2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
人口が平成27年度17,543人から平成28年度17,160人へ383人減少(対前年度比:-2.2%)したことや全国平均を大幅に上回る高齢化率38.3%(平成28年度末)に加え、町内に中心となる産業がないことから、財政基盤が弱く、類似団体平均0.35を大きく下回る0.26となった。町税は平成27年度より37,365千円増加(前年度比+2.7%)したが、今後も滞納額を圧縮していけるように徴収事務の強化を図り、財政基盤の強化に努める。
起債発行額を年間9億円以内という目標を設定し、起債発行抑制により起債残高は減少傾向にあるため、公債費は平成27年度1,258,156千円から平成28年度1,186,758千円へ71,398千円減少した。また人件費においては職員数の減などの理由から平成27年度1,760,369千円から平成28年度1,671,797千円へ88,572千円減少した。なお、経常一般財源のうちの普通交付税は平成27年度4,888,234千円から平成28年度4,719,414千円へ168,820千円減少した。その結果、全体の経常収支比率は0.6%増加の80.1%になった。内子町は平成17年に旧3町が合併しており、平成27年度に初めての70%台になっていたが、再度80%を超えてしまった。類似団体平均に比べると8.2%上回ってはいるが、今後も公債費・人件費等の義務的経費の削減に努め、財政構造弾力性を確保する。
退職者不補充等による職員数の削減を図っており、平成27年度209人から平成28年度208人へ1人減少したことなどもあり、平成27年度1,575,333千円から1,536,926千へ38,407千円減少している。その一方で物件費が大瀬小学校新設に係る需用費の増加などで33,287千円の増加、教育費や土木費に係る維持補修費の増加で18,661千円の増加があった。その結果、「人口1人当たりの人件費・物件費等決算額」は平成27年度と比較して4,421円増加した。類似団体平均と比較すると18,256円少ないが、今後も歳出の抑制・定員管理の適正化によりコスト削減に努める。
類似団体と比較すると、直近の5年でも数値は低く推移している状態が続いており、平成28年度においてはワースト1位になっている。今後も引き続き人事評価制度や勤務評価を全職員に適用し、公平かつ均衡のとれた給与制度を推進していく。
職員数は平成27年度209人から平成28年度208人で1人減少、人口は平成27年度17,543人から平成28年度17,160人へ383人減少(対前年度比-2.2%)しており、人口減少に歯止めがかからない状況にあり、「人口千人当たりの職員数」は平成27年度と比較すると0.20人増加した。人口減少に歯止めをかけるために今後も少子化対策に取り組みながら、魅力あるまちづくり、U・I・Jターンで定住促進を図り、充実した住民サービスが行えるよう行政効果が反映できる職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。
平成19年度決算における過去3カ年平均が18.1%となり「公債費適正化計画」を策定した経緯があり、繰上償還や臨時財政対策債の借入をしないなどの財政運営を行った。また、平成17年の合併以来、厳しい行政改革に取組み、大規模事業を抑制してきた。その結果、平成24年度は11.6%、平成25年度は10.3%、平成26年度は8.6%、平成27年度は6.4%、平成28年度は5.2%と着実に改善することが出来ている。全国平均と比較すれば、平均値を下回っている。引き続き内子町総合計画を推進しながら事業の必要性・緊急性を検証しながら厳しい事業選択を行い、地方債発行額の抑制をするなど健全財政を図っていく。
平成24年度1.3%、平成25~28年度0%と順調に改善傾向となっている。これは、既発債の償還が一部終了したことによる地方債残高の減少と「公債費適正化計画」に基づいて起債を抑制しているなど、将来負担を減少させたことが最たる原因であり、そのことに加えて基金の増額により充当可能財源が増加したことなどによるものである。
職員数は平成27年度209人から平成28年度208人で1人減少した。また平成26年度で住居手当の廃止を行ったことや職員の年齢構成の変化により、人件費は着実に減少してきている。類似団体平均と比較しても1.8%高く推移しているため、今後も少子化対策に取り組みながら、魅力ある町づくり、U・I・Jターンで定住促進を図り、充実した住民サービスが行えるよう行政効果が反映できる職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。
指定管理者制度の活用や業務移管により、職員人件費等から委託料へのシフトが起こっていることや、大瀬小学校新設に係る需用費の増加などで平成27年度1,234,211千円から平成28年度1,267,498千円へ33,287千円増加している。その結果、平成28年度は平成27年度と比較して0.2%増加しており、類似団体と比較しても3.7%高くなった。今後もPDCAサイクルに基づき経常的経費を点検・分析・見直しを行い、経費削減に取り組んでいく。
国の制度に基づくものが多数を占めている。また高齢化率が全国平均(26.6%)を大幅に上回る38.1%(平成28年度末)の環境であることなどから容易に削減できない状態である。今後も扶助費の適正給付に努めると同時に、その他の経常経費の削減・抑制を図っていく。
<繰出金>特別会計への繰出金に対する支出額が大きい。全国平均を大幅に上回る高齢化率38.1%(平成27年度末)により、今後も介護保険給付費・後期高齢者医療費等は増加が予想されるので、健康増進・介護予防を図り、介護保険事業特別会計等の繰出金を抑制していく。
「補助金見直し指針」(平成19年8月策定)に基づき、事業効果や目標達成度の決算分析を行い、事業効果の低いものは削減し、適正な事業補助金に努めるなど経費削減を図ってきている。しかし、平成28年度は大瀬保育園園舎改築工事設計事業補助金などの支出などがあり、平成27年度より0.2%増加した。補助金・負担金は、支出先の決算状況を十分に把握し、適切な補助額・負担額であるかを点検していく。
起債発行額を年間9億円以内という目標を設定し、起債発行抑制により起債残高は着実に減少していることから、元利償還額である公債費についても、平成26年度1,327,202千円、平成27年度1,258,156千円、平成28年度1,186,757千円と減少している。近年の改善により、類似団体平均値より1.9%改善された。今後も各長寿命化計画及び公共施設等総合管理計画により施設の新築でなはく延命化に重点を置き、大規模事業の取捨選択を行うとともに事業の前倒し、先送り及び縮小をしながら起債発行額を抑え、公債費を抑制していく。
公債費以外では、平成26年度から類似団体平均値より下回るようになり、平成28年度では6.3%下回っている。今後も地方自治法第2条第14項により、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果をあげるように事務に取り組んでいく。
平成20年度に作成した公債費負担適正化計画に基づき地方債発行の抑制を図ってきたことにより、年々実質公債費比率は改善方向に向かっている。また、地方債残高が減少する一方で充当可能基金を増額維持できたことから将来負担比率は減少し改善につながっている。類似団体と同じように、実質公債費比率、将来負担比率のいずれも減少し改善傾向である。
森町 八雲町 芽室町 別海町 藤崎町 東北町 五戸町 南部町 洋野町 三種町 芳賀町 板倉町 南知多町 かつらぎ町 琴浦町 大山町 世羅町 周防大島町 内子町 四万十町 山都町 あさぎり町 国富町 川南町