秋田県大仙市:大曲病院の経営状況(最新・2024年度)
秋田県大仙市が所管する病院事業「大曲病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、大仙・美郷を主な圏域とする全国でも稀な精神科単科の市立病院である。当地域では、高齢化に伴い認知症への医療需要が増加しており、当院では精神疾患を持つ患者の地域生活やその家族を支える医療を確保するため、医療機関相互の連携を行っている。また、医療を必要とする人と医療を結び付けるための医療・福祉・行政のネットワーク形成に積極的に関与し、専門病院としての立場から地域医療の基盤を支えている。
経営の健全性・効率性について
一般会計から普通交付税及び特別交付税の基準内繰入を受け、経常収支はかろうじて黒字を維持しているが医業収支は赤字であり、繰入額も増加し続けている。主な要因は患者減少による医業収益の減少に対し、材料費対医業収益比率は抑えられているものの、職員給与費が大幅に増加しており、職員給与費対医業収益比率では102.2%と類似病院平均を大幅に上回り経営を圧迫している。もう一つの要因は、患者1人1日当たりの収益額の低さであり、病床利用率は、類似病院平均を上回ってはいるが、収益は、入院が61.7%、外来が60.5%というのが現状である。精神科単科の病院である当院においては、いかに診療報酬を増やすかが大きな課題ではあるが、圏域の人口減少により入院及び外来患者は減少傾向が続いていくと考えられ、今後ますます経営が難しくなることが予想され厳しい現状に直面している。
老朽化の状況について
平成8年12月の設置から28年以上が経過し、有形固定資産減価償却費率や器械備品減価償却率など平均を大きく上回り施設の老朽化が顕著となっている。令和3年度から4年度の2か年計画で空調設備改修工事を、また令和5年度は火災報知設備の更新及び屋上の防水シート張替え工事を行った。大規模改修工事は一旦終了かと思われたが、令和9年末までに蛍光灯の製造・輸出入が終了されることから、病院内の照明のLED化を令和7年度に実施した。大規模改修については、病院経営に及ぼす影響が大きいことから、今後は次期経営強化プランにおける改築等の計画に併せて検討していく。
全体総括
病院の経営状況は、地域移行促進や入院患者数減少に伴い、入院稼働率は低下し、さらに職員の高齢化による人件費の高騰も重なり厳しいものとなっているが、精神科単科の公立病院として良質な精神医療提供体制を確保するため、定期的に地域の介護施設や関係機関との認知症関連の勉強会や連絡会議の開催、大仙市の福祉事業である認知症初期集中支援推進事業へ参画、地域の中核病院への診療応援継続など、各関係機関との連携に努め、また訪問看護などのアウトリーチ事業にも力を入れていく。経営強化プランでは医業収益の増加を目標とし、新規患者診療枠の拡大による診療待機日数削減や可能な施設基準取得に取り組み、退院支援により在院日数の短縮などによる効率のよい収益構造を目指し、公立の精神科の単科病院として地域住民の皆様のこころの健康と福祉に貢献し、地域生活の基盤を支える、地域になくてはならない病院を目指していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
大曲病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大仙市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。