収益等の状況について
新型コロナウイルスの影響の長期化で、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期に、緊急事態宣言やまん延防止措置となり、休館及び時短営業をしなければならなかった。また、集客を見込んでいたイベントの中止の影響もあり、非常に厳しい経営状況にある。
資産等の状況について
アフターコロナを見据え、地方創生臨時交付金を利用し、温泉入館改札機設置・カーポート修繕・客室備品整備・セルフ化冷蔵庫購入を行った。本館については、築25年経過している為、急な修繕が必要になる可能性がある。
利用の状況について
不要不急の外出を控える政策により、新規予約が伸びず、予約キャンセルも多く、前年度より宿泊利用者は52%減少、温泉利用者は36%減少している。繁忙期の5月を一か月営業できなかったのは痛恨である。また、宴会利用では、同窓会や忘年会・新年会もできない風潮になり、大幅に利用人数が減少している。
全体総括
新型コロナウイルスの影響の為、前例がないほどの危機的状況である。しかし、アフターコロナを見据えて、コロナ対策を万全に備え、時代のニーズに合ったプランを企画し、健全経営に努めたい。