経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率、企業債残高対事業規模比率『収益的収支比率』は起債の償還が減少であることからH24~H26で増加しています。『企業債残高対事業規模比率』についてはH23より0%となっています。●経費回収率100%には達していませんが類似団体平均値を上回っています。しかし一般会計からの繰入金に依存している現状です、今後は料金改定等による使用料収入の増を図ります。●汚水処理原価類似団体平均より低くなっていますが今後も経費削減に努めていきます。●施設利用率過去5年間、類似団体平均値を下回っています。今後も適切に処理場の整備に努めていきます。●水洗化率類似団体平均値を上回っていますが人口減少による水洗化人口減少でH25からH26では減少しています。
老朽化の状況について
管渠の更新時期はまだであるが、今後資産整理を行い長寿命化計画を策定し計画的な更新を図ります。
全体総括
経営状況は、安定しているが、一般会計からの繰入金に依存しています。また当市の人口は、近年減少傾向が続いており、また、節水型設備の普及により、処理水量は減少傾向であるため、施設利用率等、課題となっている。管路の更新は、管渠の改築等の必要性を把握し、計画的な更新を検討する必要がある。