経営の健全性・効率性について
単年度収支については、前年に比べ2.4%上昇しているが、人口減少及び、償還金の増に伴う経営悪化が見られる。又料金水準についても、類以団体に比べ大幅に上回っているが、収益的収支及び人口減少を想定した料金体制を検討する。水洗化率については、すでに99%普及しており、残り1%については、空屋及び公共施設が該当となっている。
老朽化の状況について
知夫村の下水道施設については平成19年度から全地区開始され、施設については比較的新しい状況である。今後については、長寿命化計画を策定し、計画的な修繕対策を行う。
全体総括
施設及び配管等については、比較的新しい状況であるが、長寿命化計画の策定を早急に行い、早めの修繕で経営状況の悪化を防ぐ事とする。又人口減少に伴い料金収入の減額が見込まれる為、収益と費用の将来予測を立てる事で適切な料金改定を検討していく事が重要である。