農業集落排水施設 電気事業 公共下水道 簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値の過去3年間を平均値で表します。財政力指数(3年平均)は、昨年度と同値となりました。▼平均する前の各年度の財政力指数(単年度)平成26:0.33(0.328)、平成27:0.33(0.326)、平成28:0.32(0.320)単年度の財政力指数が、降下傾向にある原因は、基準財政需要額(分母)に含まれる公債費が増加したことによるものです。公債費については、平成35年度まで高い状況が続く見込みであり、経常的な支出の見直しなどの行政の効率化に努めます。
この数値は、100に近いほど財政的に余裕のない自治体となります。琴浦町は、他の類似団体と比較して起債残高が高く、公債費の割合が高い団体であるため類似団体より高い比率を示しています。公債費に影響を及ぼす投資的経費は、合併以降、先行的に実施してきた投資的事業が終了しましたが、今後の公共施設の老朽化に伴う更新等に係る地方債の発行が想定されます。公共施設等総合管理計画に基づき、施設の複合化、廃止なども視野に入れた更新費用(起債)及び維持管理費の抑制に努めます。
類似団体平均185,415円を15,797円下回っています。人件費については、団塊世代の定年退職により職員の若返りが進んでおり減少傾向にありますが、人口千人当たり職員数は、増加傾向にあることから、後年度の人件費の増加が懸念されます。物件費については、臨時職員経費及び各種電算システムに係る保守費用が増加傾向にあることから、人件費、物件費ともに適正な人的配置や、各種電算システムなどの共同利用に向けた取り組みが必要となっています。
ラスパイレス指数は、国家公務員との給与比較のための数値であり、国家公務員を100としたときの琴浦町職員給与を表します。平成28年度は、94.6ポイントとなり国家公務員より5.4ポイント、類似団体平均より1.3ポイント低い数値となっています。
人口千人当たり職員数は、前年度より0.38人増加しています。類似団体の平均よりも多い職員数となっています。これは各種事業の権限委譲などによる行政サービスの多様化に対応した住民サービスの向上のためのものです。公共施設等総合管理計画に基づく施設統合、複合化により施設職員の効率的な配置も進めていく必要があります。
実質公債費比率は、公債費及び公債費に準じる繰出金などの標準財政規模に占める割合で示したもので、過去3年間の平均値で表します。▼平均する前の各年度の財政力指数(単年度)平成26:11.6、平成27:11.4、平成28:13.3前年度と同値となりましたが、単年度の実質公債費比率については、悪化しています。公債費については、平成35年度まで高い状況が続く見込みであり、今後の公共施設の更新等に係る起債が想定されますが、公共施設等総合管理計画に基づき、更新費用(起債)の抑制に努めます。
この数値は、琴浦町が将来負担しなければならない債務が標準財政規模の何倍であるかを示したものです。琴浦町は、将来負担比率が112.1%となり、類似団体平均を大きく上回っています。要因については、合併以降、先行的に行った投資的経費にかかる公債費のほか、ほ場整備事業(幹線道路)の地元負担金にかかる元利償還金補助の債務負担行為が将来負担比率を押し上げる要因となっています。改善傾向にあるものの、引き続き、繰上償還などの将来負担比率の引き下げに努めます。
前年度に比べ1.4ポイント減少し、類似団体と比較すると0.5ポイント低くなっています。千人当たりの職員数は増加しましたが、人件費に関しては、給与号数の高い団塊の世代の退職により改善したものです。今後は、職員定数について、施設の統廃合、複合化などによる効率的な配置を進めるとともに、年齢構成的にバランスの取れた職員採用を進めます。
物件費は、類似団体平均に比べ2ポイント以上高い状況が続いてきましたが、平成28年度では、その乖離が0.6ポイントまで改善しました。近年、各種システムを導入し、各種電算システムの維持管理費用が大きくなってきていることから、自治体間の共同利用などの取り組みによる経費削減に積極的に取り組む必要があります。
扶助費にかかる経常収支比率は、類似団体平均と比較し、1.4ポイント高くなりました。これは、福祉事務所の開設による生活保護費の増加や、医療費扶助の自然増によるもので、今後も、増加傾向となることから、医療費の軽減策などの財政負担の軽減に努める必要があります。
その他の経常収支比率が類似団体平均を大きく上回りました。これは、農業集落排水事業会計や下水道事業特別会計への特別会計の公債費のピークを迎えるにあたり、一般会計からの基準内繰出金が増加したことによるものです。特別会計の償還のピークを平成36年度に迎えることから、引き続き、高い水準で推移することが見込まれます。公共下水道事業は、平成32年度の事業完了後の利用収入が確保される取り組みが必要です。
補助費については、類似団体平均を下回っています。近年進めてきた各種団体への経常的な補助金について、見直しを行ってきたことによるもので、今後も継続的に補助金の見直しを進めることとしています。
合併以降、合併特例事業債を活用した大型事業を実施した結果、地方債残高が県内自治体でも高い状況となっています。これにより、公債費についても、類似団体よりも高い数値となっています。公債費は、平成35年度まで高い状況が続く見込みであり、今後、公共施設の老朽化に対応するための発行も見込まれます。公共施設等総合管理計画に基づく適切な施設配置のため、施設の統廃合、複合化を検討します。
公債費以外の経常収支比率は、昨年度よりも1.8ポイント硬直化が進んだものの、類似団体平均を0.2ポイント上回っています。経常収支比率が悪化した要因については、上記の「その他」で示した繰出金が大きな要因となっています。より良い住民サービスを念頭に、最小の経費で最大の効果を発揮できる運営組織に改革を進める必要があります。
将来負担比率及び実質公債費比率ともに類似団体と比較して高くなっている。当町における両比率は、改善傾向にあるが、類似団体と比較して改善率が低くくなっている。将来負担比率については、土地改良事業にかかる地元負担軽減が債務負担行為全体の30.8%を占めているが、新たな土地改良事業に係る債務負担が発生していないことから改善している。実質公債費比率については、平成30年度に起債償還のピークを迎えることから、平成27年度については実質公債費比率の改善率が低くくなっている。これは、合併以降に合併特例債を利用した大型事業を実施した結果に伴う、起債の償還がピークを迎えることによるものである。
森町 八雲町 芽室町 別海町 藤崎町 東北町 五戸町 南部町 洋野町 三種町 芳賀町 板倉町 南知多町 かつらぎ町 琴浦町 大山町 世羅町 周防大島町 内子町 四万十町 山都町 あさぎり町 国富町 川南町