湯沢市:特定環境保全公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

特定環境保全公共下水道の事業開始は、小安処理区平成11年度、皆瀬処理区平成14年度、稲川処理区平成15年度、院内処理区平成16年度及び湯沢処理区平成21年度で、湯沢処理区以外は面整備が終了しています。下水道整備の財源は約半分が国からの交付金で、残りの半分を企業債(借入金)で賄っています。その大部分は返済期間が30年ですので、まだ返済が終了しておりません。そのため、下水道の維持管理費と企業債の返済などの費用と下水道使用料を比較する「収益的収支比率」は、年度間のばらつきがあるものの微増し83%となっています。また、「経費回収率」は、低レベルではあるものの類似団体より高い値となっています。「企業債残高対事業規模比率」は、整備が終了していることから年々低下しています。経済的に困難であることや高齢者世帯では今の生活環境に不便を感じていないことなどの理由による未接続者が多く、水洗化率が64%と低レベルです。このことにより処理場に流入する汚水量が少ないため、「汚水処理原価」が高額となり、「施設利用率」が類似団体より高いものの43%と低レベルとなっています。

老朽化の状況について

平成11年度整備開始から18年経過で耐用年数未到来であることから、下水道管渠については更新事業を開始していません。現在、湯沢処理区のみで未普及地域解消のための面整備を継続中ですが、更新事業はその後に耐用年数を考慮し行うこととしています。処理場の更新事業については、湯沢市生活排水処理整備構想においては、湯沢処理区以外の5処理区について耐用年数によりそれぞれ小安処理区が平成35年度から、皆瀬処理区及び稲川処理区が平成38年度から、院内処理区が平成39年度から浄化センター施設の更新を行うこととしています。

全体総括

使用料の適正化のため、平成30年度までに段階的に引き上げを行っていますが、その後も使用料の適正化に努めます。また、滞納対策を強化し収納率の向上を目指すと共に、大口需要家の加入活動を強化し使用料収入の増加に努めます。未水洗化家屋に対する普及啓発活動を強化し、水洗化の向上を目指します。面整備事業及び更新事業にあたっては、国の交付金等を活用し、市負担分には企業債を充当することで事業を進めますが、毎年度の元金返済額を超えない範囲で企業債を利用することにより残高の低減を目指します。平成28年度から施設の維持管理業務を運転管理業務と必要な物品や電力等の調達等を併せて委託する包括的民間委託に移行しました。今後、民間活用により経費の節減を目指します。

類似団体【D3】

函館市 美唄市 富良野市 石狩市 森町 上ノ国町 留寿都村 共和町 泊村 長沼町 新十津川町 苫前町 礼文町 利尻富士町 斜里町 遠軽町 標茶町 弟子屈町 五所川原市 つがる市 外ヶ浜町 深浦町 七戸町 六ヶ所村 大間町 東通村 佐井村 遠野市 二戸市 八幡平市 西和賀町 住田町 田野畑村 軽米町 石巻市 気仙沼市 湯沢市 北秋田市 藤里町 五城目町 羽後町 長井市 舟形町 郡山市 喜多方市 二本松市 二本松市 湯川村 柳津町 金山町 会津美里町 塙町 浅川町 石岡市 常陸太田市 小美玉市 八千代町 鹿沼市 長野原町 横瀬町 神川町 上里町 芝山町 檜原村 新島村 阿賀野市 珠洲市 羽咋市 大月市 上野原市 小諸市 大桑村 瑞穂市 本巣市 輪之内町 揖斐川町 伊東市 菊川市 西尾市 小牧市 弥富市 多気町 大台町 茨木市 河内長野市 南あわじ市 市川町 福崎町 上郡町 御所市 安堵町 高取町 吉野町 大淀町 御坊市 由良町 琴浦町 大田市 江津市 吉賀町 海士町 西ノ島町 笠岡市 井原市 総社市 新庄村 鏡野町 奈義町 久米南町 美咲町 広島市 竹原市 大崎上島町 世羅町 山口市 萩市 徳島市 吉野川市 美馬市 板野町 つるぎ町 東みよし町 東かがわ市 八幡浜市 伊方町 香美市 土佐町 梼原町 四万十町 久留米市 太宰府市 宮若市 那珂川町 久山町 築上町 みやき町 玄海町 江北町 白石町 諫早市 西海市 南島原市 小値賀町 宇城市 南関町 和水町 南小国町 益城町 日田市 豊後高田市 日南市 小林市 木城町 諸塚村 大宜味村