収益等の状況について
・使用料収入は、令和元年度まで安定して推移していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は減収となった。・収益に関する指標が類似施設平均値と比較し低調となっているが、これは、同一の指定管理者が他の2市営駐車場(マリオス立体駐車場及び盛岡駅西口地区駐車場)も一体的に管理しており、当駐車場に勤務する主たる指定管理者職員に係る人件費が計上されていることによるものである。
資産等の状況について
・老朽化している施設について、単年度ですべて実施することが困難であることから、修繕必要箇所ごとに優先順位を決定の上、計画的な修繕を行っていくこととしている。・施設全体の大規模な修繕については、盛岡市公共施設保有最適化・長寿命化長期計画等、市全体の計画に沿って、実施していくこととしている。
利用の状況について
市の中心部(官公庁団地)に位置し、盛岡市役所本庁舎の指定駐車場にもなっていることから、利用者数は令和元年度まで安定して推移していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は利用者数が減少した。
全体総括
市役所本庁舎の指定駐車場としての役割を継続するとともに、内丸官公庁団地等の駐車需要に対応する公営駐車場として、計画的な修繕、中長期的には大規模改修なども想定しながら存続していくこととしている。