広島県世羅町:公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
広島県世羅町が所管する下水道事業「公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
本町の単年度収支は、令和4年度に建設改良費へ充てた企業債元金償還金に対する繰入金の収益化処理を行ったが、累積欠損額の解消には至らず推移している。経常収支比率は100.47%となっているが、収益のうち他会計補助金の占める割合が大きく、使用料以外の収入に依存する収益構造となっている。将来的に人口減少による収入減少や施設管理コストの上昇など、経営へのマイナス要因が予想されることから、更なる費用削減や施設更新等に充てる財源の確保など経営改善を図っていく必要がある。本町の公共下水道事業は平成21年度より供用を開始し、令和6年度末の整備率は94.98%であるが、施設利用率は29.67%と低く、水洗化率は48.34%で、全国平均(96.00%)や類似団体平均値(80.76%)と比較すると大きく下回っている。こうしたことから、経費回収率も30.16%と低く、有収水量1㎥当たりの汚水処理原価は779.23円(全国平均:140.98円、類似団体平均値:232.33円)と高額で、効率的な汚水処理が行えていないことが分かる。今後も引き続き積極的な普及促進による水洗化率と施設利用率の向上を図りながら、効率的な事業経営に努める必要がある。
老朽化の状況について
本町の公共下水道事業は,平成21年度から供用開始している。処理計画面積112haに対して、令和6年度末の整備面積は106.48ha(94.98%)となっている。施設の老朽化を示す有形固定資産減価償却率は36.59%で、全国平均(42.20%)を下回っている。今後は施設の更新時期を踏まえ、経費の平準化を図りながら財政健全化に向け施設の維持管理に努める必要がある。
全体総括
本町の公共下水道事業は平成12年度に事業着手、平成21年から供用開始しており、計画区域の施設整備はほぼ完了している。中山間地域にあって収益性や効率性の面から事業環境は非常に厳しく、他会計からの繰入金に依存する経営が続いている。少子高齢化による人口減少や将来の施設更新費用の増加等も見据え、令和17年度までの経営戦略の策定や令和8年度での計画区域見直しを進め、経営の効率性や持続可能性の向上に努めながら、計画的な整備を行っていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の世羅町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。