事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 外ヶ浜町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd3 |
| 行政区域内人口 | 4,925人 | 現在処理区域内人口 | 1,218人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 520人 | 現在処理区域面積 | 82ha |
| 晴天時現在処理能力 | 500m³/日 | 下水管布設延長 | 13km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を超える状況だが令和6年度も単年度の収支不足が生じたため、令和5年度と同等程度の基準外繰入を実施している。事業規模に対して下水道使用料が少ないことが原因である。③流動比率は、類似団体と比較すると約15.6倍の差がある。流動負債の約98.1%が企業債の償還であるため比率の改善は困難であるが、引き続き使用料増加に向けて加入促進を努めていく。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体の約11.7倍であり、依然として高い比率となっている。これは事業規模を大きく上回る企業債残高であり、厳しい財政状況である。⑤経費回収率は、類似団体と比較すると約8.6%下回っている。しかし令和5年度に比べて約9.6%の増加であり、使用料収入の増加が主な要因である。⑥汚水処理原価は、類似団体と比較すると約2.3%上回っている。令和5年度と比較して9.2%の減少であり有収水量の増加が主な要因である。引き続き汚水処理費の削減に向けて取組みをしていく。⑧水洗化率は、類似団体と比較すると大幅な差があるが前年度と比べると13.2%上回っている。町営住宅の下水道接続による加入者の増加が主な要因である。処理区域内は、世帯数の減少と高齢世帯の増加が著しい状況である。引き続き下水道の加入促進を行い、水洗化率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
供用開始から10年以上が経過したが、自然災害や設備機器の故障等の緊急性がある場合以外は、更新を行わない。今後は、ストックマネジメント計画を策定し、施設の長寿命化を図っていく。また、改築等の財源の確保や経営に与える影響等を踏まえた分析をしながら、長期的な視点で施設の維持管理を行っていく。管渠については、令和7年度で新たな管布設が終了である。更新については、最も古い管渠が布設から経過年数が25年以上という状況であることから、管渠の耐用年数が50年ということを考慮して、現状では実施しない予定である。
全体総括
企業債残高が多く、収入の大部分を一般会計からの繰入金が占めていることによって、非常に厳しい経営状態であるため、使用料や汚水処理費等の見直しを検討していくことが必要だと考えられる。現状を把握し、将来の見込み等を踏まえた上で、経営改善に向けた取組を行っていく。施設の老朽化対策については、今後の施設更新・改築にあたり、事業費の大幅な増加が見込まれるため、適正な財源確保や投資計画の見直しをしながら事業を進めていく。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額1.1億円