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地方財政ダッシュボード

愛媛県内子町の財政状況(2021年度)

愛媛県内子町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

内子町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

人口が令和2年度:16,056人から令和3年度:15,758人へ298人減少(対前年度比:-1.9%)したこと、高齢化率が全国平均を上回る40.8%(前年度:40.3%)になることに加え、町内に中心となる産業が少ないことから、財政基盤が弱く、類似団体平均0.32を大きく下回る0.27となっている。過去5年間の間でも大幅な税収の増減がない現状である。今後の大幅な増収が見込めない中でも、引き続き町税の徴収事務の強化を図りながら、限られた財源を有効活用することに努める。

経常収支比率の分析欄

例年80ポイントに近い数字を推移していたが、3年度は5.5ポイント減の75.3%となった。大幅改善の主な理由は経常的な収入において、普通交付税や地方消費税などの増加があり前年度より402,522千円も増加したことがあげられる。一方で経常的な歳出の総額には大きな変化がなかった。(詳細については次のシートに記載)類似団体と比較しても10.0ポイント下回っており、良好な状態となっているが、今後も経常経費の見直し・削減を継続し、財政構造弾力性の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

維持補修費は、コロナ対策のための空調設備の改修など(約1億6,000万円)があり、令和2年度:124,055千円から308,792千円と大幅に増加。一方で、人件費は休職者・定年退職者が多く、職員の構成が変化した結果、27,993千円の減少。また物件費も令和2年度にGIGAスクールやコロナ対策に係る備品購入額が多かったことなどから83,221千円減少した。人口も前年より298人減少しており、その結果、「人口1人当たりの人件費・物件費等決算額」は8,460円増加した。類似団体と比較すると、27,155円少ないが、今後も支出の抑制・定員管理の適正化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体と比較すると、直近の5年間でも数値は低く推移している状況が続いており、ワースト1位になっている。近年は定年退職者が多いことや、新規採用職員の採用人数が増えていることも原因のひとつである。今後も引き続き人事評価制度や勤勉評価を全職員に適用し、公平かつ均衡のとれた給与制度を推進していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、令和2年度211人から令和3年度216人で5名増加。人口においては令和2年度16,056人から令和3年度15,758人へ298人減少しており、人口減少が数年にわたって続いている状態である。その結果、「人口1,000人当たりの職員数」は令和2年度と比較すると0.26人増加した。今後も少子化対策に取り組みながら、魅力ある町づくりをPRして、U・I・Jターンで定住促進を図り、充実した住民サービスが行えるよう行政効果が反映できる職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。

実質公債費比率の分析欄

平成20年度に「公債費適正化計画」を策定し、それに基づき地方債の発行の抑制をおこない、繰上償還や臨時財政対策債の借り入れをしないなどの財政運営を行った。合併後の平成17年度以降に行政改革に取り組んだ結果として、平成19年度に18.1%であった実質公債費比率は令和2年度には1.8%、令和3年度には1.7%と着実に改善することができている。全国平均、愛媛県平均と比較をすれば、平均値を下回ることができているが、内子町総合計画を推進していく中において、事業の必要性等を検証し、あわせて「公債費適正化計画」に基づいた地方債の発行抑制をすることで健全財政を図っていく。

将来負担比率の分析欄

内子町においては、平成25年度以降改善の方向で進んでいる。これについては、平成17年度の合併前後に多額の地方債を借り入れをしている起債の償還が順次終了していることにより、全体の地方債残高が減少していることが要因として挙げられる。合わせて「公債費適正化計画」に基づき起債の発行そのものを抑制することで、将来負担比率を下げている。充当財源としての基金残高は、令和3年度においては842,223千円の積立を行っており、最終的に6.4%改善となっている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

職員数は、前年度から5名増加の216人。しかし、休職者・定年退職者が多く、職員の構成が変化した結果、経常的な人件費は5,000万円ほど減少。また経常一般財源(収入)が大幅に増えたことにより、人件費の経常比率は2.2ポイント減少の24.1%となった。類似団体と比較すると1.5ポイント高い状態である。今後も充実した住民サービスを行えるよう行政効果が反映できる職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。

物件費の分析欄

経常的な物件費は令和2年度:849,267千円から令和3年度:823,180千円へ微減。要因として公共施設整備計画や財務書類作成支援業務委託の入札減少や需用費の削減の積み上げなどがあげられる。近年では業務の多様化・新しい施策に対応するための電算管理費などの委託料や施設の管理に係る光熱水費なども増加傾向にある。今後もPDCAサイクルに基づき経常的軽費を点検・分析・見直しを行い、経費の削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費全体の決算額は、コロナウイルスにかかる給付金などで大幅な増。経常的な支出においては、自立支援給付費や対象者の拡充により子ども医療費が増加、一方で対象者の減により児童手当給付費などが減少した。しかし、経常一般財源(収入)が大幅に増えたことにより、扶助費の経常比率は1.7ポイント減少の3.1%となった。扶助費は国の制度に基づくものが多数占めることに加え、全国平均を上回る高齢化率40.8%という状況もあり、容易に削減ができない経費である。今後も扶助費の適正給付に努める同時に、その他の経常経費の削減・抑制を図っていく。

その他の分析欄

その他は特別会計への繰出金が大きい。全国平均を上回る高齢化率40.8%という状況もあり、今後も、一人当たりの医療費の増加や介護給付費の増加が見込まれる。健康増進・介護予防を図りながら、医療・介護費の適正化対策を行いながら、適切な繰出を行うことに努める。

補助費等の分析欄

経常経費の補助費等は令和2年度:706,309千円から令和3年度:766,129千円へ増加。要因として私立保育園の運営にかかる負担金の増加などの積み上げがあげられ、結果、経常収支比率0.2ポイント増の10.9%となった。補助金については、事業効果や目標達成度の決算分析を行い、事業効果の少ないものは削減し、適正な事業補助金に努めるなどして経費削減を図っている。

公債費の分析欄

公債費の支出額は、災害復旧にかかる借入の元金償還が始まったことなどから1,300万円ほどの増加。しかし、経常一般財源(収入)が大幅に増えたことにより、公債費の経常比率は0.6ポイント減少の13.8%、類似団体と比較しても3.4ポイント低く、良好な状態である。起債発行額を年間9億円以内という目標を設定し、起債発行抑制をしていることから災害などの臨時的な借入がある年を除き、年々起債残高は減少傾向。今後も各長寿命化計画及び公共施設等総合管理計画により施設の新築でなはく延命化に重点を置き、大規模事業の取捨選択を行うとともに事業の前倒し、先送り及び縮小をしながら起債発行額を抑え、公債費を抑制していく。

公債費以外の分析欄

経常的な収入において、普通交付税や地方消費税などの増加があったことで前年度より402,522千円も増加したことや経常的な支出の減少もあり、前年比率より4.9ポイント減少の61.5%となった。類似団体と比較すると下回っている状況ではあるが、引き続き経常経費の抑制・住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるように取り組んでいく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

令和3年度においても、新型コロナウイルス感染症対策関連の臨時財政需要があったが、歳出額は昨年度と比較して-497,468千円(-4.07%)減少している。その結果、「財政調整基金」は取り崩すことなく、89,275千円の積み立てをした。その結果、令和3年度の財政調整基金残高については、標準財政規模に対する比率において前年度比で0.37ポイント増加している。実質単年度収支については、単年度収支が-73,048千円となっていることに加えて、財政調整基金への積立を行った結果、16,227千円となり、標準財政規模に対する比率においては-3.33ポイントとおおきく減少となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

一般会計、内子高等学校小田分校寄宿舎特別会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療保険事業特別会計、介護保険サービス事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計の赤字額はなく、連結においても黒字となっている。標準財政規模比を見ると、分子である実質収支額をみると水道事業においては、資金剰余金が91,460千円(11.36%)増加していることで標準財政規模に占める割合も増加として大きく影響している。また、一般会計においては、実質収支が-153,584千円(-34.72%)と減少に大きく減少している。一方、分母となる標準財政規模が対前年度と比べて325,542千円(4.92%)増加していることから、それぞれの標準財政規模比は多少の増加となっている。分子である実質収支の増減もあるが、今年度においては分母である標準財政規模の増加が今年度の数値に大きく影響していると考える。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

実質公債費比率においては①平成19年度に繰り上げ償還(378,075千円)を実施したこと②平成20年度に作成した公債費負担適正化計画に基づき地方債の発行抑制を図っている。しかし、災害復旧事業債の償還、過疎対策事業債等の償還が前年度と比較して増加していることから、8,475千円(0.86%)増加となっている。そのほかの「公営企業の元利償還金に対する繰入金」「組合による地方債」「債務負担行為に基づく支出額」においては、若干の増減はあるもののほぼ横ばい傾向である。結果として、分子における元利償還金の増加が影響して最終的に実質公債費比率は増加となっている。起債残高は前年度と比較して54,542千円(0.68%)増加となっており、引き続き発行抑制を図りながら健全化等に取り組んでいるところである。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

合併前の地方債償還が順次終了していることにあわせて、平成29年度に公債費適正化計画を策定し起債の抑制を図ってきたことにより地方債残高は年々減少ている。しかし、平成30年度の災害等により対前年度と比較して54,542千円(0.68%)の増加なっている。将来負担額(A)全体を見ると債務負担行為に基づく支出予定額-13,863千円(-34.86%)、退職手当負担-43,2399千円(-2.78%)、公営企業等繰入金見込み額-114,026千円(-7.18%)と減少していることから、-133,415千円(-1.18%)の減少となった。その一方で、充当可能財源等(B)を見ると517,855千円(3.31%)増加となっている。充当可能特定歳入は-32,832千円(-45.33%)であったが、充当可能基金については842,223千円(12.63%)と大幅に積立をおこなったことにより、(B)項目は増加となっている。以上の結果から、将来負担比率は6.4%減少することとなった。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)・今年度においても、預金利子分の積み立てを行っている。・今後の財源不足に充当すべく財政調整基金への積立を行っている。・今後の財源不足に対応するため、合併特例債を活用した「地域振興基金」を創設し基金の積立をおこなっている。・そのほかにも、各種目的基金への積立をおこなっているものもあり、それぞれの目的に充当していく予定である。(今後の方針)・短期的にみると横ばい傾向であるが、合併後においては基金残高は増加傾向にある。・今後のことを考えると、新型コロナウイルス感染症対応に対する予算や、公共施設の老朽化に対応する予算として確保しておく必要があることから、長期的な視点に立って計画的に積立取り崩しを行っていく予定である。

財政調整基金

(増減理由)・預金利子と翌年度以降の財源不足分への充当を考慮して、89,275千円積立を行った。(今後の方針)・財政調整基金の残高は、近年の予算規模の10%程度を維持している。・短期的には、増減するものの、中長期的には減少する見込みである。(新型コロナウイルス対策に要する経費など突発的に充当すべき事業もあることから、その財源として確保しておく必要があると考える。)

減債基金

(増減理由)・第三セクター改革等推進債関係として、12,676千円積み立てたことによる増加。・また基金運用利益として253千円の調整を行っている。・普通地方交付税において「臨時財政対策債償還基金費」として69,326千円の需要額が算定されていることから、それに見合った額の積立を行っている。(今後の方針)・地方債の償還計画を踏まえて対応したい。・近年の年間償還額は10億円程度とピークを過ぎているものの、多額の償還金を必要としていることから積み立てを計画的に行っていく予定である。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設整備基金:公共施設整備に要する財源に充てる。・地域福祉基金:地域の福祉の増進を図るために充てる財源。・一般廃棄物処理施設維持管理基金:所為施設の災害、老朽化等による大規模改修、解体に必要な財源としての基金。・いかざき小田川原っぱ基金:小田川流域の自然計画を保全し、再生・創造し子孫に引き継ぐための経費。・災害対策基金:災害の復旧に要する経費とその他災害に関連する経費の財源に充てる。(増減理由)・公共施設整備基金:翌年度以降の財源として、400,483千円を積み立てた。一方、公共施設の維持修繕等に91,908千円の取崩。・合併特例基金(地域振興基金):合併特例債を活用して615,816千円積立を行った。・地域福祉基金:寄附講座として22,000千円充当。・「エコロジータウン内子」ふるさと応援基金:ふるさと納税の寄附分を積み立てをし、経費となるものを取り崩し。・新型コロナウイルス感染対策資金利子補給基金:利子補給として8,185千円を取崩、充当。(今後の方針)・公共施設整備基金:内子座耐震改修、自治会耐震改修など公共施設の安心安全に係る整備に充当予定。・地域福祉基金:寄附講座を継続することからも、その財源として取り崩しを行う。・地域振興基金:地域振興のための事業等に活用する財源として取崩を行う。・その他の基金についても目的基金であり、条例の目的に即して充当していく予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産額は前年度に比べて1,868百万円(-3.3%)減少し、有形固定資産減価償却率も前年度に比べて1.8%(-2.8%)減少している。減価償却累計額は既存資産が耐用年数を迎えるか、除却・売却するまで一定額増加し続けるため、資産の更新や除却・売却を行わない限り、有形固定資産減価償却率は年々増加し続ける。科目別にみると建物や道路、橋梁などの老朽化が進んでいることが分かり、計画的に長寿命化対策を図っていく必要があるといえる。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は前年度に比べて65.0%(-34.0%)減少し、類似団体内平均値と比較しても239.1%低く、債務償還能力が平均より高いといえる。返済が残っている地方債を経常的に確保できる資金で返済した場合に、何年で返済できるかを表す指標であり、起債借入時に民間金融機関への信頼性を担保できるので、適切な起債管理を行い、比率改善を図っていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

内子町では、平成20年度に策定をした「公債費負担適正化計画」により地方債の発行を抑制している結果、将来負担比率は低下している。しかし、有形固定資産減価償却率は、令和3年度で62.7%と類似団体内平均値より0.4%低い数値となっている。有形固定資産償却率が高くなっている施設は、「幼稚園・保育所」、「公営住宅」、「図書館」、「保健センター」、「消防施設」、「庁舎」である。内子町公共施設総合管理計画に基づき、老朽化対策に取り組んでいくが、地方債の発行額の抑制を図るなど適切な起債管理に努め、計画的に施設整備を進めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

内子町では、平成20年度に策定をした「公債費負担適正化計画」により地方債の発行を抑制している結果、将来負担比率は低下し、地方債も発行を抑制しているため、実質公債費比率においても低下している。令和3年度で1.7%と類似団体内平均値より6.3%低い数値となっている。前年度より0.1%下がり3ヶ年平均は改善されたが、単年は悪化している。内子町公共施設総合管理計画に基づき、各施設の修繕(長寿命化)は優先順位をつけて改修・整備を進め、地方債の発行を抑制していき、実質公債費比率の増減に注視していく。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛媛県内子町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。