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地方公営企業の一覧
公共下水道
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2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2020年度)
財政力
財政力指数の分析欄
基準財政収入額は、地方消費税交付金や法人事業税交付金、固定資産税の増の影響などにより、全体で3.7%の増額となった。基準財政需要額は、社会福祉費や生活保護費といった厚生費の増の影響などにより、全体で5.0%の増額となった。この結果、基準財政収入額、基準財政需要額ともに増額となっているものの、基準財政需要額の増額幅の方が大きかったことから、令和2年度の財政力指数(単年度)は前年度より0.01ポイント減の0.96となり、3か年平均については前年度と同率の0.97となった。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
歳入面(分母)は、大手法人の業績の伸び悩み及び法人税割の税率引き下げによる法人市民税の減や教育・保育無償化特例分の終了による地方特例交付金の減があったものの、暦日要因による地方消費税交付金の増や臨時財政対策債の増等があったため、昨年度比1.6%増となった。歳出面(分子)は、物件費が増となったものの、扶助費や公債費が減となったため、昨年度比1.3%の減となった。歳出面(分子)が減となったのに対し、歳入面(分母)が増となったため、経常収支比率は前年度比2.7%減の91.0%となった。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費について、令和2年度は会計年度任用職員制度へ移行したことなどから、前年度と比較して増となった。また、物件費についてはタブレットPC端末の購入や地域消費活性化事業、新型コロナウイルスワクチン接種事業、特別定額給付金給付事業の実施などによる物件費の増などにより、決算額は前年度と比較して大きく増となった。物件費の増の影響が大きかったことにより、令和2年度においては、人口1人当たり人件費・物件費等の決算額は前年度と比較して、対前年度比で10,115円の増となった。人件費については、退職者数の増減の幅が給与総額に与える影響が大きく、物件費についても原材料費の高騰、経常的な委託費の増など増加傾向が続くと考えられることから、引き続き経費の削減に努めたい。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
職員構成の変動により、前年度から1.3ポイント増の101.0ポイントとなった。東京都や都下他団体の動向も踏まえながら、引き続き給与の適正化に努めていく。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
従前から、適正配置を基本として、組織の統廃合を行うことや、再任用職員や会計年度任用職員の活用・民間委託化等を積極的に進め、退職者の不補充や配置の見直しなどにより、定員の適正化に努めている。今後についても、限られた人的資源の有効活用の推進に向けた計画的な定員管理を行っていくことに努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
元金償還額の大きい借り入れの償還が令和元年度に終了したことによる公債費の減などにより分子が減少したものの、標準税収入額等と臨時財政対策債発行可能額が増により分母が増加したことから、令和2年度(単年度)の実質公債費比率は令和元年度と同水準の2.2ポイントとなり、3か年平均では前年度より0.3ポイント増の2.0ポイントとなった。公債費については、老朽化する公共施設等の大規模改修や都市計画事業の実施、再開発事業や公共施設マネジメントの推進などに伴い、市債の借入額は増加する見込みであることから、それに伴い増加に転じる見込みである。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
令和2年度においては、公営企業債等繰入見込額や債務負担行為に基づく支出予定額などが増加しているため、将来負担額は増加している。一方、将来負担額から差し引く充当可能財源等も都市計画税の増などにより増加している。充当可能財源等が将来負担額に比べ大きく、マイナスとなっているため、令和2年度においても将来負担比率は算定されていない。今後の市債については、将来世代の重い負担にならないよう市債残高を適切に管理しつつ、必要な事業に対しては市債を積極的に活用していく。債務の抑制に努めるとともに、余剰財源等を活用した基金現在高の確保に努めることにより健全な財政運営を図っていく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は、前年度より0.8ポイント改善した。主な要因としては、分子である経常経費充当一般財源等が退職金の減などにより減少した一方、分母である経常一般財源が増加したためである。他団体との比較では、全国平均からは5.0ポイント、東京都平均からは1.3ポイント下回る低い水準にあるほか、類似団体内順位も低い水準に位置している。これらは、人口千人当たり職員数を低い水準に保つなど、経常経費を抑制していることが主な要因と考えられる。今後も引き続き、東京都や都内他団体の動向も踏まえながら、直営事業の業務委託化を進めるなど、人件費の適正管理を行い、抑制に努めていく。
物件費
物件費の分析欄
物件費は指定管理の導入や原材料費の高騰などにより、経費として前年度より増となったことで、対前年度比で0.3%増の19.0%となった。今後も増加傾向が続くことが見込まれることから、引き続き経費の削減に努めていく必要がある。
扶助費
扶助費の分析欄
生活保護費や保育実施委託費の減などにより、分子となる扶助費対象額は前年度比で5.9%の減となった。それに加え、地方消費税交付金や地方交付税、臨時財政対策債の増などにより経常収支比率の分母が増加したため、扶助費に係る経常収支比率は1.2ポイント改善となった。令和2年度では、扶助費一般財源負担額はいったん減となったが、例年扶助費は微増傾向であるため、今後も社会保障制度の充実に伴い、増加が見込まれる。
その他
その他の分析欄
令和元年度より修繕箇所が少なく、維持補修費が小さくなる一方、分母となる財源が増となったため、その他の経常収支比率は、わずかに改善することとなった。しかしながら、繰出金については高齢化に伴い増傾向であるため、今後、その他の経常収支比率の悪化が懸念される。
補助費等
補助費等の分析欄
分子においては、下水道事業会計繰出金等の微減はあったものの、ほぼ前年度と横ばいであったが、交付税等の増により経常収支比率の分母が増加したため、補助費等に係る経常収支比率は0.3ポイント改善となった。補助費等にかかる経常収支比率が類似団体を大きく上回っているのは、常備消防の東京都事務の東京都負担金、ごみ処理等に係る一部事務組合への負担金、病院への補助が多額になっているためである。今後、一部事務組合への負担金は、焼却施設の更新工事などが進められるなかで、増が予想される。また、病院についても動向を注視する必要がある。
公債費
公債費の分析欄
元金償還額の大きい借り入れの償還が令和元年度に終了したことによる公債費の減などにより分子が減少したことに加え、地方消費税交付金や地方交付税、臨時財政対策債の増などにより分母が増加したことにより、公債費に係る経常収支比率は前年度より0.6ポイント好転し、9.1%となった。公債費については、今後は、老朽化する公共施設等の大規模改修や都市計画事業の実施、再開発事業や公共施設マネジメントの推進などに伴い、市債の借入額は増加する見込みであることから、それに伴い増加に転じる見込みである。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外の数値としては2.1ポイント改善したが、これは経常収支比率が全体として2.7ポイント改善したことの大部分を占めている。各性質ごとの経常収支比率分析と重複するが、分母となる経常一般財源において地方消費税や地方交付税の伸びにより増となったことで、数値が改善する結果となった。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
総務費は、特別定額給付金の実施により前年度比増となり、住民一人当たり136,757円、類似団体内20/32位となった。民生費は、国民健康保険事業特別会計繰出金が減となったものの、障害者自立支援給付費や民間保育園運営費等の増により前年度比増となり、住民一人当たり181,101円、類似団体内12/32位となった。障害者自立支援給付費や民間保育園運営費等は、義務的経費であることから経常収支比率の悪化を招くなど財政の硬直化にもつながるため、提供サービスの選択等について検討していく必要がある。衛生費は、昭和病院企業団や小平・村山・大和衛生組合への負担金等の増により前年度比増となり、住民一人当たり30,921円、類似団体内12/32位となった。商工費は、地域消費活性化事業等の実施により前年度比増となっており、住民一人当たり4,671円、類似団体内26/32位となった。教育費は、花小金井南中学校地域開放型体育館新築工事やGIGAスクール構想用PC購入及びネットワーク整備等により前年度比増となっており、住民一人当たり48,027円、類似団体内16/32位となった。公債費は、元金償還額の大きい借入の償還が令和元年度に終了したことにより前年比減となっており、住民一人当たり17,098円、類似団体内27/32位となった。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
人件費は、会計年度任用職員制度の開始により前年度比増となり、類似団体内28/32位となった。扶助費は、障害者自立支援給付費等の増により前年度比増となり、類似団体内11/32位となった。公債費は、元金償還額の大きい借入の償還が令和元年度に終了したことにより前年度比減となり、類似団体内27/32位となった。これらの経費は、義務的経費であり、経常収支比率の悪化を招くなど財政の硬直化にもつながるため、提供サービスの選択等について検討していく必要がある。補助費等は、特別定額給付金により前年度比増となり、類似団体内6/32位となった。物件費は、GIGAスクール構想用のPC購入や地域消費活性化事業等により前年度比増となり、類似団体内12/32位となった。普通建設事業費は、花小金井南中学校地域開放型体育館新築工事等により前年度比増となり、類似団体内28/32位となった。今後も、駅前再開発事業などの都市計画事業の実施により多くの費用が見込まれることから、基金残高の確保に努めるなど、財政需要に備えた財政運営が求められる。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄財政調整基金は、前年度と比較し地方税等が8.1億円と大きく減少したことなどから、取崩額を増額したことで、0.53ポイント減となった。実質収支が2.5ポイント増となったのは、歳入が対前年度比27.4%の増に対し、歳出の対前年度比が27.0%の増だったことによる。実質単年度収支が2.51ポイント増となったのは、実質単年度収支が対前年度9.3億円増加したためである。これは、単年度収支が対前年度比8.8億円の増となったことと、財政調整基金について積立額10.7億円に対して取崩額11.3億円となったことなどが要因である。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄小平市は、一般会計、特別会計及び下水道事業会計全てにおいて、実質収支額(歳入―歳出)がプラスであるため、黒字額となる。一般会計は、標準財政規模(分母)の増加率以上に実質収支額(分子)が増加したため、前年度比2.5ポイント増加した。下水道事業会計は、標準財政規模(分母)の増加率以上に実質収支額(分子)が増加したため、前年度比1.43ポイント増加した。介護保険事業特別会計は、標準財政規模(分母)の増加率以上に実質収支額(分子)が増加したため、前年度比0.56ポイント増加した。国民健康保険事業特別会計は、標準財政規模(分母)の増加率以上に実質収支額(分子)が増加したため、前年度比0.27ポイント増加した。後期高齢者医療特別会計は、実質収支額(分子)、標準財政規模の増加率が同水準であったため変化しなかった。算定数値が黒字のため、連結実質赤字比率表は算出されないが、13.68ポイントとなり、前年度より4.75ポイント増加した。これは、標準財政規模(分母)の増加率以上に実質収支額(分子)が増加したことによる。
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実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄分子は、「元利償還金」等の減以上に、「算入公債費等」が減少したため増加した。元利償還金の減少は、平成21年に借り入れた臨時財政対策債、平成16年度に借り入れた臨時財政対策債など、元金償還額の大きい借り入れの償還が、令和元年度で償還が終了したことが主な要因である。算入公債費等の減少は、災害復旧費等に係る基準財政需要額の減少や都市計画事業関連の地方債償還が進んだことにより都市計画税充当可能額が減少したことが主な要因である。
分析欄:減債基金該当なし
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将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄一般会計等に係る地方債の現在高は、市税の減などにより、臨時財政対策債の借入が増えたため、16年ぶりに市債残高が増加に転じた。下水道事業会計の元金残高に対する一般会計からの繰入見込額の増により公営企業債等繰入見込額が増加したこと、土地開発公社の公共用地先行取得がさらに増加したことにより債務負担行為に基づく支出予定額が増加したことなどにより、将来負担額の総額は増加している。基準財政需要額算入見込額が減となったが、充当可能特定歳入である都市計画税が増加したことなどにより、充当可能財源等も増加している。将来負担額の増額より差し引く充当可能財源等の増額の方が小さいため、分子は増加している。
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基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)都市計画税の充当余剰額を積み増ししたほか、基金全体としては、2億7千万円の増となった。(今後の方針)社会保障と税の一体改革による影響や公共施設の老朽化などに備えるため、財政調整基金や公共施設整備基金などの残高確保が重要となることから、基金残高が枯渇することがないよう活用していく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)補正予算において前年度繰越金を財政調整基金の積立に回すことで回復を図ったが、積立額が10億7千万円であるのに対し、繰入額が11億3千万円であったため、財政調整基金の残高が減少した。(今後の方針)目標額を望ましい水準として35億円(平成28年度標準財政規模の10%)としているが、厳しい財政状況が続いていることもあり、積立目標額を下回っている。今後の経済状況の変動等による財源不足の補填、災害等に対応するための財源を確保するとともに、基礎的な市民サービスを維持するためにも基金残高が枯渇することがないよう活用していく。
減債基金
減債基金
(増減理由)増減なし(今後の方針)将来、住民参加型市場公募債を発行した際の償還に備えるため、平成18年度から20年度までは各年5千万円、平成21年度は80万円、平成22年度に5千万円を積み立てていたが、平成30年度は一般財源の不足を補うため、1億円を繰り入れた。現時点では住民参加型市場公募債を発行する見込みがないため、当面は積み立てはしない。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)小平市都市計画事業基金:土地区画整理事業の推進を図るために積み立てられる基金小平市公共施設整備基金:公共施設の整備・改修のために積み立てられる基金小平市職員退職手当基金:小平市職員退職手当の資金に充当するために積み立てられる基金小平市ごみ減量・リサイクル推進基金:ごみ減量とリサイクルを推進し、もって環境保全を図るための資金に充てるために積み立てられる基金小平市緑化基金:緑化の推進を図る事業の財源とするために積み立てられる基金(増減理由)小平市都市計画事業基金:都市計画税を道路新設改良事業等の都市計画事業に充当した一方、都市計画税充当余剰額が生じたため、8億円を積み立てた。(今後の方針)小平市公共施設整備基金:公共施設の老朽化に伴う維持補修工事や更新工事の実施など、多額の負担が見込まれる特定の財政支出に備えるため、一定を確保していく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和2年度の有形固定資産減価償却率は68.9%と類似団体内平均61.0%と比較し高い数値となっている。これは、有形固定資産の老朽化が進んでおり、更新時期の近い施設が多くなっているためである。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
令和2年度の債務償還比率は290.5%と類似団体内平均値520.3%と比較し、低い数値となっているが、今後、老朽化する公共施設等の大規模改修、都市計画事業や再開発事業の実施、公共施設マネジメントの推進などに伴い、債務償還比率は増加する見込みである。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は、マイナスのため「-」表記となる。有形固定資産減価償却率は、61.0%と類似団体内平均値と比較し高い数値となっているが、これは、有形固定資産の老朽化が進んでおり、更新時期の近い施設が多くなっているためである。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は、マイナスのため「-」表記となる。実質公債費比率は、3か年平均で表されるため、令和2年度は元年度と比べ0.3ポイント増加しているが、単年度で見ると令和2年度と元年度での変動はない(2.2%)。また、健全化団体等への移行基準である25.0%を大きく下回っているほか、類似団体内平均値と比べても低い数値である。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
・学校施設は、老朽化が進み更新時期が近い施設が多いため、類似団体内平均値と比較して有形固定資産減価償却率の数値が高くなっている。・児童館は、市内に3か所しかなく、いずれも平成13年以降の建築と比較的新しい施設のため、類似団体内平均値と比較して有形固定資産減価償却率の数値が低くなっている。・施設の老朽化等については、小平市公共施設等総合管理計画の中で適正に管理していく。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
・庁舎は、昭和56年に建築後、老朽化が進んでいることから類似団体内平均値と比較して有形固定資産減価償却率の数値が高くなっている。・消防施設は、9分団ある消防団の詰所等で、いずれも昭和63年以降の建築と比較的新しい施設のため、類似団体内平均値と比較して有形固定資産減価償却率の数値が低くなっている。・施設の老朽化等については、小平市公共施設等総合管理計画の中で適正に管理していく。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等の資産総額は2,303億2千5百万円であり、前年度比で18億3千9百万円の増となった。主な要因として、現金預金の年度末残高が35億9千万円と前年度比で13億2千9百万円の増となったことが挙げられる。これは、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫支出金・都支出金が増加したことにより歳入が前年度比で約250億円増えたことによるものである。また、有形固定資産についても前年度比で2億1千6百万円増加しており、依然として資産総額中の有形固定資産割合が92.1%と高い状態にある。これらの資産は、将来の維持管理や更新等の支出を伴うものであることから、公共施設等の管理に努めていく必要がある。一般会計等の負債総額は320億2千7百万円であり、前年度比で1億2千8百万円の増となった。負債増加額のうち最も金額が大きいのは、地方債であり、前年度比で1億5千8百万円の増となっている。連結の資産総額は3,019億5百万円であり、前年度比で33億8千万円の増となった。また負債総額は773億4千8百万円であり、前年度比で1億6千9百万円の増となった。
2.行政コストの状況
一般会計等の経常費用は840億9千5百万円となった。そのうち、人件費や物件費等の業務費用は263億5千2百万円、補助費や社会保障給付費等の移転費用は577億4千3百万円であり、移転費用の方が業務費用よりも大きい。また、最も金額が大きいのは補助金等で、前年度比209億5千9百万円増の285億1千4百万円となった。これは、特別定額給付金の支給や新型コロナウイルス感染症の影響による事業者支援等を行ったことによるものである。2番目に大きいのは、社会保障給付費であり、前年度比4億4千9百万円増の219億5千3百万円となった。以上のことから、純行政コストは、前年度比232億5百万円増の822億5千8百万円となった。行政コストの約70.0%を占める移転費用については、今後も高齢化の進展や保育需要の高まり、新型コロナウイルス感染症の影響等により、増加傾向が続くことが見込まれる。連結では、連結対象企業等の事業収益が計上されることから、経常収益が134億7千2百万円となる一方、各連結団体の人件費等が計上されることから経常費用が1,403億2千万円となるため、純行政コストは1,270億1百万円となった。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、財源838億7千9百万円が純行政コスト822億5千8百万円を上回ったことから、本年度差額は16億2千1百万円と前年度比で14億円の増となった。また、純資産残高は1,982億9千8百万円であり、前年度比で17億1千1百万円の増となった。これは、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫支出金都支出金が大幅に増加したため、国県等補助金が前年度比245億7千9百万円増の460億3千万円となったことが要因である。連結では、後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれていることから、一般会計等と比べると財源が459億9百万円多くなっており、また、本年度差額は11億6千6百万円多くなっている。そのため、純資産残高は、2,245億5千7百万円となった。
4.資金収支の状況
一般会計等の業務活動収支は、前年度比3億4千3百万円増の18億5千2百万円となった。これは、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫支出金・都支出金が大幅に増加したことによるものである。投資活動収支は、前年度比2億6百万円減の△6億2千6百万円となった。これは、花小金井南中学校地域開放型体育館新設工事等により公共施設等整備費支出が大幅に増加したことによるものである。財務活動収支は前年度比で10億4千4百万円増の9千4百万円とプラスに転じた。これは、本年度について、地方債発行収入が地方債償還支出を上回ったためである。以上から、本年度末資金残高は、前年度比13億2千万円増の34億5千4百万円となった。連結の業務活動収支は、前年度比44億7千9百万円増の49億5千9百万円となった。これは、昭和病院企業団の入院・外来収益等が業務収入に含まれているもののほか、令和元年度に小平市土地開発公社が公有地取得を行ったことにより業務活動収支を一時的に圧迫したことによるものである。投資活動収支は、前年度比15億1千7百万円増の△13億1千5百万円となった。財務活動収支は、前年度比13億6百万円減の4億4千4百万円となった。これについても、令和元年度に小平市土地開発公社が公有地取得に係る借入を行ったことにより、一時的に収入を増やしたものである。以上から、本年度末資金残高は、前年度比45億5千1百万円増の99億8千4百万円となった。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
【住民一人当たり資産額】類似団体平均値を下回っているが、これは、施設の老朽化が進んでいることにより、減価償却累計額が大きくなっていることなどが要因として考えられる。【歳入額対資産比率】類似団体平均値を下回っているが、これは、類似団体に比べ資産合計額が少ないことが要因と考えられる。【有形固定資産減価償却率】更新時期の近い施設が多くなっていることなどから、類似団体内平均値より高い水準となっている。2.資産と負債の比率【純資産比率】税収等の財源が純行政コストを上回ったことから、期首純資産残高に対し純資産が増加したことにより、類似団体平均値より高い水準にある。【将来世代負担比率】類似団体平均値より低い水準にあるが、前年比で微増した。これは、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことが要因であるため、今後も、債務の適正な管理に努めていく必要がある。3.行政コストの状況【住民一人当たり行政コスト】前年度より大幅な増となっているが、これは新型コロナウイルス感染症の影響によるものである。また、今後も高齢化の進展や保育需要の高まり、新型コロナウイルス感染症の影響等により、高い水準を推移するものと見込んでいる。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回っているが、本年度は、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことにより地方債残高が増加したため、今後、債務の適正な管理に努めていく必要がある。【基礎的財政収支】基金取崩収入及び基金積立金支出を除いた投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、15億9千9百万円となっている。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっていることから、今後、経常収益の増加を図ることで純行政コストの圧縮に努める。
2.資産と負債の比率
【純資産比率】税収等の財源が純行政コストを上回ったことから、期首純資産残高に対し純資産が増加したことにより、類似団体平均値より高い水準にある。【将来世代負担比率】類似団体平均値より低い水準にあるが、前年比で微増した。これは、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことが要因であるため、今後も、債務の適正な管理に努めていく必要がある。3.行政コストの状況【住民一人当たり行政コスト】前年度より大幅な増となっているが、これは新型コロナウイルス感染症の影響によるものである。また、今後も高齢化の進展や保育需要の高まり、新型コロナウイルス感染症の影響等により、高い水準を推移するものと見込んでいる。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回っているが、本年度は、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことにより地方債残高が増加したため、今後、債務の適正な管理に努めていく必要がある。【基礎的財政収支】基金取崩収入及び基金積立金支出を除いた投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、15億9千9百万円となっている。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっていることから、今後、経常収益の増加を図ることで純行政コストの圧縮に努める。
3.行政コストの状況
【住民一人当たり行政コスト】前年度より大幅な増となっているが、これは新型コロナウイルス感染症の影響によるものである。また、今後も高齢化の進展や保育需要の高まり、新型コロナウイルス感染症の影響等により、高い水準を推移するものと見込んでいる。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回っているが、本年度は、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことにより地方債残高が増加したため、今後、債務の適正な管理に努めていく必要がある。【基礎的財政収支】基金取崩収入及び基金積立金支出を除いた投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、15億9千9百万円となっている。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっていることから、今後、経常収益の増加を図ることで純行政コストの圧縮に努める。
4.負債の状況
【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回っているが、本年度は、地方債償還支出を地方債発行収入が上回ったことにより地方債残高が増加したため、今後、債務の適正な管理に努めていく必要がある。【基礎的財政収支】基金取崩収入及び基金積立金支出を除いた投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、15億9千9百万円となっている。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっていることから、今後、経常収益の増加を図ることで純行政コストの圧縮に努める。
5.受益者負担の状況
【受益者負担比率】類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっていることから、今後、経常収益の増加を図ることで純行政コストの圧縮に努める。
類似団体【Ⅳ-3】
釧路市
苫小牧市
上尾市
新座市
久喜市
市川市
松戸市
野田市
佐倉市
習志野市
流山市
八千代市
浦安市
立川市
武蔵野市
府中市
町田市
小平市
日野市
東村山市
西東京市
鎌倉市
藤沢市
秦野市
津市
宇治市
和泉市
伊丹市
川西市
宇部市
山口市
徳島市