経営の健全性・効率性について
経営状況については、平成14年度以降毎年経常利益が発生し、経営状況は健全であると認められる。他市町に比べると財政状況も良い。
老朽化の状況について
本町の公共下水道事業は、昭和50年より供用開始し、現時点で耐用年数を過ぎた管渠はないものの40年を経過していることから管渠等の老朽化が進んでおり、今後再整備や修繕等に多額の費用も考えられる。このため平成25年度より長寿命化の調査に着手している。
全体総括
今後は、住民の節水意識の向上や節水機器の普及により使用水量が減少傾向になることが予測され、使用料収入の増加は見込めないと考えられる。さらに管渠の更新時期を迎え、今後、経営状況は厳しさを増すことが予想される。良好な経営状況を維持するためにもストックマネジメントを基に計画的な更新を行い、更新費用の削減・平準化を図る。