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香川県三豊市:漁業集落排水の経営状況

🏠三豊市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

本事業は、市内離島にある1施設を対象としており、収益的収支比率は地方公営企業法適用に係る打切り決算に伴い709.63%で、経費回収率についても同様に、類似団体平均値よりも高い133.43%となっている。令和6年度からの地方公営企業法適用に向け移行事務を適切に遂行するとともに、更なる経費削減による経営改善に向けた取組が必要である。汚水処理原価については、打切り決算に伴う費用減少のため前年度より減少する結果となった。今後は維持管理費の削減、接続率向上による有収水量の増加を図り、適切な数値となるよう取り組む必要がある。使用料水準の適切性については、三豊市では漁業集落排水事業と農業集落排水事業とを同一会計で経営しているため、農業集落排水事業を含めて考えていく必要がある。

管渠改善率

老朽化の状況について

施設は平成5年に供用開始を行い、現在30年を経過し、管渠及び施設・機器等の老朽化が進行している。今後は、各施設の機能診断調査実施及び最適整備構想の見直しを行い、国庫補助事業等を活用した計画的な長寿命化更新工事の検討を図る必要がある。また抜本的な改革として、最適化(ダウンサイジング等)も併せて検討していく。

全体総括

離島に本事業を展開している不利な経営状況ではあるが、施設及び管渠の適正な維持管理を行うことにより、機器等の異常を早期発見し故障等の未然防止に努めることが維持管理費の抑制につながり、ひいては施設及び管渠の長寿命化を図ることになる。また、前述のとおり令和6年度からの地方公営企業法適用に向け、滞りなく移行事務を実施し、その後の経営戦略の見直しを図る。それによりにより、今後の人口減少等を加味した料金改定の必要性を検討すること、また施設の老朽化を踏まえた更新費用の検証等を行うことで、本事業の経営を持続可能なものとしていく。

出典: 経営比較分析表,

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