久慈消防署種市分署整備事業を2ヵ年継続事業として進めており、消防費の肥大化は平成28年度以降も見込まれる。教育費の要因としては、種市小学校整備事業(平成25、688,587千円、78.1%増)及び平成26年度から3ヵ年継続事業である中野小学校改築事業の大型事業が続いていることが要因である。また、災害復旧費における平成25年度から平成26年度の減少幅が大きいのは、東日本大震災の事業進捗状況を表しているもの。諸支出金において平成25年度が突出しているのは、震災による高台移転者の土地購入費(2,670千円)と、農林業振興等多用途用地購入費(118,000千円)を要因とするものである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

人件費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202390,000円95,000円100,000円105,000円110,000円115,000円120,000円125,000円130,000円当該団体値類似団体内平均値

補助費等

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202360,000円80,000円100,000円120,000円140,000円160,000円180,000円200,000円220,000円240,000円260,000円当該団体値類似団体内平均値

災害復旧事業費

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-5,000円0円5,000円10,000円15,000円20,000円25,000円30,000円35,000円40,000円45,000円50,000円55,000円当該団体値類似団体内平均値

投資及び出資金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220231,000円2,000円3,000円4,000円5,000円6,000円7,000円当該団体値類似団体内平均値

物件費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202370,000円75,000円80,000円85,000円90,000円95,000円100,000円105,000円110,000円当該団体値類似団体内平均値

普通建設事業費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202340,000円60,000円80,000円100,000円120,000円140,000円160,000円180,000円200,000円220,000円240,000円260,000円当該団体値類似団体内平均値

失業対策事業費

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円当該団体値類似団体内平均値

貸付金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円5,000円10,000円15,000円20,000円25,000円30,000円35,000円当該団体値類似団体内平均値

維持補修費

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220236,000円8,000円10,000円12,000円14,000円16,000円18,000円20,000円当該団体値類似団体内平均値

普通建設事業費(うち新規整備)

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円20,000円40,000円60,000円80,000円100,000円120,000円140,000円160,000円180,000円当該団体値類似団体内平均値

公債費

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202355,000円60,000円65,000円70,000円75,000円80,000円85,000円90,000円95,000円100,000円105,000円110,000円当該団体値類似団体内平均値

繰出金

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202350,000円52,000円54,000円56,000円58,000円60,000円62,000円64,000円66,000円68,000円70,000円72,000円74,000円当該団体値類似団体内平均値

普通建設事業費(うち更新整備)

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円10,000円20,000円30,000円40,000円50,000円60,000円70,000円当該団体値類似団体内平均値

積立金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220235,000円10,000円15,000円20,000円25,000円30,000円35,000円40,000円45,000円50,000円55,000円60,000円65,000円当該団体値類似団体内平均値

前年度繰上充用金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230円当該団体値類似団体内平均値

性質別歳出の分析欄

普通建設事業費は、平成26年度までの類似団体との差異が平成27年度に減少(137,188円→40,928円)した。また、災害復旧事業費においても平成26年度以降の類似団体との開きが減少している。これらは、東日本大震災に係る復旧復興事業の進捗状況を表しているものである。平成26年度に突出している貸付金は、地域総合整備資金貸付金(洋野角浜太陽光発電事業)575,000千円(皆増)によるもの。普通建設事業費(うち新規整備)においては、平成26年度及び平成27年度ともに類似団体との開き(平成26:128,613円、平成27:86,636円)が大きく、類似団体内順位が一番高くなっている。種市学校給食センター工事(平成26、626,034千円、皆増)、オーシャンビュースタジアム大規模改修工事(平成26、296,882千円、皆増)、中野小学校改築工事(平成27、548,646千円、皆増)及びスマートグリッド通信インタフェース導入事業(平成27、318,600千円、皆増)など、大型事業の実施に伴い多額の負担が生じていることが要因である。一方で、普通建設事業費(うち更新整備)においては、類似団体を下回る結果となっており、今後は新規大型事業の負担を減らしつつ、既存施設の延命化に軸足をシフトしていく必要がある。

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-10%-5%0%5%10%15%20%25%30%35%40%45%財政調整基金残高実質収支額実質単年度収支

分析欄

財政調整基金については、標準財政規模比が平成25年度に減少したが、残高額は徐々に増加している(平成23:1,209百万円→平成27:2,219百万円)。但し、平成28年度以降においては主要財源として取り崩しを見込んでおり、基金残高の維持が今後の課題である。実質収支については、歳入歳出差引額及び翌年度に繰り越すべき財源が、平成26年度より少なかったことから、平成27年度は減少となったもの。実質単年度収支は積立金の増加(162,049千円)が寄与し、0.89%の増加となった。地方交付税の合併算定替分が段階的に縮減する平成28年度以降は、一層厳しい財政状況となる。経常経費の縮減を進めるなど、前述のとおり基金残高を維持する努力が必要である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-5%0%5%10%15%20%25%30%35%40%45%50%55%60%その他会計(赤字)その他会計(黒字)一般会計介護サービス事業公共下水道事業公共下水道事業特別会計国民健康保険国民健康保険特別会計国民健康保険種市病院事業会計国民健康保険診療施設国民健康保険診療施設特別会計水道事業水道事業会計生活排水処理事業生活排水処理事業特別会計病院事業簡易水道事業農業集落排水事業農業集落排水事業特別会計魚市場事業

分析欄

病院事業については、収益的収支で60,668千円の純損失となり、資本的収支では36,036千円の不足額となった。一方経常収支においては、入院患者の増(8.1%)や老健施設入所者の増(22.5%)などにより、1,538千円の経常利益を計上している。水道事業については、収益的収支の純利益を898千円計上し、資本的収支における157,784千円の不足額を、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填したものである。経営状況改善や町村合併後の課題でもある料金改定を検討し、一般会計からの負担を縮減する必要がある。一般会計については、経常一般財源化率が95%前後で推移していることなどから、前年とほぼ同数の標準財政規模比となっている。介護サービス事業では、歳入において繰越金及びサービス収入の増により5.0%の増、歳出において総務費及び基金積立金等の増により6.0%増となり、実質収支を31,975千円計上している。公共下水道事業では、歳入が0.7%の増、歳出が1.1%の減となり、12,273千円の実質収支黒字となっている。繰入金や使用料及び手数料等の増や、公共下水道事業費の減が要因である。国民健康保険会計については前年より0.49ポイント悪化した。基金の取り崩しを進め、基金残高はほぼ枯渇した状況である。平成30年度からの国保の都道府県化を見据え、国保財政の健全化を図る。介護サービス事業及び魚市場事業を除くその他の会計についても、一般会計からの繰入金等で、黒字を維持している状況であるが、一般会計の負担を必要最低限に抑えるため、基準外繰入を抑えるよう努め、収支均衡を図っている状況である。

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230百万円200百万円400百万円600百万円800百万円1,000百万円1,200百万円1,400百万円1,600百万円1,800百万円2,000百万円2,200百万円一時借入金利子債務負担行為に基づく支出額元利償還金公営企業債の元利償還金に対する繰入金実質公債費比率の分子減債基金積立不足算定額減債基金積立不足算定額※2満期一括償還地方債に係る年度割相当額積立不足額考慮算定額算入公債費等組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等

分析欄

元利償還金については減少傾向にあったが、平成23年度以降は増加に転じ、平成27年度は58百万円の増となった。臨時財政対策債(14,496千円、5.2%)、合併特例債(8,953千円、3.5%)及び過疎対策事業債(7,931千円、38.8%)の増が要因である。実質公債費比率の分子についても減少傾向が続いてたが、平成23年度以降は566百万円を平均とし、年度ごとに上下動している。当初予算編成では12億円を目安に公債費を計上しているところだが、平成29年度から始まる宿戸学区統合保育園新築事業及び種市給食センターの起債償還など、今後平成34年度のピークに向かって公債費が増加していく見通しである。基金規模を維持しながら、住民サービスを低下させることなく有利な起債の活用に努めていく。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023-2,000百万円0百万円2,000百万円4,000百万円6,000百万円8,000百万円10,000百万円12,000百万円14,000百万円16,000百万円18,000百万円20,000百万円22,000百万円うち、健全化法施行規則附則第三条に係る負担見込額一般会計等に係る地方債の現在高債務負担行為に基づく支出予定額充当可能基金充当可能特定歳入公営企業債等繰入見込額基準財政需要額算入見込額将来負担比率の分子組合等負担等見込額組合等連結実質赤字額負担見込額設立法人等の負債額等負担見込額退職手当負担見込額連結実質赤字額

分析欄

将来負担額は、これまで発行してきた地方債残高が、平成27年度末で145億7,446万1千円であり、前年度に比べて7,821万円、0.5%増、公営企業債等繰入見込額は2億5,389万円、4.2%減、退職手当負担見込額が4,446万1千円、5.5%減となった。全体では2億3,388万円、1.1%の減となった。充当可能財源等は、財政調整基金が前年度に比べ3億9,177万8千円増、減債基金が1億8,904万3千円増となっており、全体で充当可能基金が5億5,970万7千円、12.1%増となった。基準財政需要額算入見込額は、前年度に比べ456万4千円、0.04%減となった。標準財政規模は、69億105万2千円で前年度に比べ4,919万3千円、0.7%増となった。将来負担比率は42.7%で、前年度の57.0%と比べ、14.3ポイント減となっている。要因としては、算式の分子では、地方債現在高の増、公営企業債等繰入見込額の減、基金現在高の増による充当可能財源の増により分子全体で23.3ポイント減。分母では、標準財政規模が0.7ポイントの増、控除となる算入公債費が6.5ポイント減となり、分母全体で2.4ポイント増となった。

基金残高に係る経年分析(2014年度)

基金残高合計

基金全体

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220235,400百万円5,500百万円5,600百万円5,700百万円5,800百万円5,900百万円6,000百万円6,100百万円6,200百万円6,300百万円6,400百万円6,500百万円当該団体値

財政調整基金

財政調整基金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220232,200百万円2,300百万円2,400百万円2,500百万円2,600百万円2,700百万円2,800百万円当該団体値

減債基金

減債基金

200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023600百万円650百万円700百万円750百万円800百万円850百万円当該団体値

その他特定目的基金

その他特定目的基金

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220232,400百万円2,500百万円2,600百万円2,700百万円2,800百万円2,900百万円3,000百万円3,100百万円3,200百万円3,300百万円当該団体値

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2013年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'
20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202356%58%60%62%64%66%68%70%72%当該団体値類似団体内平均値

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'
200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222023350%400%450%500%550%600%650%700%当該団体値類似団体内平均値

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

62.4%63.5%65.3%67.1%68.7%70.1%71.6%8%10%12%14%16%18%20%22%24%26%28%30%32%34%有形固定資産減価償却率

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

9.9%11%11.4%11.6%11.8%12.2%12.6%8%10%12%14%16%18%20%22%24%26%28%30%32%34%公債費負担の状況

施設類型別ストック情報分析表①(2012年度)

道路

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202354%56%58%60%62%64%66%68%70%72%当該団体値類似団体内平均値

橋りょう・トンネル

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202356%57%58%59%60%61%62%63%64%65%66%67%68%当該団体値類似団体内平均値

公営住宅

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202364%66%68%70%72%74%76%78%80%82%84%86%当該団体値類似団体内平均値

港湾・漁港

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202345%50%55%60%65%70%75%80%85%90%当該団体値類似団体内平均値

認定こども園・幼稚園・保育所

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202335%40%45%50%55%60%65%70%75%80%当該団体値類似団体内平均値

学校施設

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202358%59%60%61%62%63%64%65%66%67%68%69%70%当該団体値類似団体内平均値

児童館

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202365%70%75%80%85%90%95%当該団体値類似団体内平均値

公民館

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202365%70%75%80%85%90%95%100%当該団体値類似団体内平均値

施設類型別ストック情報分析表②(2011年度)

図書館

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202340%45%50%55%60%65%70%75%80%当該団体値類似団体内平均値

体育館・プール

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202355%60%65%70%75%80%85%当該団体値類似団体内平均値

福祉施設

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202344%46%48%50%52%54%56%58%60%62%当該団体値類似団体内平均値

市民会館

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202338%40%42%44%46%48%50%52%54%56%58%60%当該団体値類似団体内平均値

一般廃棄物処理施設

2006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220230%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%当該団体値類似団体内平均値

保健センター・保健所

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202346%48%50%52%54%56%58%60%62%64%66%68%70%72%当該団体値類似団体内平均値

消防施設

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202340%45%50%55%60%65%70%75%当該団体値類似団体内平均値

庁舎

20062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202346%48%50%52%54%56%58%60%62%当該団体値類似団体内平均値

財務書類に関する情報①(2010年度)

資産合計

20162017201820192020202155,000百万円60,000百万円65,000百万円70,000百万円75,000百万円80,000百万円85,000百万円一般会計等連結全体

負債合計

20162017201820192020202112,000百万円14,000百万円16,000百万円18,000百万円20,000百万円22,000百万円24,000百万円26,000百万円28,000百万円30,000百万円32,000百万円一般会計等連結全体

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

2016201720182019202020219,000百万円10,000百万円11,000百万円12,000百万円13,000百万円14,000百万円15,000百万円16,000百万円17,000百万円一般会計等連結全体

純行政コスト

20162017201820192020202110,000百万円11,000百万円12,000百万円13,000百万円14,000百万円15,000百万円16,000百万円17,000百万円18,000百万円一般会計等連結全体

2.行政コストの状況

本年度差額

201620172018201920202021-1,600百万円-1,400百万円-1,200百万円-1,000百万円-800百万円-600百万円-400百万円-200百万円0百万円200百万円400百万円一般会計等連結全体

本年度末純資産残高

20162017201820192020202140,000百万円41,000百万円42,000百万円43,000百万円44,000百万円45,000百万円46,000百万円47,000百万円48,000百万円49,000百万円50,000百万円51,000百万円52,000百万円53,000百万円一般会計等連結全体

本年度純資産変動額

201620172018201920202021-2,800百万円-2,600百万円-2,400百万円-2,200百万円-2,000百万円-1,800百万円-1,600百万円-1,400百万円-1,200百万円-1,000百万円-800百万円-600百万円-400百万円-200百万円0百万円200百万円一般会計等連結全体

3.純資産変動の状況

業務活動収支

201620172018201920202021900百万円1,000百万円1,100百万円1,200百万円1,300百万円1,400百万円1,500百万円1,600百万円1,700百万円1,800百万円1,900百万円2,000百万円2,100百万円一般会計等連結全体

投資活動収支

201620172018201920202021-1,500百万円-1,400百万円-1,300百万円-1,200百万円-1,100百万円-1,000百万円-900百万円-800百万円-700百万円-600百万円-500百万円-400百万円-300百万円一般会計等連結全体

財務活動収支

201620172018201920202021-1,100百万円-1,000百万円-900百万円-800百万円-700百万円-600百万円-500百万円-400百万円-300百万円-200百万円-100百万円0百万円100百万円200百万円一般会計等連結全体

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2009年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

201620172018201920202021240万円260万円280万円300万円320万円340万円360万円当該団体値類似団体内平均値

②歳入額対資産比率(年)

2016201720182019202020213.4年3.6年3.8年4年4.2年4.4年4.6年4.8年5年5.2年5.4年当該団体値類似団体内平均値

③有形固定資産減価償却率(%)

20162017201820192020202158%59%60%61%62%63%64%65%66%67%68%69%70%71%当該団体値類似団体内平均値

1.資産の状況

④純資産比率(%)

20162017201820192020202170.5%71%71.5%72%72.5%73%73.5%74%74.5%75%75.5%76%当該団体値類似団体内平均値

⑤将来世代負担比率(%)

20162017201820192020202116.5%17%17.5%18%18.5%19%19.5%20%20.5%21%21.5%当該団体値類似団体内平均値

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

20162017201820192020202152万円54万円56万円58万円60万円62万円64万円66万円68万円70万円72万円74万円76万円78万円当該団体値類似団体内平均値

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

20162017201820192020202160万円65万円70万円75万円80万円85万円90万円当該団体値類似団体内平均値

⑧基礎的財政収支(百万円)

201620172018201920202021100百万円150百万円200百万円250百万円300百万円350百万円400百万円450百万円500百万円550百万円600百万円650百万円700百万円750百万円当該団体値類似団体内平均値

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

2016201720182019202020213.5%3.6%3.7%3.8%3.9%4%4.1%4.2%4.3%4.4%4.5%4.6%当該団体値類似団体内平均値

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅳ-0】

森町 八雲町 芽室町 別海町 藤崎町 七戸町 東北町 五戸町 南部町 雫石町 金ケ崎町 洋野町 三種町 板倉町 南知多町 かつらぎ町 八頭町 琴浦町 大山町 北広島町 世羅町 周防大島町 内子町 四万十町 山都町 あさぎり町 国富町 川南町