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財政力指数の分析欄人口の減少や全国平均を上回る高齢化(平成28年3月末51.84%)の進展は基幹産業である農漁業の振興に深刻な影響を及ぼすなど、依然として財政基盤が弱く類似団体を大幅に下回っている。国勢調査による人口減や合併算定替等で、今後ますます普通交付税が減額となっていく中で、町税等の収納率向上や町有財産の活用、さらには定住促進対策や観光交流人口の拡大を図るなど、自主財源の確保に努める。 | 経常収支比率の分析欄経常一般財源歳入においては、地方税や普通交付税が減となっているが、地方消費税交付金の増により、微増となっている。しかし、経常経費充当一般財源も物件費や補助費の増加により1%増となっているため、前年度より0.3ポイントの増となった。本庁は平成24年度から福祉事務所設置町村であり、その関係経費が臨時一般財源である特別交付税で措置されているため、類似団体平均を大幅に上回っている。今後は、より一層の行財政運営の効率化を図り、経常経費の削減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人件費・物件費等合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を大きく上回っているのは、人件費が主な要因である。人件費は、定員適正化計画に基づき引き続き職員数を削減していくとともに、民間でも実施可能な部分については、指定管理制度の導入などにより委託化を進め、コスト低減に努める。物件費等についても、事務事業の効率化を図り、さらなる行政コストの低減に努める。 | ラスパイレス指数の分析欄平成25年度からほぼ横ばい状態であり、類似団体平均を上回っている。人件費の総枠抑制に努めるとともに、地域の給与水準の状況を踏まえて適正化を図る。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄定員適正化計画により職員数の削減を図り、計画以上の削減が進んでいるが、類似団体平均を1.19人上回っている。今後も、引き続き定員適正化計画に基づき職員数の削減に努める。 | 実質公債費比率の分析欄実質公債費比率は、標準財政規模が前年度に比較して減少しているものの、地方債元利償還金等が対前年度比18.5%と大幅に減少していることから1.0%減となっている。平成28年度以降も、地方債元利償還金の額が減少していくことが見込まれることから、引き続き実質公債費比率は減少していくと推計しているが、普通交付税も減少していく見込みであり、交付税算入率の低い地方債発行を抑制するなど、水準の維持に努める。 | 将来負担比率の分析欄合併後の大型事業等の終了等により地方債現在高の減少、また、財政調整基金等の積立によって充当可能基金も増加していることから、将来負担比率は前年度から10.6ポイント減少しているが、依然として類似団体平均を上回っている。今後も普通交付税の減少が見込まれることから、後世への負担を少しでも軽減するよう交付税算入率の低い地方債発行の抑制に努める。 |
人件費の分析欄定員適正化計画に基づき職員数の削減を行っており、類似団体平均を2.1ポイント下回っている。今後も定員適正化計画に基づく定員管理に努める。 | 物件費の分析欄行財政改革等による経常経費の削減等により、類似団体平均を0.3ポイント下回っている。今後も引き続き事務事業の見直し等により経費の削減に努める。 | 扶助費の分析欄臨時福祉給付金事業、子育て世帯臨時特例給付金事業等の減により0.3ポイントの減となっているが、平成24年度から福祉事務所設置町村となったことにより、これに関連する扶助費(生活保護費など)の影響で類似団体平均を0.4ポイント上回っている。 | その他の分析欄平成19、22年度に簡易水道の料金改定(約15%、5.7%増)、平成20、23年度に各下水道の料金改定(約30%、5%増)を実施したが、依然として簡易水道事業、公共下水道事業等の特別会計への繰出金の額が多く、また、全国平均を上回る高齢化の進展により国民健康保険特別会計へのその他繰出金が増加するなど、類似団体平均を3.6ポイント上回っている。今後、簡易水道事業及び公共下水道事業等について、更なる経費節減を実施し料金の適正化を図るとともに、健康増進事業についても更なる推進を図ることで、経費の節減に努める。 | 補助費等の分析欄地域住民生活等緊急支援交付金(地域消費喚起・生活支援型)を財源とするプレミアム商品券発行事業の増などにより1.5ポイント増となっており、類似団体平均を3.6ポイント上回っている。 | 公債費の分析欄新規発行地方債の抑制等を行い地方債残高の削減を図っているが、依然として公債費の経常収支比率は類似団体平均を2.7ポイント上回っている。 | 公債費以外の分析欄公債費以外の経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、簡易水道事業や下水道事業、並びに国民健康保険事業特別会計への繰出金等が類似団体平均を大幅に上回っている事が主な要因であることから、今後も特別会計の健全化に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄民生費について、平成24年度から福祉事務所設置町村となったことによる扶助費(生活保護費等)の影響で類似団体平均を大幅に上回っており、さらに、平成27年度において国民健康保険事業特別会計への繰出金が増となっていることから、前年度と比較し住民一人当たりのコストも増額となっている。衛生費についても、公営企業局会計への繰出金の影響により類似団体平均を大幅に上回っている。また、商工費についても、観光施設の維持管理経費等により類似団体平均を大幅に上回っており、また、平成27年度については、地域住民生活等緊急支援交付金を財源とするプレミアム商品券発行事業により増額となっている。公債費については、新規発行地方債の抑制等により減額となっているが、依然として類似団体平均を大幅に上回っている。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄人件費、物件費、扶助費、公債費について、歳出決算額は前年度と比較し減少となっているが、依然として類似団体平均を大きく上回っている。普通建設事業費については、合併後の大型事業の終了等により、歳出決算額は前年度と比較し9.7%の減となっており、住民一人当たりのコストについても前年度同様、類似団体を若干下回っている。繰出金については、国民健康保険事業特別会計に対する繰出金等の増により前年度歳出決算額から10%の増となっており、類似団体平均額と比較し大きく上回っている。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | 債務償還可能年数の分析欄 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析合併後の大型事業の終了等により地方債現在高の減少、また、財政調整基金の積立によって分母である充当可能基金も増加していることから、将来負担比率は減少傾向にある。同様に、実質公債費比率についても地方債元利償還金の減少により減少傾向にある。今後もともに減少していくと推計されるが、普通交付税も減少していく見込みであり、交付税算入率の低い地方債発行の抑制に努める。 |
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施設情報の分析欄
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施設情報の分析欄
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出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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