羽後町:特定環境保全公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

特定環境委保全公共下水道は現在も管渠整備を実施中であり、財源の約半分が国からの交付金と残りの半分を企業債で賄っており、面整備を平成31年度概成させることを目標としています。公共下水道の維持管理費と企業債の返済などの費用と下水道使用料を比較する「収益的収支比率」が25%増加し、「経費回収率」は30%ほど類似団体平均値を上回っています。経済的に困難であることや高齢者世帯では今の生活環境に不便を感じていないなどの理由から水洗化率が52%と低いレベルとなっています。今後も下水道施設の効率的運用に努めていきますが、維持管理費が増加することが見込まれるため、現行料金単価の実態を精査し1割以上の使用料引き上げや効率的な施設統廃合を目指していきます。

老朽化の状況について

平成16年3月に供用開始した特定環境保全公共下水道の処理施設「西馬音内浄化センター」も稼働から13年を経過し、主要施設の主機材のオーバーホール、修繕費が今後の維持管理費を大きく圧迫しています。対策として今後策定予定の長寿命化計画に基づき機械・電気設備を中心に耐用年数を重視しながら計画的修繕・更新計画を立案します。ただし今後整備に係る起債の償還金が年々増加するため、一般会計からの繰入金が現在より極端に増額とならない様、綿密な長期財源計画と照査する必要があります。

全体総括

下水道の水洗化率を向上するため整備構想の見直しを図り、誘致企業を取込みつつも過大な建設投資を回避することにより将来の資本費の削減を図っていきます。また、人口減少により、施設の稼働率低下・使用料の増収が見込めない現状を考慮し、機械設備修繕等への汎用部品の採用、資材・薬品等の仕入れに関して、事業担当者・維持管理業者が連携して創意工夫をし、経常経費全体の削減に努めていきます。

類似団体【D3】

函館市 美唄市 石狩市 森町 留寿都村 共和町 泊村 長沼町 新十津川町 苫前町 遠軽町 標茶町 弟子屈町 つがる市 外ヶ浜町 深浦町 大間町 佐井村 二戸市 八幡平市 西和賀町 住田町 田野畑村 軽米町 五城目町 羽後町 長井市 二本松市 二本松市 湯川村 柳津町 金山町 会津美里町 浅川町 常陸太田市 小美玉市 八千代町 鹿沼市 長野原町 横瀬町 神川町 上里町 芝山町 檜原村 新島村 阿賀野市 珠洲市 大月市 上野原市 小諸市 瑞穂市 輪之内町 揖斐川町 伊東市 菊川市 小牧市 弥富市 多気町 大台町 茨木市 市川町 福崎町 上郡町 安堵町 高取町 吉野町 御坊市 大田市 江津市 吉賀町 西ノ島町 笠岡市 井原市 総社市 新庄村 鏡野町 奈義町 久米南町 竹原市 大崎上島町 世羅町 山口市 萩市 徳島市 吉野川市 美馬市 板野町 つるぎ町 東みよし町 八幡浜市 伊方町 土佐町 梼原町 久留米市 太宰府市 宮若市 那珂川町 久山町 築上町 みやき町 玄海町 白石町 西海市 南島原市 小値賀町 宇城市 和水町 南小国町 益城町 豊後高田市 小林市 木城町 大宜味村