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地方公営企業の一覧

簡易水道事業(法適用) 公共下水道 吹田市民病院


収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2019年度)

財政力

財政力指数の分析欄

平成28年度及び平成29年度は、市税収入が増加したことなどにより、基準財政収入額が増加したため、0.01ポイントずつ改善した。平成30年度以降も、人口増等によりさらに市税収入が増加しているが、基準財政収入額の伸び率と基準財政需要額の伸び率が同程度であるため、財政力指数は横ばいとなっている。

類似団体内順位:6/27

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

令和元年度は、地方税の増額を上回る扶助費、繰出金等の増加により、1.0ポイント悪化し、96.7%となった。依然として、類似団体内平均値を上回る状況となっていることから、財政構造の弾力性を担保すべく、引き続き経常経費の削減等に努める。

類似団体内順位:21/27

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費及び物件費ともに平成30年度より増加となった。人件費については、3年間停止していた新規採用の再開(平成27年度~)による職員増により増加、物件費については、PCB廃棄物の処理費等の増加が主な要因である。一方で、人口1人当たりの人件費・物件費等の決算額は、分母となる人口の増加率よりも人件費及び物件費の増加率が上回ったため、平成30年度に比べ、6,116円増加となり、依然として類似団体内平均値を上回る状況となっている。

類似団体内順位:23/27

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

令和元年度のラスパイレス指数は、前年度と同じ水準で国家公務員及び類似団体内平均値を上回っている。本市の職員の給与制度については、国の制度に準拠しているが、引き続き、管理職員の適正な人数管理等に努め、国及び類似団体とバランスのとれた指数の達成に向けて取り組む。

類似団体内順位:20/27

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口1,000人当たり職員数については、平成28年度から、ワーク・ライフ・バランスの観点から、産休、育休者等に対応するために必要な職員を段階的に採用していることや、令和2年度の中核市移行に伴い保健所にかかる業務などで必要な人員を採用したことから、増加している。今後は、令和2年2月に策定した「第3期職員体制計画」に基づき、業務プロセス改善の取組を進めるとともに、業務量に見合った最適な職員体制の構築に努める。

類似団体内順位:17/27

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

平成23年度以降臨時財政対策債を発行しない財政運営を行っていること、また、過去に借り入れた地方債について、償還が完了するものも多く、地方債償還のための一般財源等を昨年度と同程度に抑えることができている。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の低下に伴う臨時財政対策債の発行や大規模な普通建設事業の実施に伴う建設債の発行が見込まれることから、今後も地方債の発行を十分に精査し、適切な財政運営に努める。

類似団体内順位:2/27

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

本市が将来負担する可能性のある債務等の規模は、平成30年度に引き続き類似団体と比べて小さい。しかしながら、土地区画整理事業や市街地再開発事業などの大規模な普通建設事業が実施予定であり、その財源として多額の地方債発行が見込まれている。今後も将来世代への過度な負担を先送りすることがないよう、世代間の公平性を十分に考慮した財政運営に努める。

類似団体内順位:1/27

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費

人件費の分析欄

職員数は増加しているものの、団塊の世代の退職や3年間停止していた新規採用の再開(平成27年度~)による平均年齢の低下などにより、平均給与が減少したため、平成29年度からほぼ横ばいとなっている。類似団体内平均値と比べると高い水準が続いていることから、今後も職員体制等の見直しを実施していく。

類似団体内順位:24/27

物件費

物件費の分析欄

令和元年度決算では、PCB廃棄物の処理費等が増加した一方で、大規模改修に伴い吹田市文化会館の指定管理料が減少したことで平成30年度とほぼ同水準を維持した。また、図書館や体育館などの公共施設が多いことから、施設保守や設備点検に係る経費が多額となっており、類似団体内平均値と大きく乖離する状況となっている。今後、公共施設総合管理計画に基づき、施設の複合化等による効果的な運営策を検討し、経費の縮減を図ることが必要である。

類似団体内順位:22/27

扶助費

扶助費の分析欄

幼児教育・保育の無償化に伴い給付費が増加したことなどにより、平成30年度と比べ0.8ポイント増加した。

類似団体内順位:22/27

その他

その他の分析欄

平成29年度から下水道事業が地方公営企業法の一部(財務規定等)を適用し、公営企業会計に移行したことに伴う繰出金の減少により、平成28年度までと比べて大きく減少している。繰出金については、高齢化が進み後期高齢者医療事業や介護保険事業への繰出金が大きくなっていること、維持補修費については、公共施設が多く、構造的に維持管理経費が多く必要なことから類似団体内平均値と比べて高い比率を示している。

類似団体内順位:24/27

補助費等

補助費等の分析欄

平成29年度から下水道事業が地方公営企業法の一部(財務規定等)を適用し、公営企業会計に移行したことに伴い、平成28年度までと比べて大きく増加している。幼児教育・保育の無償化に伴う私立幼稚園就園奨励費補助金の減少により、令和元年度は平成30年度に比べ0.6ポイント減少した。

類似団体内順位:8/27

公債費

公債費の分析欄

平成30年度と比べて若干悪化したものの、将来世代へ負担を先送りしないよう平成23年度以降臨時財政対策債の発行を行っていないことや起債対象となる事業の必要性・効果等を十分に検討し、発行を抑制してきた結果、依然として類似団体内順位が1位となっている。

類似団体内順位:1/27

公債費以外

公債費以外の分析欄

直営の公共施設を多く有していることや市独自事業を実施してきたことから、補助費等を除いた各性質で類似団体内平均値を大きく上回っており、類似団体の中で最も高い数値を示している。今後も事務事業を精査し、持続可能な財政運営に努めていく。

類似団体内順位:27/27

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

総務費は、住民1人当たり51,819円となっており、公共施設等整備基金への積立額が増加したことなどにより、平成30年度に比べて15,466円増加している。民生費は、住民1人当たり165,723円となっており、幼児教育・保育の無償化に伴い給付費が増加したことなどにより、平成30年度に比べて4,841円増加している。土木費は、住民1人当たり32,335円となっており、平成30年度に都市計画道路南吹田駅前線の工事が完了したことにより、平成30年度に比べて6,704円減少している。教育費は、住民1人当たり51,853円となっており、小・中学校の過大校対策などにより、平成30年度に比べ5,871円増加している。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は、住民一人当たり362,826円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり61,658円で類似団体と比較しても高い水準にあり、引き続き職員体制等の見直しにより、改善を図っていく。・公共施設が多いことから、維持補修費が構造的に高い水準にあり、令和元年度は6,685円となっている。また、施設保守や設備点検等の経費が物件費を増額させる要因となっており、令和元年度は56,498円となっている。今後、公共施設等総合管理計画に基づき、将来世代の負担を少しでも軽減するために、施設の長寿命化や施設規模の縮小により修繕更新・建替費用及び運営経費の縮減を図ることが必要である。・積立金は、公共施設等整備基金や都市計画施設整備基金への積立額が増加したことのより平成30年度に比べ14,815円増加している。

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

歳出については、旧北千里小学校の解体撤去等による物件費の増加や補助費などの消費的経費が平成30年度と比べて増加した。一方で歳入は、地方税収入や国庫支出金などが増加した。以上の結果、平成30年度に引き続き実質収支が黒字となった。また、財政調整基金の取崩しによる財源補填措置を行わず黒字決算を達成したため、財政調整基金残高は前年度比で増加している。今後も職員体制の見直しや事務事業の精査等を通して、持続可能な財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

これまで赤字であった国民健康保険特別会計は、平成30年度から国民健康保険が広域化されたことで、府から保険給付費等交付金が市に交付されて赤字が出にくい体質になったことに加え、赤字解消計画による一般会計繰入金等により、黒字となった。この結果、令和元年度は全会計で実質収支が黒字となった。今後も収支構造の改善を図り、全会計において適切な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

平成23年度から臨時財政対策債を発行していないことなど、過去から市債発行抑制に努めてきたことや、平成29年度から下水道事業が地方公営企業法適用となったことから、「元利償還金等」(A)、「実質公債費比率の分子」((A)-(B))は平成30年度まで減少傾向であった。令和元年度は学校教育施設等整備事業債の償還が開始したことにより、「元利償還金等」、「実質公債費比率の分子」は増加した。今後、新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の低下に伴う臨時財政対策債の発行や大規模な普通建設事業の実施に伴う建設債の発行が見込まれることから、今後も地方債の発行を十分に精査し、適切な財政運営に努める。

分析欄:減債基金

該当なし

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

算定上は充当可能財源等(B)が将来負担額(A)を上回り、現時点では地方債の現在高などが近い将来に本市の財政を圧迫する見込みは少ないと思われる。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の低下に伴う臨時財政対策債の発行や大規模な普通建設事業の実施に伴う建設債の発行が見込まれている。今後も将来世代への過度な負担を強いることがないよう、世代間の公平性を十分に考慮した財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)財政調整基金については、平成30年度の実質収支額の2分の1である12.3億円を積立てたことにより残高が増加した。また旧北千里小グラウンドの土地売却収入などを積立てたことにより、公共施設等整備基金の残高が60.6億円増加したことや都市計画施設整備基金の残高が16.3億円増加したことなどにより基金全体として91.0億円の増加となった。(今後の方針)今後も公共施設の整備等が進んでいく見込みであり、各基金の設置目的の達成のため、引き続き適切な積立て、取崩しに努める。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)平成30年度の実質収支額の2分の1である12.3億円を積立てた一方、取崩しによる財源補填措置を行わなかったため、平成30年度に引き続き増加となった。(今後の方針)災害への備え等のため、目標額をおおむね100億円程度と設定している。平成30年度に引き続き財政調整基金の取崩しによる財源補填措置を行うことなく黒字決算となり、目標額を達成している。今後、市税収入の低下が予想されるが、事務事業を精査し、持続可能な財政運営に努める。

減債基金

減債基金

(増減理由)(今後の方針)

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設等整備基金:小・中学校校舎の大規模改造などの公共施設等の整備都市計画施設整備基金:都市計画道路などの都市計画施設等の整備廃棄物処理施設整備基金:資源循環エネルギーセンターや破砕選別工場などの廃棄物処理施設の整備緑化推進基金:公共施設等の緑化推進地域福祉基金:地域福祉サービスの推進(増減理由)公共施設等整備基金:旧北千里小グラウンドなどの土地の売却収入などを積立てたことなどにより、60.6億円の増加となった。都市計画施設整備基金:都市計画税を積立てたことなどで16.3億円の増加となった。(今後の方針)今後も公共施設の整備等が進んでいく見込みであり、各基金の設置目的の達成のため、引き続き適切な積立て、取崩しに努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市では、多くの施設が昭和30年~50年代にかけて建設されているため老朽化が進んでおり、有形固定資産減価償却率については類似団体内平均値と比較して同水準にある。現在、一般建築物やインフラ・プラント系施設を含めた公共施設の最適化に取り組んでおり、長寿命化など、施設の特性に応じた最適化を推進する。

類似団体内順位:12/25

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体と比較すると債務償還比率は低いため、本市の債務償還能力は高いと考えられる。しかしながら、今後、新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の低下や、多額の地方債発行と基金の繰入を伴う普通建設事業の実施等が見込まれることから債務償還比率は高くなると考えられる。世代間の公平性を十分に考慮し、将来世代への過度な負担の先送りなどを行わない財政運営に努める必要がある。

類似団体内順位:5/27

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

現時点では地方債の現在高などが近い将来に本市の財政を圧迫する見込みは少ないと思われる。しかしながら、都市計画道路の整備などの大規模な普通建設事業を予定しており、多額の地方債発行が見込まれていること、また、有形固定資産減価償却率が60.6%と、既存施設の老朽化が進んでいることから、今後、多額の費用が必要となるため、長寿命化など公共施設のあり方の検討を進め、公共施設の維持管理・修繕・更新等にかかるトータルコストの縮減や市の財政の平準化を図り、公共施設の管理運営に取り組む。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本市が将来負担する可能性のある債務等の規模は前年度に引き続き類似団体内平均値と比べて小さい。また、普通建設事業費の精査に努め、地方債償還のための一般財源等を抑えているため、現時点では財政を圧迫する見込みは少ないと考えられる。しかしながら、今後多額の地方債発行を伴う普通建設事業の実施が見込まれることから、世代間の公平性を十分に考慮し、将来世代への過度な負担の先送りなどを行わない財政運営に努める必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

【認定こども園・幼稚園・保育所】については、いずみ小規模園の整備や吹田市立認定こども園吹田南幼稚園の建設等により、有形固定資産減価償却率が下がったと考えられる。【学校施設】については、有形固定資産減価償却率は84.5%で、本市の中でも最も高く、類似団体内でも最も高い状態にあり、施設の老朽化が進んでおり、現在、老朽化の対策として、大規模改修による施設の長寿命化に取り組んでいる。【公営住宅】については、集約建替により平成28年度から平成29年度に大きく下がったため、類似団体内平均値より比較的低い状態にある。

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

【体育館・プール】、【市民会館】、【庁舎】については、築後の経過年数が進んでいるため、有形固定資産減価償却率が50%を超えており、類似団体内平均値より高い状態にある。今後、劣化状況を踏まえて大規模改修や建替えなどの検討を進める。【福祉施設】、【一般廃棄物処理施設】、【保健センター・保健所】については、築後の経過年数が比較的浅いため、有形固定資産減価償却率が30%、10%台で低く、類似団体内平均値と比較しても低い。

財務書類に関する情報①(2019年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から7,531百万円の増加(+1.3%)となった。金額の変動が最も大きいのはインフラ資産であり、都市計画道路整備に伴い、資産の取得額が、減価償却による資産の減少を上回ったこと等から1,157百万円増加した。また、負債総額が前年度末から1,756百万円の増加(+1.9%)となった。金額の変動が最も大きいのは地方債(固定負債)であり、小中学校校舎大規模改修事業等により地方債発行額が償還額を上回り、1,881百万円増加した。全体では、資産総額は前年度末から9,527百万円増加(+1.3%)し、負債総額は前年度末から827百万円増加(+0.4%)した。連結では、資産総額は前年度末から6651百万円増加(+0.9%)し、負債総額は前年度末から584百万円増加(+0.3%)した。今後も多額の地方債発行を伴う普通建設事業の実施が見込まれていることから、十分な事業費の精査に努める。なお、本市ホームページ等で公開している吹田市財務諸表作成基準に基づく財務諸表は、税収や道路用地の取得価額等において統一的な基準による財務書類と取扱いが異なるため、数値は異なるものとなっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は120,882百万円となり、前年度比3,881百万円の増加(+3.3%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は61,860百万円、補助金や社会保障給等の移転費用は59,022百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。純行政コストは市営住宅解体工事に係る物件費等の増加により、292百万円の増加(+0.3%)となった。業務費用のうちで金額が大きいのは物件費等(35,304百万円、前年度比+2,065百万円)、次いで人件費(25,308百万円、前年度比△1,081百万円)であり、純行政コストの55.8%を占めている。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益11,624百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が53,030百万円多くなり、純行政コストは57,192百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が21,113百万円多くなっている一方、人件費が10,302百万円多くなっているなど、経常費用が126,063百万円多くなり、純行政コストは105,959百万円多くなっている。人件費については、依然として類似団体平均値と比べて割合が高い水準が続いていることから、今後も職員体制等の見直しを実施していく。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、人口の増加による税収等の増加(+797百万円)により、財源(113,289百万円)が純行政コスト(108,710百万円)を上回ったことから、本年度差額は4,579百万円(前年度比+2,797百万円)となり、純資産残高は5,775百万円の増加となった。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が25,491百万円多くなっており、本年度差額は7,411百万円となり、純資産残高は8,699百万円増加となった。連結では、大阪府後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が123,558百万円多くなっており、本年度差額は4,924百万円となり、純資産残高は6,067百万円増加(前年度比+1,391百万円)となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は7,289百万円であったが、投資活動収支については、10,655百万円となった。財務活動収支については、地方債発行収入が地方債の償還額を上回ったことから、1,341百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から2,026百万円減少し、2,523百万円となった。全体では、国民健康保険料や介護保険料が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より6,534百万円多い13,823百万円となっている。投資活動収支は、△15,487百万円となっている。財務活動収支は、地方債発行収入が地方債の償還額を上回ったことから、26百万円となり、本年度末資金残高は前年度から1,638百万円減少し、12,988百万円となった。経常的な活動に係る経費は税収等の収入で賄えている状況であるが、大規模な建設事業が多く地方債発行収入が多額となっている。今後も多額の地方債発行を伴う普通建設事業の実施が見込まれていることから、事業費の十分な精査に努める。

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

①住民一人当たり資産額は、人口の増加率に比べて、資産合計の増加率が高いため、年々増加傾向である。特に令和元年度は都市計画道路整備等により資産額が増加した。また、類似団体平均値よりも高い状況である。②歳入額対資産比率は、横ばい傾向である。また、類似団体平均値より高い状況である。③有形固定資産減価償却率は、横ばい傾向である。また、類似団体平均値より低い状況である。今後も「吹田市公共施設総合管理計画」を踏まえ、適切な資産管理に努める。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

④純資産比率は、資産総額の増加率に比べて、純資産の増加率が低いため、年々減少傾向である。また、類似団体平均値より高い状況である。⑤将来世代負担率は、有形・無形固定資産合計の増加率に比べて、地方債残高の増加率が高いため、年々増加傾向である。また、類似団体平均値より低い状況である。今後も多額の地方債発行を伴う普通建設事業の実施が見込まれていることから、事業費の十分な精査に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑥住民一人当たり行政コストは、横ばい状況である。また、平成28年度からは、類似団体平均値よりも低い状況である。人件費については、依然として類似団体と比べて割合が高い水準が続いていることから、今後も職員体制等の見直しを実施していく。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑦住民一人当たり負債額は、類似団体平均値よりも低い状況であるが、平成28年度から、人口の増加率に比べて、主に小中学校校舎大規模改修事業に伴う地方債の発行により負債合計の増加率が高いため、年々増加傾向である。⑧基礎的財政収支は、平成28年度から平成30年度まで赤字傾向で、かつ赤字額も増加傾向であったが、令和元年度には市民病院への貸付金による支出が減少し、投資活動収支が改善したことにより黒字になった。ただし、今後も多額の地方債発行を伴う普通建設事業の実施が見込まれていることから、事業費の十分な精査に努める。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

⑨受益者負担比率は、、公共施設整備負担金3億円などの収益があったため、前年度より0.8%増加しているが、平成28年度以降は、5.0%前後で推移しており、類似団体平均値並みである。また、平成27年度は、サッカースタジアム事業に係るスポーツ振興くじ助成金30億円などの収益があったため、他の年度よりも受益者負担比率が高くなっている。

類似団体【施行時特例市】

水戸市 つくば市 伊勢崎市 太田市 熊谷市 所沢市 春日部市 草加市 平塚市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市 大和市 長岡市 上越市 松本市 沼津市 富士市 一宮市 春日井市 四日市市 岸和田市 吹田市 茨木市 加古川市 宝塚市 佐賀市