収益等の状況について
①.④.⑤.⑥.⑦は新型コロナ感染症拡大の影響により、休館、時短営業に伴う営業活動の縮小にて宿泊、休憩人員の減少など厳しい状況が続いたため。②.③は一般会計からの職員に係る児童手当、防災用公衆Wi-Fi使用料の繰入金と新型コロナウイルスなどの感染症に対応するため新たに客室にシャワー室を設置したもの。
資産等の状況について
有形固定資産減価償却率は、平均値よりもやや高く、確実に老朽化が進んでいる。施設、機器のメンテナンスをしっかりと行い、突発的な修繕工事を未然に防ぎ、設備更新に向けた長期保全計画が遂行できるよう努める。
利用の状況について
新型コロナウイルス感染症拡大による利用者の減少はあるが、感染防止対策をしっかりと行いながら新たな旅のスタイルの構築に向けた魅力あるプランを作成し、利用者数の増加を目指す。
全体総括
赤字収支となった要因は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きいと考えられる。今後は、ウイズコロナの時代における観光形態の変化など、ワーケーション、ブレジャーなど新たなスタイルを構築し、「安心、安全な宿泊施設」として営業施策の見直しを図り、需要回復に向けた営業活動を行っていく。