池田市:特定環境保全公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

収益性については、令和元年度は下水処理費の増加により若干低下したものの、①経常収支比率は100%を上回っている状態が続き、⑤経費回収率も類似団体平均値を上回っている。また、⑥汚水処理原価は類似団体平均値を大きく下回っている。④企業債残高対事業規模比率は、平成26~令和元年度を通して、類似団体平均値を大きく下回っている。財政状態について、③流動比率は、100%を上回っていることから1年以内に支払うべき債務に対して支払うことが出来る現金等を十分に保有している状況であると言える。また、⑧水洗化率は、97.93%であり、概ね100%を達成している。このように類似団体と比較して、概ね数値が良好なのは、流域下水道の処理費用が安価なこと、平成26年1月に下水道使用料の改定(平均改定率20.5%)を行ったことが要因と考えられる。※施設利用率に数値が記載されていない理由は、単体で終末処理場を保有せず、すべての処理を流域下水道で行っているためである。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は平成26年度のみなし償却制度の廃止以降、微増傾向である。類似団体平均値と比べ高くなっているが、これは下水道の早期整備により、法定耐用年数に近い資産が増加しているためである。②管渠老朽化率が0%となっているのは、供用開始年度が昭和54年度で、法定耐用年数を経過した管渠は存在しないことによる。なお、本年度は管渠の修繕工事を行ったことにより、③管渠改善率の0.12%を計上している。

全体総括

経常収支比率は100%を上回っている状態が続いており、経費回収率も類似団体平均値を大きく上回っている。また、流域下水道で汚水処理を行っていることにより、汚水処理原価は類似団体平均値を大きく下回っていることから、投資の効率化が十分に図られていると言える。今後は、平成29年度に策定した経営戦略に基づき、将来を見据えた効率的な事業運営を行っていく。

類似団体【D1】

釧路市 網走市 伊達市 七飯町 京極町 当麻町 比布町 上川町 和寒町 津別町 士幌町 別海町 標津町 仙台市 蔵王町 大潟村 鶴岡市 大蔵村 つくば市 かすみがうら市 神栖市 宇都宮市 日光市 前橋市 高崎市 沼田市 吉岡町 中之条町 みなかみ町 玉村町 富士見市 我孫子市 酒々井町 長岡市 村上市 糸魚川市 妙高市 魚沼市 南魚沼市 弥彦村 田上町 富山市 魚津市 滑川市 黒部市 白山市 永平寺町 越前町 北杜市 小菅村 丹波山村 松本市 上田市 茅野市 原村 高山市 可児市 浜松市 沼津市 磐田市 伊豆市 函南町 豊橋市 知多市 近江八幡市 草津市 舞鶴市 池田市 豊能町 赤穂市 香美町 奈良市 大和郡山市 天理市 桜井市 生駒市 川西町 三宅町 田原本町 広陵町 河合町 倉吉市 三朝町 北栄町 大山町 松江市 出雲市 今治市 筑紫野市 雲仙市 長与町 氷川町