収益等の状況について
団体客の受け入れに重点を置いて営業しているものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、団体客のキャンセルが続き、経営が圧迫されている。最盛期であるはずの年末年始期間から、感染が拡大しており大きな打撃となっている。
資産等の状況について
施設は村で所有しており、指定管理者制度を導入している。管理運営は指定管理者に委託し、施設の修繕について重大なものは村で実施している。施設の老朽化が進んでおり、抜本的な修繕計画を行う必要がある。
利用の状況について
スポーツ合宿や学習合宿、スキー大会などの団体客の予約が主体である。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、団体客のキャンセルが目立っており、入込に大きな影響を与えている。また、スキーシーズンに比べグリーンシーズンの定員稼働率が低く、いかにグリーンシーズンの集客を増やしていくかが課題となっている。
全体総括
従来からスキーシーズンの売り上げが大半を占めており、年末年始の売り上げに大きく依存している。新型コロナウイルス感染症の波が、人の流れが大きくなる年末年始や大型連休と重なり、大きな打撃を受けている。また、施設の老朽化に伴い修繕が必要な個所も増えているため、村の修繕計画と指定管理者の営業計画とあわせ効率的な施設運用が必要といえる。