地域の概況
普通会計の構造(2017年度)
総額508億円
総額508億円
総額530億円
総額508億円
総額508億円
総額530億円
ここ数年はほぼ横ばいで推移しており、類似団体内平均を上回っている。類似団体内平均を上回っている主な要因は、昼間人口比率が高いため、地方消費税交付金や特別区たばこ税収入等が他団体に比べて多いこと等による。今後も区税の滞納額の圧縮及び徴収業務の強化など、継続的な財源の確保に努めていく。
平成29年度は、類似団体内平均を7.6ポイント下回り、対前年度比では0.7ポイントの増となった。数値は、ここ数年70~77%程度で、類似団体平均を下回り推移している。対前年度比で増となった主な要因は、財政調整交付金(普通交付金)が約13億円減少したことによる。また、類似団体内平均を下回っているのは、平成14年に制定した「千代田区行財政改革に関する基本条例」において、経常収支比率85%程度という数値目標を定め、積極的に行政改革に取り組んでいることによる。
平成29年度は、類似団体内平均を上回っており、対前年度比では1,614円の増となった。類似団体内平均を上回っている主な要因は、類似団体中最も人口が少ないこと及び昼間人口が突出していることによるものである。自治体が提供しているサービスには、窓口開設経費やシステム運営経費などの固定的な経費が発生するが、人口規模が小さいためこの固定費の割合が高くなる。今後も、民間でも実施可能な業務については委託化などにより、人件費削減に努めていく。
類似団体内平均を下回る状況であるが、今後も特別区人事委員会勧告を踏まえながら、引き続き給与水準の適正化に努める。なお、平成29年度数値については前年度数値を引用している。
平成29年度は、類似団体平均を上回っているものの、対前年度比では、0.42ポイントの減となった。千代田区では、平成15年度から平成17年度の新規採用職員の抑制や事務の委託化を推進したことなどにより、平成13年度から16年間で、一般職員数で262名、約19%の職員数を純減した。さらに高齢者人口や年少人口が増加したことにより、対前年度比で減となった。人口千人当たり職員数が、類似団体平均を下回っているのは、類似団体(東京23区)の中で人口が最も少ないことが主な要因として考えられる。
平成29年度は、類似団体内平均を3.7ポイント上回り、対前年度比では0.3ポイントの減となった。数値は、ここ数年0~3ポイント台で推移し、減少傾向にある。千代田区では、平成12年度以降新たに区債を発行しておらず、後年度の財政負担をできる限り軽減できるように努めている。対前年度比で減となった主な要因は、区債の償還が進み公債費が減となったことによるものである。
人件費に係る経常収支比率は、対前年度比で0.3ポイントの減となった。対前年度比で減となった主な要因は、退職手当の減等によるものである。千代田区では、平成14年度に制定した「千代田区行財政改革に関する基本条例」において、人件費比率25%程度という数値目標を定め、行財政改革に取り組んでいる。今後も条例の目標を恒常的に達成できるような財政運営に努めていく。
物件費に係る経常収支比率は、類似団体内平均を2.9ポイント上回っており、対前年度比では、1.2ポイントの増となった。対前年度比で増となった主な要因は、全庁LANシステム経費の増によるものである。今後も、限られた財源を効率的に活用するように努めていく。
扶助費に係る経常収支比率は、類似団体内平均を大きく下回り、対前年度比では0.1ポイントの増となった。対前年度で増となった主な要因は、認可保育所運営補助の増によるものである。今後も、人口の増加に伴う扶助費の増加が見込まれる。
その他に係る経常収支比率は、類似団体内平均を下回り、対前年度比では0.1ポイントの減となった。類似団体内平均を下回っている主な要因は、他団体に比して特別会計等への繰出金の割合が低いためである。しかしながら、特別会計への繰出金は、近年、医療費や給付費の上昇とともに増加傾向にあるため、今後の制度改正等の動向に注視するとともに、給付の適正化及び保険料の収納率向上に努めていく。
補助費等に係る経常収支比率は、類似団体内平均を1.4ポイント上回り、対前年度比では0.2ポイントの増となった。対前年度比で増となった主な要因は、清掃一部事務組合分担金の増によるものである。補助金については、公平性、透明性等の観点から、継続して見直しを進めており、引き続き適正な執行管理に努めていく。
公債費に係る経常収支比率は、類似団体内平均を1.9ポイント下回った。類似団体内平均を下回っている主な要因は、後年度負担を考慮し、平成12年度以降、新規の区債を発行していないことによるものであり、平成34年度までにはすべての区債の償還が完了する見込みである。今後も、継続的な行財政の効率化を行い、過大な後年度負担を発生させないような財政運営に努めていく。
公債費を除いたものに係る経常収支比率は、類似団体内平均を5.7ポイント下回っており、対前年度比では1.1ポイントの増となった。対前年度比で増となった主な要因は、退職手当の増等により人件費へ充当された経常一般財源が増となったことによるものである。今後とも事務事業全般の見直しによる経常的経費の削減に努めていく。
土木費は住民一人当たり124,454円となっており、類似団体を89,848円上回り、対前年度比では57,977円の減となった。対前年度比で減となった主な要因は、(仮称))区営東松下町住宅建設の減である。総務費は住民一人当たり169,978円となっており、類似団体を124,407円上回り、対前年度比では61,766円の減となった。対前年度比で減となった主な要因は、公共用地購入費の減である。
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位3位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位12位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位16位/ 23団体
歳出決算総額は、住民一人当たり828,708円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり179,508円となっており、対前年度比では4,813円の減となった。千代田区では、平成15年度から平成17年度の新規採用職員の抑制や事務の委託化を推進したことなどにより、平成13年度から16年間で、一般職員数で262名、約19%の職員数を純減したものの類似団体平均と比べて高い水準にある。類似団体内平均を上回っている主な要因は、類似団体中最も人口が少ないこと及び昼間人口が突出していることによるものである。住民記録や戸籍、税、国民健康保険等の自治体が提供しているサービスには、窓口開設経費やシステム運営経費などの固定的な経費が発生するが、人口規模が小さいためこの固定費の割合が高くなる。また、昼間人口に対しても行政サービスを提供していく必要があり、単純に類似団体と比較はできない。今後も、民間でも実施可能な業務などについては委託化を進めるなど、人件費に係るコストの低減に努めていく。
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位2位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位3位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位10位/ 23団体
類似団体内順位16位/ 23団体
類似団体内順位13位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
類似団体内順位3位/ 23団体
類似団体内順位1位/ 23団体
財政調整基金は、各年度、実質収支の2分の1相当額以上を積み立てている。実質収支額は、各年度とも黒字となっており、概ね適正な範囲にあると考えている。また、実質単年度収支についても、概ね適正な範囲にあると考えている。今後も適正な実質収支となるよう、適切な財政運営に努めていく。
一般会計の決算は各年度とも黒字であり、標準財政規模比でここ5年では、上限が12.31%、下限が3.28%の間で推移している。また、他の会計についても、全て黒字で推移している。今後も赤字額が発生しないよう、適切な財政運営に努めていく。
千代田区では、平成12年度以降新たな区債を発行していない。今後は、既発債の元利償還が進むことで、実質公債費比率は年々減少していく見込みである。
千代田区では平成12年度以降新たな区債を発行していない。このため、将来負担額である地方債現在高は着実に減少している。一方で、充当可能基金残高は、基金の積み立てにより増加している。そのため、充当可能財源等が将来負担額を上回り、健全な状況となっている。
(増減理由)住宅整備事業等により社会資本等整備基金を6億71百万円取り崩したこと、保育所整備や運営補助事業等に子ども・子育て支援事業基金を3億29百万円を取り崩した一方、住民税の増収等により財政調整基金と社会資本等整備基金に50億53百万円積み立てたこと等により、基金全体としては38億75百万円の増となった。(今後の方針)区有施設・都市基盤整備や子育て支援等に30年度は120億円、31~35年度は447億円取り崩すことを予定している。
(増減理由)住民税等の増収や利子により25億24百万円積み立てた一方、取り崩すことがなかったため、25億24百万円の増となった。(今後の方針)本庁舎等施設建設費として平成32年度までに10億円の取崩を予定している。
(増減理由)増減なし(26年度末に廃止)。(今後の方針)今後も起債の予定がないため、創設する予定はない。
(基金の使途)・社会資本等整備基金:都市基盤、福祉施設、教育施設、その他広く区の社会資本の整備・災害対策基金:災害救助法に規定する災害及びこれに準ずる災害が発生した場合における応急対策並びに避難、支援活動及び復興・高齢者福祉基金:地域包括ケアシステムを構築し、高齢者が住み慣れた地域で、いきいきと安心して暮らし続けられ、活力ある地域社会づくりを推進する事業・環境対策基金:二酸化炭素の削減に寄与する等の地球温暖化対策に資する事業・子ども・子育て支援事業基金:保育需要への対応及び保育の質の向上を図り、子供たちが健やかに育つための環境づくりを実現し、子供を安心して育てることができる環境整備・地域福祉支援基金:区内における地域福祉(増減理由)・社会資本等整備基金:「(仮称)麹町仮住宅の整備」に2億43百万円取り崩すなどで計6億71百万円取り崩した一方、住民税等の増収や利子収入により25億29百万円積み立てたことにより増加・災害対策基金:利子収入4百万円を積み立てたことによる増加・高齢者福祉基金:利子収入5百万円を積み立てた一方、「高齢者総合サポートセンター(総合相談)」に82百万円取り崩したことによる減少・環境対策基金:利子収入4百万円を積み立てた一方、「地球温暖化対策の推進」に51百万円取り崩したことによる減少・子ども・子育て支援事業基金:利子収入3百万円を積み立てた一方、「私立保育所等運営補助」に1億6百万円取り崩したことによる減少(今後の方針)・区有施設整備・都市基盤整備等のため社会資本等整備基金を417億円取り崩すなど、その他特定目的基金全体として平成35年度までに557億円取り崩す予定
道路や橋りょうなどのインフラ資産については、類似団体内平均値を上回る数値となっているものの、区有施設(建物)のうち築20年未満で比較的新しい建物が延床面積全体の4割以上を占めていることなどから、全体としては類似団体内平均値を下回る数値となっている。今後も公共施設等総合管理方針に基づき、既存施設において予防保全型の施設更新を実施していく。
類似団体内順位18位/ 20団体
将来負担比率は、将来負担額が充当可能財源等を下回っているためマイナスとなっている。また、有形固定資産減価償却率についても、施設の計画的な改修・改築により比較的新しい建物が多いことから類似団体平均値を下回る数値となっている。しかしながら、今後、既存施設の更新などに多額の経費が見込まれることから、充当可能基金の確保を図るなど、過大な将来負担が生じないよう、効率的な財政運営に努めていく。
将来負担比率は、将来負担額が充当可能財源等を下回っているためマイナスとなっている。また、実質公債費比率は類似団体の数値と比較して高いものの、平成12年度以降、新たに区債を発行していないため減少傾向にある。今後も、過大な将来負担が生じないよう、効率的な財政運営に努めていく。
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、「道路」、「橋りょう・トンネル」である。「道路」については、有形固定資産減価償却率が類似団体内平均値を上回っているが、これは、供用開始から10年以上経過し、有形固定資産減価償却率が97%以上となっているものが大半となることが原因である。そのため、優先順位を定め、適切な改修・修繕を実施していく。また、「橋りょう・トンネル」については、保有資産数も少なく、1920年~1930年代に架設された資産が過半数を占めており、有形固定資産減価償却率が60%を超えている。今後、「千代田区橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、長寿命化・修繕を実施していく。また、一人当たりの指標については、類似団体内平均値と比べ多くの類型で最も大きくなっている。これは類似団体の中で人口が最も少なく、固定費部分の割合が大きいことによる。なお、【道路】一人当たり延長については、H28:2.181mH29:2.127mの誤りである。
類似団体内順位1位/ 16団体
類似団体内順位3位/ 20団体
類似団体内順位16位/ 20団体
類似団体内順位19位/ 20団体
類似団体内順位19位/ 20団体
類似団体内順位9位/ 19団体
多くの類型において、有形固定資産減価償却率が類似団体内平均値を下回る数値となっている。特に「庁舎」、「保健センター・保健所」については、「庁舎」を平成19年、「保健所」を平成22年に改築したことにより類似団体内平均値を大きく下回っている。一方で、「体育館・プール」は、区内の小学校8校のうち4校が昭和期に建てられたことや、すでに閉校した昭和期の学校体育館を、スポーツ開放のため引き続き利用していることなどから、類似団体内平均値を上回る数値となっている。また、一人当たりの指標については、類似団体内平均値と比べ多くの類型で最も大きくなっている。これは類似団体の中で人口が最も少なく、固定費部分の割合が大きいことによる。
類似団体内順位19位/ 20団体
類似団体内順位3位/ 20団体
類似団体内順位16位/ 20団体
類似団体内順位13位/ 19団体
類似団体内順位2位/ 20団体
類似団体内順位16位/ 16団体
類似団体内順位19位/ 20団体
一般会計等においては、資産総額が前年度末から7,709百万円の増加(+1.4%)となった。金額の変動が大きいものは建物(事業用資産)と基金であり、建物は土地区画整理事業による関連施設の取得等による。基金は事業実施のため取り崩しているものの、積立財源となる繰越金が大きかったこと、区税や交付金が上振れたことによる。これらにより、建物(事業用資産)は2,289百万円(+1.8%)、基金(固定資産)は1,350百万円(+1.9%)の増加、基金(流動資産)は2,524百万円(+6.2%)増加した。
一般会計等においては、経常費用は41,947百万円であり、その内訳は人件費が25.0%(10,476百万円)、物件費等が41.8%(17,534百万円)、移転費用が32.7%(13,701百万円)となっている。今後も人口増加に伴い、社会保障給付費等の移転費用の増が見込まれる。
一般会計等においては、税収等の財源(42,757百万円)が純行政コスト(36,341百万円)を上回ったことから、本年度差額は6,415百万円となり、無償所管換等(3,041百万円)を加え、純資産残高は9,456百万円の増加となった。引き続き、財源確保に努めていく
一般会計等においては、業務活動収支は8,358百万円であったが、投資活動収支については、基金積立金支出や公共施設等整備費支出が多額であったことから、△7,968百万円となった。財務活動収支については、地方債を発行せず償還のみ行ったことから△365百万円となっている。これらのことから、本年度末現金預金残高は前年度から87百万円増加し、4,777百万円となった。
住民一人当たり資産額は、主に一人当たりの土地、建物、基金などが大きいため類似団体平均を上回っている。有形固定資産減価償却率については、計画的に施設改修を行っているため類似団体よりも下回っている。しかし、将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担は大きく、平成28年度末に策定した公共施設等総合管理方針に基づき、予防保全型の施設更新を進めていく。
純資産比率は、平成12年度以降新たな地方債の発行を行っていないため地方債の残高が極めて小さく、類似団体平均を上回っている。
住民一人当たり行政コストは、人口が類似団体の中で最も少なく、固定費割合が高いことや住民一人当たりの補助金等の移転費用の支出が大きいため、類似団体平均を大幅に上回っている。
住民一人当たり負債は、平成12年度以降新たな地方債の発行を行っていないため地方債の残高が極めて小さいものの、人口が類似団体の中で最も少ないため固定費割合が高く、住民一人当たりの退職手当引当金や賞与等引当金が大きいため、類似団体平均を大幅に上回っている。
受益者負担比率は、道路占用料の収入が大きいため類似団体平均を大幅に上回っている。
東京都千代田区の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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