経営の健全性・効率性について
浦郷地区は平成13年度に、また美田地区は平成22年度に供用開始し、平成27年度末で完了予定で全町的な汚水処理体制が整うことになる。浦郷地区の接続率85.8%と比較的高いが、美田地区は28.7%と供用開始から間もないことから低調であり平成23年度から加入分担金の分割納付ができるように制度改正して加入促進を奨励している。平成28年度から浦郷地区漁業集落排水施設の長寿命化計画を策定し順次改修を行っていく予定をしており、企業債残高は膨らむ見込みのため企業債残高対事業規模比率は上昇する見込みとなっている。
老朽化の状況について
平成27年度末で全町的な汚水処理体制が整うが、施設は大規模な修繕は行わず小修繕等で対応してきたため、平成28年度から浦郷地区の長寿命化計画を策定し順次更新を行っていく予定としている。
全体総括
美田地区の接続率が低いためさらなる加入促進で料金収入を確保し、浦郷地区の長寿命化計画を策定し処理場の機器更新等を順次行っていく。