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北海道:向陽ヶ丘病院の経営状況(2023年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

地域において担っている役割

オホーツク第三次医療圏における精神科救急及び急性期医療の病院として、入院後の早期の地域生活への移行や、退院後の訪問看護等による在宅支援、平成26年度に開設した認知症疾患医療センターによる専門医療などにより、圏域における精神科医療の中心的な役割を担っている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率については、患者数の減少により、入院・外来ともに医業収益は減少したが、一般会計からの繰入金の増加により昨年度と比較して上昇しており、類似病院平均値と同程度となっている。一方で、②医業収支比率、③修正医業収支比率及び④病床利用率については、令和4年度以降、長期入院患者の地域移行が進んだことにより低下傾向となっており、類似病院平均値を大きく下回っている。⑤入院患者1人1日当たり収益については、単価が高い注射の使用が増加したことにより上昇した。一方で、類似病院と異なり、施設基準を満たさない等の理由で精神科救急急性期医療入院料などの特定入院料の算定が不可であることから、平均値を下回っている。⑥外来患者1人1日当たり収益については、画像診断や検査を要する患者の割合が少なかったことにより低下しており、類似病院平均値と同程度となっている。⑦職員給与費対医業収益比率については、医業収益が減少したことにより昨年度と比較して上昇しており、類似病院平均値を大きく上回っている。⑧材料費対医業収益比率についても、医業収益が減少したことにより昨年度と比較して上昇しており、類似病院平均値を大きく上回っている。⑨累積欠損金比率については、過去からの純損失が累積していることにより、上昇している。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

➀有形固定資産減価償却率については、平成28年度の病院改築の影響により、類似病院平均値を下回っている。②器械備品減価償却率については、耐用年数が過ぎてからも使用をしていることから、類似病院平均値を上回っており、老朽化が進んでいる。③1床当たり有形固定資産については、機械備品の処分等に伴い減少した。

全体総括

新型コロナウイルス感染症の5類移行後も患者数の回復が見込めないことから、引き続き、診療報酬請求の適正化による医業収益の確保や、圏域内において必要とされる機能の確保に努めながら、効率的な費用の執行が必要となる。また、「2.老朽化の状況について」の指標である①有形固定資産減価償却率や②器械備品減価償却率は上昇傾向にあるため、耐用年数を経過した医療機器等の更新を進めつつ、医業収益の確保を図ることが必要となる。

出典: 経営比較分析表,

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