末端給水事業
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率は100%未満であり赤字となっている。H30年は前年比-3.82ポイントとさらに減少し、また⑤経費回収率は約41%に留まっている状態で、一般会計繰入金に頼らざるえない現状であり使用料が適切であるか検討しなけれえばならない。④企業債残高対事業規模比率は年々減少している。H30年度は平均値と比べると、受益者が分散している地理的要因による建設コスト高の為、高い水準にあるが、さらなる改善を進めていく必要がある。⑤経費回収率は約41%であるが、半分以上が使用料以外(一般会計繰入金)から賄っているのが現状である。使用料が適切であるか見直す必要がある。⑥汚水処理原価は、受益者が分散している地理的要因により、平均値より高くなっている。接続率の増加や維持管理費の見直しにより、汚水処理原価を低くしていく必要がある。⑦施設利用率は、受益者が分散している地理的要因により、平均値を大きく下回っている。処理施設の利用状況や規模を考える必要がある。⑧水洗化率は整備中の事業であるため、平均値と比べると低い水準となっているが、年々微増している。しかし、大きな変化では無く殆ど横ばいの状態であるため、料金の見直しが無い限り使用料の増加は見込めない。接続数の増加のための取組だけでなく、使用料の見直しも必要である。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について平成12年より整備を開始しており、管渠等の老朽化はまだ深刻ではないものの、処理施設の修繕が今後見込まれるので、効率的な管理運営に配慮が必要である。 |
全体総括全体を見てみると、問題点は使用料に関することが多くなっている。使用料を見直すことによって経費回収率を改善させ、また、新規加入者を増やすことで、施設利用率や水洗化率等の改善を行っていきたい。 |
出典:
経営比較分析表
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